鑑賞した人によって印象度が異なると感じた作品・・・昨日、公開2日目の映画ヒッチコックを記事にするにあたり、まず思い浮かんだことでした。
ちなみに、ブログプロフィールでも<興味あること>にAヒッチコックを上げて
いるわたしには、130点の作品でした。その130点になったキーは・・・さて。
一昨日の記事でも登場した日比谷シャンテへ向かう道・・・
今回は有楽町駅からイトシア、マリオンを通るコースで行きましょう。
荒天の注意報がでていましたが、有楽町駅前は普段の土曜日と変わらぬ人出。
まずは、パスポート用に多くの人が来館する交通会館ビルに寄り道です。
南側の小さな出入り口から入ると・・・
鑑賞券を販売しているチケットビューローさんがあります。事前に購入でき
なかったときは、ここにお世話になること多々。そして手したのは・・・
紙の短冊がた鑑賞券ではなく、ムビチケでした。ほとんどの映画館が座席指定制に
なった現在、ネットで座席予約できるムビチケは時代の流れなんでしょうね。
さあ行きましょう、シャンテへ。
イトシアのビル間を通ります。
列車の走行音で振り返ると、700系の中でも好きなJR西日本所属が。思わず1枚。
途中、再開発で交通会館地下1階へ移り、また戻ってきた甘味・おかめさん・・・
カジュアル・イタリアンのバリッシモさんのところを西へ曲がって・・・
(このお店は、梅田ヨドバシの地下にもありますね)
マリオンの裏通りへ。
マリオン吹き抜けには、NHKドラマ・あまちゃんのドでかいタペストリーです。
こたつ列車で行った岩手県久慈市は、観光客が増えるでしょうねー。
日劇チケット売り場で次回公開の大作案内を見つつ・・・
メインの晴海通り側に出ました。
横断歩道へ向かう途中、N700系が目の前を過ぎていきます。またまた思わず・・・
晴海通りを渡って振り返ると、マリオンの正面です。スターウォーズで1回
入っただけですが、昔の日劇を思い出させる建物の曲面がいいですね。
これも有楽町のランドマークであるニュートーキョーを見上げ・・・
裏路地へ。
そして突き当り。
この奥で高架をくぐると、徳利サインに・・・
居酒屋サイン・・・
登運とんさん、です。
12時回って、お客さんも入り始めたところ。絶好な機会なのでアド街風に。
ちょうちんに後ろ髪をひかれながらも、シャンテが見えてくると・・・
気分は一気に、”ヒッチコック”モードへ。
席を予約し、エレベーターで4階へ上がります。
昨日から始まったばかりのせいか、天気に関係なく売れ行き好調でなにより。
ミニシアターの老舗として、シネコンに影響を与えたと思われるシャンテシネ1。
らせん階段を上がると・・・
夢の時間の舞台がそこに。
・・・20世紀FOXのパンパカパーンに始まり(これは胸躍る調べです)、
有名な”サイコ”を縦糸にして物語は展開、上映中は、①映倫とのやりとり始め
ユーモアある会話に笑い声・クスクスして、②真摯な作家活動での苦難は映画製作
の臨場感にあふれ、③夫婦の会話・たどる道に笑って・ハラハラして、最後・・・
ストーリーが終わった後に、サイコの次回作に関するエピソードがあって、
これが最高に楽しかったです。
キハ58の印象で楽しみ度合いを考えると・・・
ヒッチコックを知らない人:50%
ヒッチコックを映画サイコのことを含め多少知っている人:80%
サイコ以外に北北西に進路をとれを見ている人:100%
鳥、モナコ王妃出演作、めまいを含めヒッチコックファンの人:130%
そしてもう一つ、130%になるにも関係あるのですが、昨年アベンジャーズにも
でていたSヨハンソンの、ヒッチコック・ブロンドには惚れちゃいます!
「話の深さが無い」と批評するコメントもありますが、それは人それぞれ。
この作品に携わった人、全てに感謝です。細かなネタがあるので、また観たーい!
余韻に浸りながらロビーに出ると、見たことある文字がチラシのラックに・・・
早稲田松竹の案内が何気にあるではないですか。
ヴィスコンティの特集があるようです。退廃美が伝わってくる表紙ですね。
夢の時間を過ごした館外では・・・
新幹線700系とシャンテ映画案内板とのショットが見られました。
回り込むと、左側にボードがあります。
そこにあった印象的な1枚。1960年ですから今から53年前”サイコ”公開された時の
日比谷映画の様子です。
日比谷映画がシャンテビルに生まれ変わる前最終上映で行ったトムハンクス主演の
スプラッシュのときを想い出しちゃいました。
そして生まれ変わったシャンテビル・・・頭上では嵐の予感が。
そんな嵐に吠えたのは・・・
こうやてって見ると、遠近感の関係で、霞が関のビル群に襲いかかるようです。
そうこうしてると、風が強くなってきました。
有楽町駅で鉄路のカーブ風景を見て、早帰りした6日(土)のことです。(終)
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