冬の隊員指令その3「雪との戦いを直視し、その先にある駅の温泉で指令遂行の長旅疲れを癒せ」(5)・・北上線、今そこにある雪との戦い

　今日から3月、弥生ですねー。日に日に暖かくなる関東。

　一方、記事の方は雪の中へまっしぐら。

　かまくらで有名な横手駅へ向かって走り出したキハ100系。

　車内に日差しがチラホラ・・・

　雪への日差しの中に片面ホームの駅・・・とっても穏やかな時間が流れています。

　やがて、雪の中に2本見える鉄路には、小さな雪煙が舞いはじめました。

　それはやがて水滴なって・・・

　ちょっとしたアートのようです。

　最後部からの景色が見えなくなった頃、沿線は・・・

　一面の雪景色になっていました。

　駅もこの通り。雪がどっちゃりです。

　沿線も、北上川につながる和賀川が寄り添ってきます。

　深い雪に覆われた町、幻のような・・・

　名前にも仙人が付きます。

　列車の行き違いです。

　ふと前方を見ると水滴があまりない前面ガラスからの展望・・・

　前方に移動します。それにしても、この様子・・・

　前に伸びているはずの線路が、良く見えません。

　それでも、発車すると先ほど交換した北上駅行きのおかげか、2本の鉄路が画用紙に描いた２Ｈくらいの鉛筆の線で残っていました。

　小さい鉄橋に小さい竹輪みたいなトンネル。まるで、模型のようです。

　そして、またトンネル。

　抜けるとまた橋とトンネル。

　そして・・・

　またまた橋とトンネル。

　ワープのような光線の先には・・・

　ちょっと穏やかな、でも一面の雪景色です。温泉のある駅まで、雪とキハ100系の戦いは続きます。（続）