キハ58旅行社提供・関東近郊で盛り沢山ゆったりツアー(8)・・・鉄道ミステリーの先駆者・西村京太郎記念館そして帰ります

静岡県熱海駅から神奈川県境をトンネル越えして東京方面へ1駅、

情緒を味わう温泉場への玄関口・湯河原駅に到着です。

E231系を見送り、早速タクシーで・・・

途中、鉄道線路の下をくぐり、神社の横を通って・・・

新緑に覆われた山の下に流れる小川をさかのぼり・・・

駅から5分ほどで到着しました。

2階建ての瀟洒な建物・・・私のブログに登場する長ったらしいタイトルの

もととなっているTV2時間ドラマ枠。とりわけ十津川警部の活躍は、

鉄道含めた日本全国を制覇していて本当に凄いです。

早速、2階の展示ルームへ。

大きくはありませんが、中身が濃い！ちなみに写真は全てＯＫ。

（家族ゲームの櫻井君ではありませんが「イイネー！」）

入って左1/4のスペースには映像＋写真コーナー。

1月に乗車した寝台特急あけぼのを使った終着映殺人事件もありました。

難事件を解決する捜査一課の十津川警部。いろいろな方が演じられていますが、

渡瀬恒彦さんと高橋英樹さんがなんとなく好きですかね。

そして隣は、3/4を占める展示コーナー。

なんと、手前にいるロボット君が(名前は特にないようです)、案内してくれます。

とにかく沢山の本たち。その数は500を超えるようです。

その中でも、最近愛読して楽しいなあって思ったのが、"十津川警部と巡る

ローカル線の旅"。物語と鉄道旅行風景がリンクしていて、1冊で2度楽しめる

アーモンドグリコ状態でした。

展示室中央にはNゲージのジオラマ。

このジオラマの中には事件現場までつくられているんです。

写真はとりませんでしたが、そういうこり方がイイですねー！

その他にも・・・

そして、このマップ・・・

日本のほとんどの県を舞台にされています。

そして、1階に降りようとすると・・・

なかなか楽しい演出がありました。

記念館でなければ、ドキッとしますよね！

1階は、ティールームになっていて・・・

その入口では・・・

「人生は愛と友情と裏切りで成り立っている」の言葉が出迎えてくれます。

席に座り、サイン入りカップで飲むコーヒーは、どこか愛と友情と裏切りの

香りがしていました・・・かな。

そんな世界から緑あふれる湯河原に出ると、E231系が過ぎていくではないですか。

古びた東海道本線の橋脚・・・

どこかミステリーの香りが漂っていました。

そして、今回の〆の食事は中華・・・

天津飯にシンプルなラーメン。

なんか欲しくなっちゃうんですよね。

その後、東海道本線を使い、青い海と新緑あふれる真鶴、根府川の鉄橋を過ぎ、

小田原から東京へと戻りました。

余韻は続くのでした。（終）