詩のようなもの(Like Poem)

2014年1月 1日 (水)

2014年 とれたてのお日様・・・東京・尾久車両センターからの初日の出

新年あけましておめでとうございます。

 

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雲一つない東京の空に、今年初めてのお日様が登場しました。

少し恥ずかしそうな感じ・・・

 

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そのお日様は、やがて堂々とした姿になり、鉄路たちを照らして・・・

 

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その鉄路は、輝ける私たちの未来へ、どこまでも伸びているように見えました。

 

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皆さのご多幸をお祈りしつつ、本年もよろしくお願いいたします。 

 

 

 

2014 11日  キハ58

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2013年5月15日 (水)

そういえば未紹介・・・東京ステーションギャラリー らせん階段とドーム中段からの駅舎内風景に時を感じる

熱海へ向かう途中の乗換駅・東京・・・大事な施設を未紹介でした。

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美術室部分以外は写真撮影できる館内では、赤レンガの壁を有する

らせん階段や・・・

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ドーム中段の回廊から、改札を含む駅舎内風景を記念に残すことができます。

丸の内北口改札を出ると・・・

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有名な復元ドームが迎えてくれます。

その改札の北側に・・・

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駅舎復元とともに復活した美術館・東京ステーションギャラリーがあります。

今週末までは、墨東奇談の挿絵などで有名な木村荘八展。

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まずは、写真ここまでです。

無料のロッカーに荷物を入れて、エレベーターで3階へ上がり、3階、2階の

展示室を経て1階へ降りてくるルートで鑑賞するスタイルです。

今回の木村荘八による昭和初期からの日本の日常風景画は、東京の下町風俗を

情緒深く表現していて、そのイメージが情感豊かに伝わってきました。

そして、その展示室を出ると・・・

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なにやら、シャンデリアが。

進んでいくと・・・

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丸いステンドグラスをバックに旧ギャラリーのシャンデリアが飾られています。

八角形のらせん階段を下りていき・・・

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見上げると・・・

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更に下りながら、レンガに刻まれた歴史を感じつつ・・・

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見上げると・・・

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逆に見下ろすと、時間の波をさかのぼるような錯覚が・・・

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その1階に降りて見上げると・・・

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たった数分のことですが、そこには時の渦があったような気がします。

途中、2階部の回廊へ出ることができ・・・

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ドーム部の駅構内を見下ろすことができ・・・

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ちなみに、回廊の全容はこのような感じです。

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回廊には・・・

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東京駅の歴史を紹介するパネルもありました。

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そんな回廊で見入ったのは・・・

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この改札口の光景・・・

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多くの人生があわただしく行きかっています。

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しかし、瞬く間に、その時間は過去になっていきました。

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過去の美術に接したこの地から、そういった時間というものの不思議な存在を

感じました。(終)

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2012年12月16日 (日)

数百年の時を越えて・色づく小石川後楽園③・・・和をもって尊く色づいた木々たち

 紅だけでは単調、黄だけではインパクト不足、緑だけでは紅葉にならない。

晩秋の木々の美しさは、これらの調和があってのこと。1+1+1=3でなく100くらいになる。一週間前に観た今年最後のいわゆる紅葉の美しさを写真で振り返ったとき、そういう思いが全身を包んでいました。

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 澄み切った青空を背景に、命の源泉である水を前景に、様々な色の木々が、いろいろな形の石が、そして人口の建造物が、1つの構図の中に納まりました。この調和の美しさがあってこそ、この庭園がこうして生き続けてきた、そして生き続けさせたいと人の気持ちを動かしてこれたのだと思います。この和の中はなれあいの和ではありません。対峙しつつも、寄り添っているのです。

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 加えて、目に見える美しさの後ろには、決して表には出ることはない、努力や尽力もあります。

 そういえば、20121216日、くしくもベートーベンの生まれた日。運命の旋律が写真のBGMのように感じられたのでした。

 

 小石川後楽園の晩秋風景を残り少々です。

 丸屋と呼ばれる園内の東屋のたたずまいとともに。

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 (仮称)しだれ紅葉

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 ドームとともに。

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 ありがとうネ。

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 記念に。

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(終)

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2012年12月15日 (土)

12月の風景に未来を見て

 例年より寒風吹きすさぶ初冬・12月第2週の東京。

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 枝についた葉も後わずかです。

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 日本経済の要・日本銀行の前の枝。

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 間もなく散り去ろうとしていました。

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 役割を終えた葉たち。

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 これからの行く末を暗示しているのか。

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 いいえ、そんなことはありません。見上げると、朝日があたってきているではありませんか。

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 明るい兆しの見える日銀の先では、大きなクレーンが。

 下から伸びたクレーン。

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 その傍らには、でんと構えて「俺が吊り上げてぜい」って男気感じるどっしりクレーン。

