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2012年5月

2012年5月31日 (木)

キハ58隊員・西へ(その11)・・松山・松江へ(7回) 松山・坊ちゃん電車です

 お立ち寄りくださっている皆さんの思いがつまった街・松山。坊っちゃん、坂の上の雲のみならず、皆さんの歴史、思いが映されていることを改めて感じました。

 そんな思いを胸に、路面電車の終点・道後温泉駅に到着します。

 その道後温泉駅、ホームに停車していたのは・・・

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 坊っちゃん列車でした!

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 蒸気機関車の外観をしていますが、煙突から 石炭を燃やした煙はでません。

 なぜなら、ディーゼルを使っていて、型式もディーゼル機関車D1形といいます。水蒸気で白い煙がでるらしいのですが、見たことはありません。

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 この機関車を造ったのは、このブログでたびたび登場してきたディーゼル車製造の名門・今は消滅している新潟鉄工所さんです。その昔は、上場株式会社一覧の機械で一番最初に名前が出てくる会社でした。残念!

 たまたま巡り合った坊っちゃん列車・・・よーく見ましょう。

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 精巧な模型のようです。

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 機関車の要・動輪部は、小型ながらも迫力満点でした。

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 運転台は蒸気機関車と同じですね。運転手さん、お疲れ様です。

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 レトロな道後温泉駅、モハ50形、そして坊っちゃん列車・・・いつまでも見ていたいヒトコマでした。

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 坊っちゃん列車は、出発の準備が整ったようです。

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 さあ、出発進行!

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 なんとも愛らしい可愛さでした。

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 あの有名な坊っちゃんが乗ったとされる当時の軽便鉄道を復元したその走る姿に、城山公園そばの西堀端でも出会えたのです。

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 張りめぐらされた路面電車の架線の下を走る坊っちゃん列車・・・少しレトロな時代の融合が心和む松山なのでした。()

 

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2012年5月30日 (水)

キハ58隊員・西へ(その10)・・松山・松江へ(6回) 路面電車と平山城の街・松山

 予讃線の中心・松山駅です。

三角形の駅舎に昔の「驛」の字が、坂の上の雲の街・松山にふさわしい感じですね。

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 そして、松山と言えば・・・

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 路面電車です!

 広島、岡山、高知と中国四国地方は路面電車がたくさん活躍していますね。ちなみに、ここの正式名称は伊予鉄道松山市内線といいます。

駅前通りを城山公園の方へ向かいます。

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 駅前通りの付きああたり付近には、レンガ造りのレトロな喫茶店もありました。

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 突き当りを右に曲がって、西堀端通りをかすめ・・・

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 すぐに左へ曲がって真っ直ぐ進むと・・・

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 城山公園入口の南堀端停留所では電車同士のすれ違いです。

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 そして、市役所方向へ足を進めると、モハ50形の屋根越しに、何か現れましたよ。

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 一面の緑の山上にあるお城、松山城です!

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 松山を紹介する際に使われることが多い、お城が見守る路面電車の構図で、数枚記念撮影します。

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 その2つに加わった新緑が、豊かな色彩感を生んでいるだけでなく、お城の存在を引き立てていました。

 ここ市役所前からは、路面電車で終点へ向かいます。

 松山の中心地、松山城に上ったり・坂の上の雲ミュージアムをひかえた・大街道付近は、日曜日の午後ということもあって賑やかです。

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 繁華街を抜けて緑が多くなってくると・・・

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 終着の道後温泉駅が近づいてきました。

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 おや、ホームに何かが止まっています。あの可愛い機関車は・・・。(続)

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2012年5月29日 (火)

キハ58隊員・西へ(その9)・・松山・松江へ(5回) 水鏡の街・松江

 早朝の松江・県庁前の広場奥には重要文化財に指定されている天守閣が遠望できました。

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 お城に近づくと・・・

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 お堀に緑たちと城郭の映るさまには、月並みな言葉ですが 息をのみました。

 でもこれは、始まりに過ぎなかったのです。

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 この案内図の位置から右手の方へお堀を回ります(ちなみに西が上です)。

