ありがとう 2013年のお別れ4 小田急電鉄 下北沢などの地上駅と鉄路（前編）

先週の東急東横線・渋谷駅の地下化は、モニュメント的な地上ターミナル

駅舎の消滅ということで大盛り上がりしましたが、地下化の本命が明後日の

3月23日(土)にあります。

消えていく下北沢の踏切・・井の頭線との交差・・など、その場所は・・・

新宿駅を起点に、小田原・箱根湯本および藤沢・江ノ島へ走る小田急電鉄の

代々木上原駅―梅ヶ丘駅です。開かずの踏切や事故、騒音対策のため数年前から

大規模工事がされていました。

大規模な工事なのですが、小田急電鉄一区間という、ある意味ローカルな話題のためか、

東京でも知らない方が多いです。

しかし、厭戦沿線に住んではいなかったものの、小田急を結構使っていた私には、

なじみの風景でした。昨年ロマンスカーとbye-byeしましたが、今年は鉄路と

bye-byeです・・・さあ新宿駅から出発！。

新宿駅は上下2階層になっていて、各駅停車は地下から発車。

最後部から風景を追います。

地上に上がり、1階のロマンスカー、急行列車の線と並走します。

昨年は、この踏切でロマンスカー20000系とbye-bye撮影しました。

程なく、複々線が合流し・・・

複線になると最初の南新宿駅。

カーブを進むと・・・

明治神宮への西最寄駅である参宮橋駅。

後ろに新宿高層ビルがチラ・・・

隣に地下からの線路が近づいてくると・・・

東京メトロ・千代田線と合流する代々木上原駅。

そしてここから、地下化になる部分の始まりです。

一番右側にの地下への鉄路が現れました。

そして、地下への鉄路が見えなくなると、消滅する東北沢駅・・・の地上駅です。

踏切にはこの列車を撮影している親子も。

工事区間が続くその先に・・・

この踏切・・・

下北沢駅に到着です。

ホームからも近くて本多劇場にも近い、”しもきた”象徴の踏切と・・・

もう見えなくなる井の頭線のクロスとを記録しましょう。

まずは、ホーム(上り線)・・・狭かったですね。

井の頭線からの乗り換えにも使った階段からの風景・・・

・・・なんて邪魔にならないように橋からボンヤリ浸って見ていたら

・・・白いロマンスカー・50000形が通過していきました。

この階段たちの風景も、こんな思い出の1枚になるのでしょうか。

階段を上がると・・・

その先に京王電鉄・井の頭線の乗り換え階段案内があります。

小田急線の上を横切っていく井の頭線・・・その解放感あるおおらかな姿が好き！

さあ、改札を出ましょう。

・・・と、その手前には地下化のポスターがあります。

横断の安全や利便性・住環境の改善と引き換えになる地上部分廃止の足音を感じさせる1枚でした。(続)