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 青空に雄たけびを上げているようです。

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 しかし、大きなものばかり吊り上げるのではありません。

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 散りそうな、チッチャナ小っちゃなな葉たちも支えてくれるように見えました。

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 小っちゃいものにも目のむけられる未来にしていきたい、そんな思いに包まれました。

 そんな未来に向かうような階段。

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 確実に一歩一歩あがっていくことの大切さを感じさせてくれました。

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 まだ、階段は途中までです・・・作りましょう。

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 未来への扉をあけに。

 そんな気持ちが心に広がった初冬の日でした。

<おまけ>

 そんな街の足元には、可憐なお花たちが。

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 色とりどりのパンジーでした。

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 その先には、今年撮影場所でなんど出会ったことか。

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 軽快に歩みを進めたいですね!

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2012年10月17日 (水)

日本で一番空に近い駅へ[第10回]・・JR最高駅の野辺山駅にて

 新宿を出発し、のぼってのぼって少し下がって、到着しました。

 キハ110系・八ヶ岳高原列車が入線するホームの先に、高原の白い教会のような駅舎が見えます。

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 そして・・・

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 停車・・・JRおよび普通鉄道の最高駅へ到着です。

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 お疲れ様・・・箱根駅伝の東洋大・柏原選手のように山を登りきったキハ110系の姿にひと声かけたくなりました。

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 さあ、記念写真、記念写真・・・と思ったら・・・

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 ちょっといい感じのモデルさんが・・・

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 親子で鉄道旅行、お父さん夢中になって、お子さんが「パパ、まーだー」お父さんが「もうちょっとだからねー」なんて会話が聞こえてきそうです。行き過ぎはよくありませんが、夢中っていうのはいいですよね。なぜか思い出すキャンディーズの「あなたに夢中」・・・まずは駅名票と・・・

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 最高駅の碑とも・・・

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 碑だけも・・。

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 そして初めて今回・・・

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 フェザータッチで1枚。

 そして、今日は行かないことになった小諸駅方面鉄路を見つめ・・・

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 駅の外に出ましょう。

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 1,345メートル67センチという覚えやすい高さですね。

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 夏と秋の狭間で、静かな駅のまわりです。

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 駅前にお花たちが・・・

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 東京から200キロメートル、とっても、とっても静かなその駅の、その先の空を見つめました。・・・70億人が見上げる空は、70億人を見つめる空、みんな同じ空のもとで生活しているのになーって、かすかに流れる初秋の風に乗せて、そんな思いがふと心をよぎりました。(終)

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2012年9月 1日 (土)

9月へのエントランス そして 夏空の想い出

 1年前の91日、竹内まりやさんとアースウィンドエンドファイアーの2つのセプテンバーを記事にしました。

 あれから1年、まあるくなった9月への入り口を831日の空に見つけたのです。

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 通勤する人たちの流れの中、邪魔にならないよう端によって立ち止まり、ただ一人見つめ上げていました。閉じないでほしいと願って。

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 そんな空の姿・・・先週末、8月最後の休日に出会った空、雲たちをこの夏の想い出に記録します。

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 山のように湧き上がる白雲・・・その左側では・・・

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 雲が手を伸ばしていました。

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 そう、振り上げられた夏雲の腕・・・穏やかそうな白色の雲の腕が、夏という季節へのサヨナラ挨拶をしてくれているようです。

 一方、湧き上がった雲は・・・

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 お日様に話しかけています。

会話が盛り上がったのでしょうか・・・

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 お日様が大きくうなづきました。

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 そして、そのお日様に照らされた空は、まさにブルースカイブルー、濁りの無い・澄んだ世界の美しさを改めて教えてくれました。

 そんな空に届きたい・・・

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 階段も空に近づいて行こうと伸びています。

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 あの青空へ手()を伸ばしたい気持ち・・・わかるような気がしたのでした。

 

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2012年8月26日 (日)

処暑なのに夏真っ盛り 東京・日本橋 三越・日銀あたりの昼風景(街中の涼編)

 旗を見上げていた、その木陰のある場所から始まる短いお話・・・

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 そこは、日本のお金を発行しているところの並木道でした。

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 その木陰では、自転車さん達もホット一息・・・

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 お金だからと言っても・・・

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 目映いだけでなく・・・

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 建物前の木立が、そして豊かな葉が・・・

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 少しだけ日差しを弱めてくれました。

でも、このたくさんの青葉たち、1万円札だったらなあ・・・なんて白日夢を見ちゃいそうなくらい、まだ暑いです。

 これはイカンと・・・

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 暖簾をくぐりました。

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 紺一色の暖簾越しにすかしてみると・・・

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 アーラ不思議、日本橋の通りも涼しげに見えるではないですか。

 涼しいと思ったら・・・

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 ここは、竜宮城・・・

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 水の中を人が歩いてる? 幻覚?