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 足をとめて振りかえります。

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 チリひとつなかったこの道を振り返りながら、この見惚れる景色のその奥にある、観光都市として官民一体で努力されている皆さんに感謝しました。

 さあ、足を進めましょう。初めて松江を訪れた時にそのたたずまいが深く印象に残った塩見縄手がすぐそこです。(続)

 

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2012年5月28日 (月)

キハ58隊員・西へ(その8)・・松山・松江へ(4回) 水鏡の街・松江の京店通り,京橋川でレトロな趣を

 国際観光都市・松江の静かな夜です。

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 松江城の南東・松江大橋手前に広がる、ちょっとレトロな京店通りです。

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 居酒屋さんも街の雰囲気に溶け込んでいますね。

そして振り返ると・・・

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 イタ飯屋さんも、小道のバールのようでした。

 そして、松江城方向の京橋川に向かうと、光とお堀の競演です!

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 橋のたもとには蔦の絡まる喫茶店がある一方、

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 今来た道を振り返ると・・・

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 京店の蔵造りが同居していました。

 夜風が心地よい、橋の上。久々の松江、チョッピリゆったり気分になりました。

 

 そして早朝、同じ場所を訪れると・・・

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 緑が加わって、また違う趣です。

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 居酒屋さんのあたりも、こざっぱりしています。

 一方、暗くて写真撮らなかった橋への通りは、朝の散歩にピッタリの雰囲気でした。

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 そして、橋に出ると・・・

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 水鏡の街・松江の物語 その序章のようです。

 散策の足が、お城の方へ動いていました。水鏡を期待する気持ちのスイッチがonになっていたのです。

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2012年5月27日 (日)

新緑から深緑へ・・5月最終土曜日in新宿

 松山、松江となかなか青空に会えませんでしたが、青空のもと濃さを増す緑の匂いを、新宿区の住宅地で感じることができました。キハ58隊員・西へをチョットお休みします。

 まずは、昨2011121日記事に初登場した、とびっきりの笑顔と一緒です。

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 日差しを浴びて、本当に嬉しそうでした。青+緑に加わった車体の赤もniceですね。

 公園の樹木も、青空を歓迎しているようでした。

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 そして、公園外の歩道には、初夏にふさわし木陰ができています。

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 自転車たちも涼しそうですね。

 そして、423日の記事で登場した街角のお花たちです。1か月たっても、この見事さ。

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 手入れくださっている方に感謝です。

 そばには、黄色いおちょぼ口をあけたような赤い蕾たちが多数です。

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 お弁当屋さんの軒先では、あさがお・つるようの網も張られていました。初夏の準備ですね。

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 少し大きな交差点にでてくると・・・

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 弁財天さんが登場です。

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 厳島神社というと、日本三景・広島にゆかりありそうですが・・・

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 関係ありました!

 厳島神社と弁財天が一緒になっているのは、どことなく江戸の庶民文化らしいです。

 弁財天ということは・・・七福神めぐりもありました。

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 小さい境内に入ると・・・

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 竜神様が、小さなお社を守っていました。「俺が守るんだ」風な、気概に充ちているではありませんか。力強く、頼もしいです!

 そして、池には鮮やかな錦鯉たちも。

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 お参りして、

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 神社を後にすると・・・

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 お花が出迎えてくれろバス停でした。

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 新宿駅までわずか10分程度のところですが、青空のもと新緑も深緑もお花達も住んでいらっしゃる皆さんも、静かな朝をむかえている街でした。

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2012年5月26日 (土)

キハ58隊員・西へ(その7)・・W松松へ(3回) 今度は飛行機でもう一つの「松」へ(え)

 この週は、別の「松」へ(え)行く機会がありました。

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 東京から到着したのは・・・

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 島根県の出雲空港です。縁結び空港なる、出雲大社ゆかりの冠を纏っていました。

