涼甘味を求めて(第6回)・・巣鴨・みずのサンのクリームあんみつ

　大師前駅の帰りに乗車する8000系がやってきました。

　早速乗り込みます。

　出発して振り返ると家並みの向こうに本堂の屋根が見えました。

　東武・東京スカイツリー線と合流し・・・

　見事な複々線S字カーブのいちばん左側の大師線を振り返り・・・

　西新井駅で乗り換えます。

　東京スカイツリー線からはその名の通りツリーも遠望できて・・・

　常磐線の複々線を高架でわたると・・・

　圧巻・8本の鉄路が並走するW複々線（＋つくばエクスプレスで10本）となって、荒川を渡り都心へ向かいます。

　訪れたのは、旧中山道に商店街がひろがる巣鴨・地蔵通り商店街。

　大名行列駕籠の車止めが、雰囲気だしています。

　商店街のイラストも見ていて楽しいです。

　そんな地蔵通り商店街のとげぬき地蔵・高岩寺に行く手前にあるのが、塩大福が名物な和菓子店・甘味処”みずの”さんです。

　"みずの"さんも時節柄、氷もの中心ですが、クリあんもなかなかのもの。

　なんてたって、餡子命の大福が自慢のお店ですから。

　そして、これが・・・

　自分にとっての正統派、こし餡が、ラクトアイスとほぼ同形状で並んでいます。この左右対称性があんみつでは無い、クリームあんみつの見た目の食感を支えていると思っています。

　加えて。自家製寒天、ちりばめられた塩えんどう豆、缶詰のみかん・パイン、求肥・・・別添の黒みつで仕上げを・・・

　クリームあんみつと対峙する瞬間・・・（チト大袈裟でした）

　そして・・・

　・・・

　・・・

　これで540円。リピートもしやすいですね。

一息ついて、店内を少し。

　都電の似合う街・巣鴨にぴったりのこし餡のクリームあんみつでした。

　（終）