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 しばらくして、汗が引いてくると・・・

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 そこは、やっぱり、2012年処暑の日の日本橋でした。

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 都会に涼しさを運んでくれるアクアリウム・・・

 金魚さんたちが、声をかけかれたような気がしました。

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 日差しの目映さと、生まれる影・・・

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 ハーフ&ハーフになった風のコリドーが、そこにはありました。(終)

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2012年8月25日 (土)

処暑なのに夏真っ盛り 東京・日本橋 三越・日銀あたりの昼風景(照り付け編)

照り付け・・・

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 照り付け・・・

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 そして、照り付ける。

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 処暑を向かえたのに、日差しは強まるばかり。

 ぎらぎら・・・

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 ぎらぎら・・・

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 でも、木々の葉をかすめると、少し弱わくなって・・・

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 それは、木漏れ日に・・・

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 なったとは言えない強い光線のまま。

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 そして・・・

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 屋上に通じるエレベーターホールの先には・・・

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 林立するビルの先っぽを背景に、遮られることのない日差しを浴びても机・椅子はじっと我慢して・・・

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 我慢して・・・

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 そして、我慢する。

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 でもその傍らで・・・

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 神社が見守り・・・

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 活動前のビアガーデン厨房が見守り・・・

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 そして、たなびく旗が見守る。

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 でも、その旗は・・・

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 木陰からも見つめられていた。

 都会の中の僅かな涼が、そこにはあった。

 

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2012年8月18日 (土)

潮風香る関東の東端 銚子電鉄、犬吠埼へ⑩ 夏の一期一会

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 1台の自転車に出会いました。

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 首のような前輪を海の方に傾げたまま、潮風に身をゆだねている自転車

 

 どこからきたんだい

 なにをみてるんだい

 いつまでみてるのかなあ

ひょっとして、おいてけぼり?

違うって首を振りたそうだね

そっか、お友達は夢中になって、砂浜で遊んでいるんだ

帰ってくるまで一緒にいようか

 

ちょっと歌っていい・・・杏里さんの砂浜

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「寄せる波を聴きながらいろんな事考える、少年の心どこへ行ってしまった・・・もう一度君に逢えたらこの海見せたい・・・忙しすぎる時間と人と人との間で落し物したような想いしたらまたくる・・・」

 

少しセンチな気分になっちゃた・・・ゴメンゴメン

また来たら会えるかな

そっか、わからないよね

だったら、もう少し一緒にいてもいいかな・・・

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 この夏、犬吠埼であった思いがけない出会いでした。

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2012年6月 4日 (月)

東京の新緑も名残惜しみました

 山手線も自分と同じ色の新緑を、名残惜しそうに見つめています

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 クールビズが始まり初夏突入した年中新緑色ラインをまとった山手線に乗りましょう。

 幸せの黄色いラインをまとったE4MAXが並走・上野トンネルに入っていきます。もう直ぐ終点、お疲れ様!

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 上野駅手前の大カーブでは、常磐線の海色ラインのE531系とご対面。

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 御徒町駅間との大カーブでは、兄弟とあいさつです。オッハー(って、もはや懐かしいことばですね)。

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 秋葉原駅手前の待機線では、先ほどのE531系に加えE2312編成・JR東日本の大活躍中距離用車両が一休みしていました。

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 しかし、ここも 間もなく出来上がる上野駅・東京駅間で途切れている東北本線(常磐線)・東海道本線の直結により通勤の大動脈に変身しちゃうんですね。

 そして、初夏を求めて到着したのは・・・秋葉原駅です。

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 駅をおりて、数年前に再開発された東側テラスからは・・・

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 秋葉原を訪れる皆さんへ何気に爽やかな気分を届けてくれる木々の緑たちが楽しめます。これから深緑に代わっていくんですね。

 ・・・で、秋葉原で求めた初夏というのは、ジャーン!

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 サーティワンアイスクリームです

 ポピュラーなのですが近くにないので、駅近くにある秋葉原か赤羽のお店へ買い求めに行くことが多いです。

 ちなみに、好きなフレーバーは、人気投票1位になったポッピングシャワー、サンデー風のジャモカアーモンドファッジ、香ばしさ満点のナッツトゥユー、などです。春先限定のバーガンデイチェリーもgood。でも、廃番になったビスタジオアーモンドファッジ、プレリンクリームが食べたーい!

 そんな東京ですが、裏路地に入ると景色が一変。

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 アスファルトにろう石で描かれた・・・けんけんパ ではないですか。

 よく見ると、ハートマークもありました。

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 初々しい感じのハートですね。なんか嬉しいです。

 その傍らには・・・

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 たくましい可憐さを見つけました。

 そして、ふと見上げると・・・

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 青空と緑。

 そうだ、上を向いて歩かなきゃ。

 新緑も見納めのようです。季節は、確実に夏へ向かっているのでした。(終)

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