あふれる緑の中を・・・用賀から砧公園、世田谷美術館

アジサイの白山、昨日の巣鴨、たまに登場する浅草などとは、位置も雰囲気も対極にあるような街・・・成城学園、二子玉川など世田谷区の街はそんな印象があります。

緑がひときわ多いのも特徴・・・そんな世田谷へ行ってきました。

下車したのは東急田園都市線の用賀駅です。

地下ホームからでてきたと思ったら、地下一階はこの雰囲気。

そして、エスカレーターで地上に上がり振り返ると、円盤が地上に足を伸ばしているような外観にちょっと驚きです。

駅前を歩く・・・というような表現が全く似合わない用賀の街を進むと・・・

砧公園（砧は、「きぬた」と読みます）までは遊歩道が整備され、足元には和歌が

彫られているではないですか。

そして、素敵すぎるお花屋さん。

まだ開いていませんでしたが、中ではお茶もできるようです。

でもチラと見える看板では1,000円の文字がチラ・・・んー何か＋αがありそうです。

頭上には青もみじ・・・

そんな、遊歩道という名の小道を歩くこと10分・・・

環八に出てくると、たぬきの道先案内登場です。

さらに5分ほど歩くと・・・

緑の中に石造りのモニュメントが・・・

砧公園内にある世田谷美術館への入口でした。

深い緑の出迎えの中、上を向くと・・・

少し顔をだした初夏らしい日差しです。やがて、緑に包まれた世田谷美術館が登場。

空の広いこの美術館、高島屋が収集した美術品、昔の百貨店の様子など、変わった展示があるということで見に来ました。所蔵美術品の数々、感激でした。

館中は写真撮影不可なので、表から撮ったのですが、展示室へ行くこの回廊が最高に素敵でした。緑の中に出来たガラス張りの道を進む・・・展示への期待感を膨らましてくれる見事なアプローチ。

美術館の外には、手作りの恐竜が空に吠えていました。

チト怖いんだけど、どこかユーモラスです。壁面とも異色のコラボ。

そんな美術館、近所の方は自転車でいらっしゃるんですね。

さあ、木立やお花の中を帰りましょう。

用賀でのお昼・・・

行きに見て気になっていたラーメン屋さん・・・

カウンター席だけで、とってもアットホーム感じのお店でいただくのは・・・

みそラーメンと、しお味のお店自慢・たつみラーメンです（右）

煮卵、キムチ、白髪ねぎが、麺とともにコクある塩スープと絡み合うこと！

なんとなく一瞬　世田谷区民になった気分でした。(終)