冬の隊員指令その１「八戸線・リゾートうみねこに乗って、”こたつ※○△”を満喫せよ」(6)・・うみねこの由来、そして うみねこのように海岸線を走って縁起の良さそうな駅へ

　白煙を背景にした市街地の手前に驚く光景が・・・

　なんと鉄道高架と思われる橋が無くなっているではないですか！

　次に現れたのは・・・

　雪原の足跡。なんか和んじゃいました。

　そして、小さい橋を渡ると・・・

　関東ではまず見ることができない、鋭いツララです。落ちてきたら、痛そー。

　民家が遠くなると、箱のような建物が横に続いています。

　スロープ状になっていて、凄い凄い！

　住金鉱業の鉱石を運ぶベルコトンベアーでした。ちなみに、隙間からは石油コンビナートも見えます。

　見学もできるという八戸石灰鉱山から、こうやって運んで、サイロに貯めるんですね。

　鉱工業の盛んな八戸を感じた瞬間でした。

　そして八戸湾が見えてくると・・・

　今回の指令の手がかり写真の構図があらわれました。

　うみねこ繁殖の地として有名な蕪島（かぶしま）です。

　この列車の愛称になっている　うみねこはここから来ています。ちなみに、なぜ蕪島か・・・神を祭る場所としての「神嶋(かむしま)」からきているという説があります。

　そして、この蕪島を号令にして、八戸線の海岸風景が始まります。

　荒涼とした冬の海岸風景。

　少し高台を走る八戸線らしく、松林越しの海岸風景になってくると観光地でもある種差海岸駅へ到着です。

　坂越しに見える冬色の大平洋・・・

　たくさんの方が下車されました。

　再び海岸風景に出会うと・・・

　空には雲の大きな塊です。この空の主のようですね。

　そして、ちょっぴ青空と雪をまとった砂浜のコラボレーション・・・

　陸地へ入ると、今年縁起のよさそうな駅に停車しました。

　ただの蛇ではありませんよー、大蛇　です！

　片面のホームの小さな大蛇駅を後にして、八戸線は南下します。（続）