名曲”3月9日”の日にJR妙高高原駅の新たな旅立ちを祈念して・・・北陸新幹線開業と同時にほぼ消滅・信越本線の山線をめぐる(16)＆2015年のさようなら３

レミオロメン・・・「瞳を閉じれば、あなたがまぶたのうらにいることで・・・」・・・

妙高高原駅が無くなる訳ではないけれど、”緑のラインの駅名票”、”189系妙高号”は、まぶたの裏の存在になっていく・・・

見送った後、改札口に向かおうとすると、3月14日から旧国鉄のJR信越本線から路線を引き継ぐ　しなの鉄道のマークを付けた115系国鉄形電車が向かいのホームに・・・

比較する1980-90年代の写真は無いのだけど、どう見てもスキーリゾートの玄関口には寂しすぎるホーム・・・

“スキーと温泉”妙高の2大魅力を表した駅のスタンプデザインは変わっていないけど、押す人もいないのだろうか、駅員さんに尋ねたら登場。普段はしまわれちゃっているんだ・・・

駅舎外にでて振り返ると、これまた変わらぬ外観なんだけど、変わったこと・・・1月の土曜日というのに、ひと気のない駅前。・・・

タクシー乗り場のスキー場看板も、ずっと変わっていないのだろう・・・赤倉/妙高のスキー場たち・・・熊堂、中央、チャンピオン、観光ホテル、池の平、国際、杉野沢、少し離れて関や戸隠・・・H2Oの歌ではないですが、想い出がいっぱい・・・

駅前にたくさんあった食堂も、今はお蕎麦屋２軒・・・その１軒へ・・・

ふきのとうが出迎えてくれたそのお店で・・・

濃～い醤油味の山菜そばを・・・

つなぎをほとんど使っていない蕎麦と山菜たちには、ストレートに醤油を感じる色の濃い汁の似合うこと・・・

居心地のいい、まさに駅前食堂・・・

履いたことのないフィッシャーの板とダルマと招き猫・・・ふと思った・・・ダルマの片目はいつ入れるんだろうって。駅で見かけたものがそれだろうか？

２～３年に１度来るか来ないか、足の遠のいた旅人はそう信じたい気持ちにかられた・・・（続）