 その昔、東京駅から夜行も含め各駅停車だけを乗り継いで24時間くらいかかったことを考えると、ちょっと訪れるのに飛行機は便利ですね。

 連絡バスから車窓を少々。

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 バスは、すぐに山陰道へ入ります。

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 空港の東端が接する宍道湖を奥に、眼下には森の間に水を張った田が見えました。新緑の違った濃さが目にリラックスを届けてくれます。

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 家並みも現れてきました。そして、程なく高速を降りました。湖の奥には、ビルの塊が見えます。

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 湖畔に出ると・・・

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 松の木をたたえた小島です。

 少しだけ顔を表したお日様に、少しだけ湖がきらめいていました。

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 夕焼けで有名なこの小島・嫁が島を、お地蔵さんが見守っているではないですか。

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 そして到着した地は、W松松・・・松山市から直線で約250km、広島市を飛び越え北北東にある島根県松江市です。

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 街の中央にある駅は・・・

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 20101228日記事でも紹介した中井貴一さん主演のRAILWAYS舞台になった一畑電鉄の始発駅です。

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 瀟洒な造りの駅なのですが・・・

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 レトロな感じの電車が出発を待っています。

 「朝行きますねぇ!」電車の上部越しに沈むお日様を見ながら、ひと声かけました。

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2012年5月25日 (金)

キハ58隊員・西へ(その6)・・W松松へ(2回) 予讃線でお昼、そして松山駅に到着です

海から離れる前に瀬戸内海をよーく見て、そして・・・

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 お昼でーす!

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 岡山駅で購入した たこ飯弁当です。

 風呂敷風の包みと、アフリカ産が多い中、瀬戸内海産を売り物にしているこのお弁当に目が行きました。

 風呂敷を外すと、カラフルなパッケージが・・・

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 そして中身はというと・・・

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 たこ飯をメインにした幕の内風おかず達でした。

 そうそう、お魚型の醤油入れも。

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 そうこうしていると製紙工場のある街・伊予三島駅です。

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 単線の予讃線、上りのしおかぜ号と交換でした。

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 見送ると、その左側に煙突が見えました。製紙工場の街であることがよくわかりますね。

 海を離れると、新緑たちです。

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 少し海が見えて・・・

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 車窓左手遠くに山々が見えると・・・

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 別子銅山で有名な新居浜駅です。

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 ここは、住友財閥発祥の地。鉱業、繊維業・・・産業の始まりです。

 発車すると、石鎚山系の山々と手前には水をたたえた田が水鏡のようです。

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 海と山に挟まれた狭い平地でお米作りをされているんですね。

そして、四国鉄道文化館の建屋が見えてくると・・・

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 石鎚山からの豊富な地下水に恵まれた街の駅、伊予西条駅です。

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 豊富な地下水のおかげでビール系の工場もありますね。

 そのビールの延長でしょうか、金色の麦畑・金麦が広がっていました(工場は違いますが)

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 遠くに、吊り橋の一部とクレーンたちが見えます。

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 造船所のクレーンたちのようです。

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 そして、瓦屋根の立派な家々が現れたと思ったら・・・

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 今度は、石油化学工場です。

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 程なく、瀬戸内海が再び姿を見せてくれました。

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 工場の横には小さな漁港です。瀬戸内海らしい光景ですね!

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 遠くにはタンカーも小さく見えます。さきぼどの石油化学工場に行くのでしょうか。

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 やがて、見たことのある湾越しの街、松山市三津浜付近が遠望できます。

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 そして、しおかぜ号の終着・松山駅に到着しました。

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 静かな日曜の朝、東京駅を6:50に出発し、13:15少し前に松山駅に到着・・・所要6時間強、航空機の約4倍の時間。しかし、瀬戸大橋ができるまでは、宇高連絡船使用で10時間以上はかかっていたような気がするので、大幅な短縮です。四国連絡用の寝台特急・瀬戸号も大活躍していましたし。

 その頃に宇高連絡船の甲板で食べた さぬきうどんが美味しかったなあなど・・・懐かしんでいると・・・

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 ありました。やっぱり四国はうどんですね。(続)

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2012年5月24日 (木)

