海に日本一近い(といわれた)駅へ[第7回]・・下灘駅にて
崖ギリギリを緩やかなS字カーブで進む予讃線・旧線。
ホームに降り立ち、この先キハ185系が向かう鉄路を、一緒に見つめたのです。
ディーゼル音の無くなったホームには、潮騒の調べが流れていました。
加えて、道路ができたため「といわれた」になったホームには、時折 車の走行音も、音のアクセントのように漂います。
流れと漂いの中を、来た方向のホーム先端へ向かいます。
山と海の間のわずかな隙間にできた平地・・・下灘駅はそんな地勢の中にあるのです。
この端から、くるりと向きを変えると・・・
民家と見間違う駅舎に続く、片面ホームに描かれた2つの白点線。
予讃本線から予讃線へ・・・鉄道路線の役割変化とともに無くなった左側の鉄路が、静かに見つめていると蘇ってくるようです。
でも そんな駅を、ホームを、見つめているのは私だけではありません。
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コメント
強い波がくると、線路が濡れてしまいそうな距離ですネ~!
いつか、きっと行ってみましょう。
写真を見ているうちに潮騒の音を聞きたくなりました。
投稿: tokyo hirokun | 2012年7月11日 (水) 05時36分
こんにちは~
しみじみと、、、いい景色ですね。
なみだが出てきそうです。。。
投稿: みぽりん | 2012年7月11日 (水) 09時00分
キハ58→tokyo hirokunさん
海に近い駅はありますが、ここは本当に近いです。
ぜひ、いらしてくださいね(^-^)。
投稿: キハ58 | 2012年7月11日 (水) 23時09分
キハ58→みぽりんサン
はい、しみじみイイ風景が広がっていました。明日の記事で紹介するのですが、漁の小舟が見えて、風景の中の穏やかな人間の営みに、
感動しました。
投稿: キハ58 | 2012年7月11日 (水) 23時19分