12月の風景に未来を見て

　例年より寒風吹きすさぶ初冬・12月第2週の東京。

　枝についた葉も後わずかです。

　日本経済の要・日本銀行の前の枝。

　間もなく散り去ろうとしていました。

　役割を終えた葉たち。

　これからの行く末を暗示しているのか。

　いいえ、そんなことはありません。見上げると、朝日があたってきているではありませんか。

　明るい兆しの見える日銀の先では、大きなクレーンが。

　下から伸びたクレーン。

　その傍らには、でんと構えて「俺が吊り上げてぜい」って男気感じるどっしりクレーン。

　青空に雄たけびを上げているようです。

　しかし、大きなものばかり吊り上げるのではありません。

　散りそうな、チッチャナ小っちゃなな葉たちも支えてくれるように見えました。

　小っちゃいものにも目のむけられる未来にしていきたい、そんな思いに包まれました。

　そんな未来に向かうような階段。

　確実に一歩一歩あがっていくことの大切さを感じさせてくれました。

　まだ、階段は途中までです・・・作りましょう。

　未来への扉をあけに。

　そんな気持ちが心に広がった初冬の日でした。

＜おまけ＞

　そんな街の足元には、可憐なお花たちが。

 

　色とりどりのパンジーでした。

 

　その先には、今年撮影場所でなんど出会ったことか。

 

　軽快に歩みを進めたいですね！