キハ58隊員・西へ(その5)・・W松松へ(1回) 予讃線を進みます

 519日続きです。

岡山駅でのぞみ・N700系から乗り換えた特急しおかぜ・8000系は四国の地・坂出市上空を進みます。

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 瀬戸大橋の東側には、コンビナート地帯が広がります。三菱化学さんを始め、瀬戸内海に面した坂出市が昔・地理で学習した四国の工業にとり重要な地であることを実感しました。

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 瀬戸内で盛んな造船業の門型クレーンも見えます。

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 バイクや鉄道車両で有名な川崎重工さんです。原発稼働停止で注目を浴びている液化天然ガスを運ぶ球体タンクを備えた運搬船を、以前に見たことがありました。大活躍でしょうね。

 そして海上を離れると、讃岐富士(飯野山)が見えました。

 いつ見ても可愛らしい富士山です。

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 程なく左側・高松駅に向かう鉄路と分かれます。

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 正面に見える高架線は、高松駅から松山駅方面に向かう予讃線・・・しおかぜ号はこの予讃線へ立体交差で移動していきます。

 その頃、車窓反対側を見ると、宇多津のゴールデンタワーがそびえていました。

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 行ったことないのですが、瀬戸大橋の展望台として脚光を浴びていました

 予讃線に入って2つ目が丸亀駅。

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 中央遠くに、丸亀城が遠望できました。

 そして、高知駅方面へ向かう土讃線との分岐駅・多度津を経て、しおかぜ号は予讃線を邁進します。

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 土讃線が左手(南側)に分かれていきます。

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 予讃線の単線からは、ミニ富士山のような山々の連なりが遠望できます。

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 進行方向右側に目を向けると・・・

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 曇り空のもとですが、海です!そしてここにも、とんがり帽子状の島がありました。

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 名前の通りの海岸寺駅を過ぎたあたりから少しの間ですが、海岸スレスレを走る予讃線。瀬戸内海って穏やで、どこかいやされる海です。

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 少しですが、海底も見える透明度がありました。

 松山駅まであと2時間弱。潮風をいっぱいに浴びて、しおかぜ号が行きます!

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2012年5月23日 (水)

東京スカイツリー my photo アルバム(2/2)

 街角のツリーも振り返ります。

 最初は、ツリーを見守り続けてきたミラーです。

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 すっかり観光名所になったミラーでした。

 そして、このミラーのNo.1お気に入り.は・・・。

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 昨日の全景写真にもありましたが、綿菓子のような夏雲の上を絹絣のような秋雲がただよっています。

 ツリーがいかに高いかを実感する瞬間でした。

 ちなみに、他にもツリーを見守るミラーがあります。

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 まさに、街角のツリーですね!

 

 さて、タワーのふもと・とうきょうスカイツリー駅へと生まれ変わった業平橋駅です。

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 そして最後の日・・・

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 翌317日・生まれ変わった日も雨でした。駅名看板が外されて・・・

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 おしなりくんのおし、そう ツリーは押上にあります。

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 路地からの光景も。でも、いつかこのあたりも都市開発されるんでしょうね。

 赤ちょうちん ともです。

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 ビールがAsahです。さすが地元!

  最後にもう数枚。

ツリーの写真は、どうしても晴れた日、青空のもと納めたくなります。

 そういうなか、見直してみると、厚い雲との共演も趣があります。

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 雲との距離感に、改めてその高さを実感しました。

 そんな自然では、昨日の初日の出にあるようにお日様との共演が一番印象深いかもしれません。

 再掲になりますが、ツリーを祝福する夜明けの瞬間として・・・

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 いろいろなことが起きている世の中ですが、夜明って、その言葉もその瞬間も、希望を感じてやまないのです。

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 スカイツリーも幕開け(明け)です。関係者のご尽力に感謝するとともに、完成/開業しちゃったその姿に少し寂しさも感じるのでした。 

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2012年5月22日 (火)

東京スカイツリー my photo アルバム(1/2)

 今日の開業を記念して振り返ります。

 最初は初日の出。

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 建設開始から201020112012年(12年はなかなか日の出にならず14日です)と3年分です。2010年、タワー建設用のクレーンがお日様を引き上げているように見えた瞬間が印象深かったですね。

 今年は初日の出見えなく、2日も曇りでしたが、翌3日に雲の存在が不思議な瞬間を創ってくれました。

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 続いて全景。

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 川が整備されてきました。最後から2枚目は昨年8月15日。夏雲と秋雲の共演に心惹かれました。次、最後の1枚は、今年17日です。冬の澄み切った青空に映えますね!

