ありがとう 2013年のお別れ4 小田急電鉄 下北沢などの地上駅と鉄路（後編）

残すところ今日1日だけになった代々木上原駅－梅ヶ丘駅間の地上線です。

先週の東急東横線・渋谷駅のような圧倒的メジャーな存在が無いだけに、静かな

見送りになるんでしょうね。

地下化で最大の駅・下北沢駅の改札付近です。

地下化になったら、この雰囲気とは違った、真新しい広々さある光景になるんで

しょうね。ここで左の方を向くと、橋上駅舎の窓から・・・

待ってました！の光景が現れます。それが、京王電鉄井の頭線との交差。

上に京王、下に小田急・・・上の井の頭線の端部分は、ローカル線の橋を見ている

かのごとく、欄干も柵も何もないんです。しばらく待って・・・

両線を走る電車のお顔を同時に撮れないかなあ、なんて狙ったのですが、

ん~残念。気持ちを切り替えて駅の外に出ましょう。

小田急と京王のマークに挟まれた下北沢駅の文字です。そして、きましたー、

京王線1000系電車です。

吉祥寺駅に向かう電車最後部の車両は、乗り換え便利なため、今日もギューギュー

でした。さあ、次は踏切です。線路に沿った小道を通り・・・

ライトブルーがひときわ目立つ、”CAFE＆BAR”の文字が懐かしく・・・

ワンコインランチもあるとってもリーズナブルな洋風定食屋風なカフェで・・・

カレードリアのお昼でした。

そしていよいよその場所へ。

東北沢6号踏切といいます。

小田急4000形2世代見送りながら反対側に行きます。

途中、下北沢駅側・・・

新宿方面の鉄路を記録して・・・

反対側に行くと、最新型の60000形ロマンスカーが通過していきました。

磨かれたガラス窓に、3月23日以降　2度と映ることの無い下北沢の街ありました。

間髪なくやってきた下り列車が駅に入線したのち・・・

想い出の東北沢6号踏切からの風景をパチリ。

ありがとう・・・そして、さようなら・・・

駅に戻ると、地下化工事の情報センターに気が付きました。

もう終わっちゃいましたが、地域向けのイベントもあったんですね。

部屋の中では・・・

地下化を模型を使って説明しています。

大きなアリの巣か、モグラの通り道のようですね。

よく見ると、分かりやすく、上手く作ってある模型でした。

地下にもぐるところ・・・

下北沢駅の構造・・・

そして、地上に出るところ。

日本技術の極み・トンネル作りに使ったシールド掘進機の模型もありました。

説明もバッチリ・・・

この掘進機が元・日本鋼管、川崎製鉄と合併した後のJFE製であることも。

右上には、踏切との位置関係まで記載がありますねー。

室内ではほかに進捗状況の説明もありました。

シールドでくり貫かれているのもバッチリわかります。

そんな下北沢駅を発車し・・・

踏切を2か所通り・・・

工事区間へ。先ほど見たシールド区間開始の看板が立っていました。

世田谷代田駅を過ぎると・・・

地上への鉄路が顔を出しました。

信号には×が貼られていますねー！

そして、合流する部分の線路が切れた状態で・・・（撮影は2月、Tクルーズのアウトロー

を見た後でした）

梅ヶ丘駅に到着しました。

この工事に関するいろいろな背景はひとまずおいて、乗車した地上部の鉄路、

利用した地上部の駅に、今までの感謝を改めてつぶやきました。

ありがとう、さようなら。そして、・・・

初めまして！これから繋がる鉄路へ挨拶をしました。（終）