初夏&雨の季節に・・想い出のアルバムCD
5月8日に本の整理で2冊を記録に残しました。
6月最初の日、本と同じように5月に整理したCDたちを記録に残します。
今日は、ユーミンです。
まずは、1992年のアルバム、 ティアーズ・アンド・リーズンズです。
いろいろな批評がでてきますが、キラリと輝く身の丈サイズの曲がたっぷりで、好きな1枚でした。
有名なのは、ビールのCMにつかわれた1曲目・無限の中の一度ですが・・・
雨の季節にふさわしい1曲、3曲目に入っている「瞳はどしゃぶり」です。
急に降ってきた雨を逃れるように入った劇場のロードショウなのに、雨は天から降ってくるものだけではなかったのですね・・・心の汗、涙、人間の気持ちが生み出すものは空(くう)ではありません。でも、そんな難しさを感じさせないのがユーミンらしいです。だんなさんの正隆さんアレンジが軽快なポップサウンドになっています。
そんな中、等身大の「私らしく」「冬の終わり」を経てたどり着くラストの曲・・・「carry on」。
たんたんとしたメロディーにのせてユーミンの言葉が純粋に胸を打つのです。そして訪れるクライマックス・・・「あなたを待ち続けたい、あなたを信じていたい、あなたと時をこえたい」余韻までcarry ,onなのでした。
そして、さかのぼること2年、1990年のアルバム、天国のドアです。
これまた、1曲でずば抜けた売り上げを記録する楽曲のないアルバムでした。
しかし、テンポ、曲調、楽器の使われ方やテーマが天国・宇宙・砂漠・電波・輪廻・・・といろいろなところがバラエティに富んでいるのです。
3曲目の満月のフォーチュン。
不思議なな音階のイントロから始まり、スケールの大きな詩・広がりのあるリズムが聴く身を包んでくれます。動き出すフォーチュンに飛び乗る勇気を・・・自分も持ちたいと思ったくらいです。ラストのしめは、イントロ同様の不思議な音階。
やみつきになって、繰り返し繰り返し聞いた回数では、月並みな表現ですが5本の指に入ります。
なぜか、出勤前に聴くことの多い曲でもあります。
そして、続く4曲目。グローリー・バードランドです。
ズンチャッチャ繰り返しボサノバっぽい、美しい旋律と一線を画した曲・心の鼓動に共鳴するようなリズムが、ホット安心感を生む1曲。
ところが、その詩といったら・・・
「夜明けの晩しか咲かない百合の雫を見たものは帰ってこない」「遠い昔タブーを侵して高いビルとハイウェイの森でまた会った・・・」輪廻の世界が広がります。
詩ではないですが、禁断の世界に行っちゃったのユーミンって思わず声をかけたくなるのでした。
そして、天=宇宙へのいざないがラストの曲 セイヴ・アワ・シップです。
秋山宇宙飛行士のドキュメンタリーに使われたので知っている方も多いのではないでしょうか。宇宙との交信らしき音源まで入った遊び心がイイですね。
さあ、今宵はどの曲を聴いて寝ましょうか zzz。
| 固定リンク | 0
「70&80年代Songs+α」カテゴリの記事
- 東海道新幹線で行く 横アリMISIA(2023.03.05)
- MISIAライブ(2022.07.10)
- 1974年のアイドル^^(2022.01.06)
- 昭和な歌姫^^(2021.04.16)
- 新しいライブ様式^^(2020.09.25)
コメント
こんにちは(^^)
2枚目の写真に見覚えが!! と探したところ、夫のコレクションの中にありました
実は、ドリカムのCDだと思い込んでいて・・・今回はじめて再生しています。
早速、「満月のフォーチュン」を聴いていますが 不思議なリズムですね。
スキップしたくなる出だし♪ でもスキップ出来ない みたいな!?
テンポがとても好きです!
このCDに、薄黄色いトンボの眼鏡のような硬いプラスティックの板が入っているのですが・・・これは、飾りでしょうか? キハ58さんの所にもありますか??
投稿: ときどき | 2012年6月 1日 (金) 10時53分
わ~、ユーミンですか~。
私、苗場のスキー場でライブを体感しましたよ~。
もうすごく昔のお話ですけどね。
キハさんが紹介してくれたアルバムは持ってないんだけど、
ユーミンの世界観ってごく身近な恋愛事情から宇宙、輪廻クラスまで
ほんと果てるところがないですよね。
好きな曲もたくさんありすぎて全く絞れませんが、
ふと「ボイジャー」が浮かんだわ・・・。
ライブに行ったあの頃、私は若かったです・・・
投稿: 凛子 | 2012年6月 1日 (金) 17時26分
キハ58→ときどきサン
黄色いプラスチック板は入っていませんでした。なんでしょうね
不思議なリズムを共感できて嬉しいです
確かに、ドリカムっぽいところあるかもしれませんね。
投稿: キハ58 | 2012年6月 2日 (土) 00時20分
キハ58→凜子さん
苗場行かれたんですか!凄い凄い。熱気で雪も解けちゃいそうですか
おおっ、ボイジャーですか!ゆったりしたテンポと、スケール感のある詩、素晴らしい1曲ですよね
投稿: キハ58 | 2012年6月 2日 (土) 00時25分