 

 そして近づいて。

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 その存在感に圧倒されます。

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2012年5月21日 (月)

有楽町の小道はテルマエ・ロマエに通じる・・・有楽町駅からシネシャンテぐるり一周

 金環日食見えるか見えないか、気にしながら昨日のテルマエ気分の日曜日を振り返っています。

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 既に曇天気味だった朝。それでも有楽町の人出はなかなかのものです。

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 イトシア側、そしてその奥に大分装いを変えたマリオン・ビルが控えています。

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 イトシアのビル・ガラス窓の表面を東海道新幹線が過ぎていきました。

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 マリオンの方に進んでいきます。

 SEIBUの表記が、LUMINEに代わっています。

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 そのマリオンの通路を通り抜けると・・・

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 その前に、ピカデリー前に気を引くポスターがありました。

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 初夏を感じる穏やかな日曜日にお似合の、爽やかLOVEHEARTですね。

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 マリオンを抜けて晴海通りには行列です。

このあたりの行列は、宝くじのチャンスセンターからでしょうか?

 変わらぬマリオンの顔も記念に。

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 晴海通りを歩道で横断します。

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 ニュートーキョービルには、次回公開のMIB3の紹介パネルが見えます。

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 手前を右に曲がると・・・

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 ガード下に続く小道です。

 そして、よーくお世話になっている・だーい好きな一角に来ました。

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 昼間は暗いですが、12時頃からの開業に向けて・・・

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 開店準備されています。登運とんサンでーす!

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 帝国ホテルに近いため、外国人の方も多いんですよね。また今度。

 ガードをくぐると見えてきました。

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 右手奥のビル・・・

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 日比谷シャンテシネです。

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 まだ9時なのに行列ができていました。その行列は・・・。

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 ヒットしてますね・・・楽しみ楽しみ。

 列に並んで振り返ると、シャンテビル本館の柔らかいフォルムが出迎えてくれました。

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 ちなみに歩いてきた方向を振り返ると、懐かしい風景に戻ります。

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 指定券に引き換えて、エレベータを昇り、シネ1内の階段を上がっていくと・・・

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 新緑の鮮やかさに負けない、爽やかな笑いに包まれた2時間が待っていたのです。

 阿部ちゃんの大真面目な演技がとにもかくにもハマります。もちろん上戸さん始め、なりきり市村さんとか、確かに濃いー!ゆっくりとお風呂に入りたくなっちゃいました。

 ちなみに、次回作は・・・

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 オールバウトマイマザーやトークトゥーハーで有名なペドロアドモバル監督作です。

 神経衰弱ギリギリの女たち が大好きなのですが、とにかく気になるタイトル・写真です。

 映画館を出ると・・・

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 聖子さんと・・・

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 吠えるゴジラくんが待ってくれていました。

 そして、歩るいていくと・・・

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 いつも新幹線から見る光景の中に登場する通行人になった自分を想像したのでした。

 有楽町駅はもうすぐ。金環日食まで約19時間、ツリー開業まで約46時間となった日曜日のお昼前です。

(おまけ)

テルマエ観たら、ラコステのワニさんマークが妙に気になったのでした

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2012年5月20日 (日)

デビュー! スカイツリー 粋な構造物を北千住-錦糸町-市川・L字ラインのミニツアーで満喫(予告編)

 東京タワーとコラボした511日の続編です。

 イベント満載の週が始まりました。

 21日・世紀の金環日食に続いて、今年最大注目のスカイツリーが22日に開業です。

構造物としての美しさ、存在を記録するため、その足元から、都心の一部分なしている姿までL字ラインで5月5日に訪れました。

日後を控え、さわりを少々です

 

