秘境駅に誘われて・JR飯田線へ(6)・・・長野県最南端の中井侍駅へ、懐かしの周遊券も

渡らずの鉄橋を渡った313系は、北上を続けます。

目指すは、長野県最南端に位置する中井侍駅・・・天竜川を目前にし

斜面にへばりつく秘境駅と呼ばれています。

最南端というで、その昔発売されていた信州均一周遊券にも駅名がありましたね。

ここは、現物を引っ張り出して、貼付っと！

・・・トンネルとトンネルに挟まれた大嵐駅を過ぎ・・・

眼下には、佐久間ダムにせき止められエメラルドグリーンと化した天竜川。

天竜川に流れ込む支流に堆積している土砂たちを見て・・・

小和田駅をスルーしちゃう贅沢さを味わい・・・

トンネルをくぐり続け・・・

目の前に、その駅が現れました。

今日3回目の下車も、ただ一人・・・

愛知県・静岡県と続き、長野県に入りました。

ちょうど天竜川が蛇行する部分に、ホームは位置しています。

周囲は南信州の渓谷そのもの。ホームにいるだけで、空の青と山の緑の競演・・・

水のある風景・・・

その川の水の澄んでいること。

あふれる自然と静寂の中、ホーム裏手に1軒の民家がありました。

駅前といっても、東京では想像できない駅前です。

もう少しホームからの風景を記録・・・

・・・していると、秘境駅探訪から現実へ連れってくれる列車がやってきました。

さあ、戻りましょう・・・

・・・っと、ちなみにホーム先端に見える看板は、こんなんでした。

もう川に落ち込む断崖なんです。

発車すると、渓谷の少し緩やかな斜面にある茶畑が見送ってくれました。

中井侍駅にByeして、豊橋駅まで一気に南下します。(続)