羽越・奥羽本線/特急・日本海の鉄路を追って⑨ 鳥海山・姿三変化の記録

　庄内平野を快走する特急いなほ。

　鶴岡市あたりから見た車窓の鳥海山は、右側の山頂が高い非対称形なっていましたが・・・

　東酒田駅のホーム越しに見ると、山頂が２つになってきました。

　ところどころある緑の集落との組み合わせも・・・

　ただ一面の稲穂との組み合わせも・・・

　絵になりますねー。

　少し家並みが見えてくると・・・

　遊佐駅に到着です。

　鳥海山への山形県側登山口の町でもあります。

　そして発車してすぐ・・・

　山影だった鳥海山が、麓からの雄大な姿を見せてくれました。てっぺんも2つになって、ほぼ対称形になっています。

　少し引いてみると・・・

　すすき、稲穂、そして鳥海山と青空、晩夏と初秋がコラボしているようでした。

　緑－青色のグラデュエーションで2枚、

　しばらくすると、２つのてっぺんが近づいてきて・・・

　あっという間に、標高2236メートルのひとつの山型になったのです。

　そして・・・

　鳥海山とbye-byeする時をむかえました。

　その頃、左側には・・・

　秋田県南端部の海岸線が、特急いなほをむかえてくれていたのです。