 

 

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 面白写真や・・・

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 普段の生活の中や・・・

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 経営母体である東武鉄道(電車)とのコラボとか・・・

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 信号も整備され、お出迎えの準備ができた姿とか・・・

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 移動中の都バスの車窓とか・・・

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 まるで模型のような世界にたたずむ姿を、東京スカイツリーライン・北千住駅起点に市川市・アイリンクタウン(前回43日記事で訪問)までミニツアーします。

鉄骨構造物の東京タワーが醸し出す力強さとは異なる、鋼管構造が醸し出す剛と柔の調和が、高さだけでなく日本技術の粋(イキ)を全身で感じるのでした。(続)

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2012年5月19日 (土)

キハ58隊員・西へ・・東海道新幹線の先へ(その4) 瀬戸内海を上からこんにちは

 岡山駅でのぞみ・N700系を見送ります。博多駅まで、がんばってくださいね。

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 乗り換えたのは・・・

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 流線型が印象的な特急しおかぜ号です。

 奥には吉備線の赤いディーゼルカーも見えました。

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 新幹線を見送って、しおかぜ号は南下します。

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 倉敷が近いせいか沿線には、土蔵を模した建物もありました。

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 程なく海が見えてきました。

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 そして、JR西日本とJR四国の境界・岡山県最後の駅・児島です。

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 児島駅を発車すると、いよいよです。

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 トンネルを越え、列車の轟音ともに瀬戸大橋を渡ります。

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 岡山県側に振り返ると、鷲羽山周辺の街が広がっていました。

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 南下にしたがい、進行左側()景色を堪能します。

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 大橋から島に降りる道のカーブがなめらかな曲線でした。

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 そして、再び海上に出て・・・

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 開業当初は集客力バツグンだったフィッシャーマンズワーフが眼下に広がります。

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 そして、四国側が現れました。

 瀬戸内海の空中散歩も終わりです。

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 坂出市の工業地帯が広がります。

 しおかぜ号は、松山駅に向かって進みます。()

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2012年5月18日 (金)

キハ58隊員・西へ・・東海道新幹線の先へ(その3) 新緑気分の車窓・近江から新幹線車庫・山陽新幹線へ

 米原駅から始まる近江の地では、田に張られた水、そして映る緑が、驚くほど鮮やかに見えました。素朴な感動を味わえたのです。

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 そして京都駅を過ぎると、お馴染みの東寺・五重塔があらわれました。古都のたたずまいが素敵です。

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 山崎付近、車窓右には阪急の京都線が並走します。時速差350キロ超でのたまたま写真です。

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 山麓を走る東海道本線には、貨物列車です!

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 そして車庫です。2編成分が縦置きできる長さがあります。

GW明け休日のせいか、休憩車両が多いですね。

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 新大阪・新神戸を過ぎると淡路島が現れました。

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 日本有数の鉄鋼会社・神戸製鋼所さんの製鉄所が見えます。

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 姫路駅の手前では、新緑の山に鉄塔がそびえています。見ることが多い日本らしい風景とも言えますね。

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 そして、tokyo hirokunさんに教えていただいた姫路発祥の甘味屋さん・御座候の工場がありました。ちょっと感激です。

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 姫路駅を過ぎたところでは、廃線になったモノレールの線路跡がさびしそうに残されていました。

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 線路が途中で無くなっているんですね。

 やがて岡山県との境になり、緑の中に清流が登場、そしてゆったりと流れ緑が同化しています。

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 山陽本線が近づいてくると、川の先にお城が見えます。

東京駅から720キロ・・・岡山駅に到着します。(続)

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2012年5月17日 (木)

キハ58隊員・西へ・・東海道新幹線の先へ(その2) 新緑気分の車窓・富士山から浜名湖・伊吹山へ

 三島駅-新富士駅間の右側(富士山裾野)も緑が鮮やかでした。

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 そして富士山と再会。

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 緑・青・そして白、新緑シーズンのベストマッチですね。たまりませーん!

