愛の形の奥深さにどっぷり浸かった・・・映画”さよなら渓谷”
「ごく普通に見える夫婦。だがふたりは残酷な事件の被害者と加害者だった」というネタバレぎみのキャッチコピーをしても、事前に想像できないこの体験。
モスクワ映画祭で審査員賞を受賞した”さよなら渓谷”は、不思議な映画でした。
見た劇場は、有楽町駅前にあるロードショーの老舗・スバル座です。
まわりの劇場がどんどんリニューアルされていく中、椅子の置き換え、トイレの整備を除き、以前のまま頑張ってくれています。
ビルフロアの2階へ上がると、3階のスバル座への入口階段があります。
その対面には・・・
主演の真木よう子サイン入りポスターが。SPとかモテキなど、いわゆる男勝りの役どころ印象強いですが、さて・・・。
ファミマのバナナクレープを。昼間のいろいろなことを生クリームとアイスコーヒーで溶かして、いざ劇場内へ。
館内が暗くなり・・・上映・・・そしてラスト、椎名林檎がつくったエンドタイトルソングを真木よう子が歌唱・・・館内が明るくなって・・・。
キャッチコピーや映画祭で賞を獲得したことにより、話の内容は漏れ伝わってきましたが・・・そんなことは、些細なこと。先入観をはるかに超える、愛の奥深さがそこにはありました。とにもかくにも、真木よう子のしぐさ、表情・・・それら存在感があったがゆえと思います。
ただ、この世界、私は理解できませんでした。ほんとうに愛なのか、しょく罪の自己満足をきれいごとにしているだけなのか・・・。
映画体験そのものの2時間でした。
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コメント
ちょっと興味をそそられる内容で、観てみたいですね~。
映画とは、とんとご無沙汰しています。
高松に来てから、半年余り、せいぜいドライブくらいです。
投稿: さぬひろ | 2013年7月18日 (木) 10時23分
なんとか映画祭で受賞とされた映画は
いつも思うけど、どわぁ~んと重い。
名作と言われるからには、それなりの
重量感が必要なのかなぁ?
真木よう子さん、感じ良いですよね
投稿: いのみ | 2013年7月18日 (木) 15時49分
さぬひろさん
そう、なんとなくソソられますよね。
いろいろな作品がDVD化されていますので、寝苦しい夜などいかがですか。
投稿: キハ58 から さぬひろ さんへ | 2013年7月18日 (木) 19時49分
いのみさん
はい、真木さんあっての作品でしたね。
おっしゃるとおり、賞を受賞するのは、そうかもしれません。
そう考えると、おくりびとは、ほどほどが良かったですね。
投稿: キハ58 から いのみ さん へ | 2013年7月18日 (木) 19時51分