鉄道見学会の主役登場！JR東日本ふれあい鉄道フェス④・・かすかな記憶が甦った時間

　木造りの通路を通ると、時間までさかのぼったようでした。

　それは、チョコレート色の旧型客車との出会いです。

　海外の映画で見る、最後部が開かれている車両・・・

　車両の中から見ると・・・

　ふれあいフェスティバルの会場がどこか違って見えました。

　思いっきりオハ47に近づいて・・・

　振り返ると、乗客の姿が・・・

　イエイエ、休憩所として使われている様子です。まるでこれから出発するように見えました。

　さあ、乗り込みましょう・・・

　人の流れが、まるで本当の乗客たちが乗り込んでいるようです。

　扇風機が懐かしいですね。

　そして、本当の網棚です。

　網ではない現在でも、「荷物は網棚へ」なんてアナウンスをたまに聞いて、クスってくることあります。

　隣の車両へ行きましょう。

　高い天井、蒲鉾型の柔らかなフォルム・・・

　紺のモケット（ソファ状部分）に体を預け、通路側の頭もたせを使って寝た・・・

　京都駅から倉吉駅まで乗車した普通夜行・山陰を思い出しました。

　客車の種類は違うかもしれませんが、記憶の中と同じなんです。

　そんな客車の窓を見て、一気に現在へ帰ってきました。

　でも、旧型客車の窓から、カシオペアのロゴを見ることができるなんて・・・

　贅沢な偶然かもしれませんね。

　さあ降りましょう。

　窓から見えるお茶がペットボトル。将来は、このボトルでさえ古めかしい存在になるんですね。

　架線の無い青空のもと、旧型客車で再開できたことに感謝しつつ、工場へ向かいました。