 富士山が全景を表すようになると、第2東名とのコラボもチョッピリです。

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 富士市の象徴・煙突と富士山も記念に。

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 そして富士川では、海側の車窓左の風景です。急流・富士川も下流では広い川ですね。

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 海との境が少ない蒲原付近の山側風景も好きなんです。鮮やかな緑、斜面にへばりつく道、秋にはミカンの色もチラチラ見えます。

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 静岡を過ぎ、安倍川を渡り・・・

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 茶畑を行って・・・

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 模様のような雲の下を流れる天竜川を過ぎると(そうそう、磐田市付近でピョンピョンしている親子は見なかったですねー)・・・

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 奥に浜名湖大橋をした、浜名湖を渡る東海道線の少しレトロな橋梁たちです。

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 愛知県にわたると、スズキ自動車の大きな工場が見えてきました。風力発電プロペラが緑の中にシンボリックに立っている姿が印象的でした。

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 濃尾平野の農業地帯を通り・・・

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 名古屋を超えて養老山系を遠望できる長良川を超えると・・・

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 右側に伊吹山系が現れました。

まず、露天掘りで削られた山・・・

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 関ヶ原と鉄搭・・・

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 山と水を張った水田・・・

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 伊吹山です。久しぶりにクッキリとその雄姿を見ることができました。もうすぐ滋賀県です。(続)

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2012年5月16日 (水)

キハ58隊員・西へ・・東海道新幹線の先へ(その1) 新緑気分の車窓・東京,神奈川,静岡

 

したら初夏の装いがチラホラ見えました。

 

鉄道での西行き紀行、出発進行!

 

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 早朝の東京駅は、新幹線が出番待ち、勢揃いでした。

 

 タワーへのバス旅で掲載した東京フォーラム手前を、山手線と並走です。

 

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 新橋駅奥に霞が関ビル、続いて浜松町駅奥に東京タワー、そして貿易センタービル・高架は東京モノレールが過ぎていきます。

 

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 この後は、前回と反対の進行方向左側をメインに鑑賞です。

 

早速、大井町駅の前回反対側、左側から山手線車庫線、りんかい線、横須賀線や湘南新宿ラインなどなど、大好きな線路の集積地帯です。

 

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 しばらくすると先ほど右側に行った横須賀線・湘南新宿ラインが寄り添ってきます。

 

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 東京湾にそそぐ方を見ながら多摩川を渡り、神奈川県に入ります。河原の緑が鮮やかです。

 

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 昨年できたJR武蔵小杉駅 横を走り去ります。

 

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 横須賀線ともすれ違い。奥の建物は、パソコン・電子機器でで有名なNECさんですね。

 

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 この辺でモーニングです。早朝限定・新幹線の500円セットでチョット休憩。

 

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 そうこうしていると進行方向右手に、クッキリと富士山です。

 

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 手前の緑だけでなく、大山山系を前面にした富士山も神奈川県らしいです。

 

 左手には湘南平の高台が現れました。

 

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 この麓 海そばには、芸能人水泳大会でよく登場した大磯ロングビーチがありますね。

 

 そして、酒匂川橋梁を超えると…

 

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 小田原です。小田急電車・大雄山線もチラと見えました。

 

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 相模湾をちらと見ると、熱海そして丹那トンネルを超えて、函南駅あたりの緑です。海だけじゃない伊豆の付け根ですね。

 

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 進行方向右側もこの通り。

 

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 三島駅付近で富士山です。

 

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 新幹線架線越しに、三島の字を入れた写真が撮れました。静岡県を西へ進みます。()

 

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2012年5月15日 (火)

幸せの黄と青・早春の房総半島 斜め横断 から 外房線・内房線へ(その12) 大原駅でのお土産etc.

 JR大原駅のホームからいすみ鉄道・大原駅を振り返ります。

 シンプルそのものですね。

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 そうそう、いすみ鉄道・大原駅の売店はなかなか楽しく、いろいろ買っちゃいました。訪れた際のご参考にどうぞ。

 まずは、鉄道らしくキップです。

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 震災で被災した三陸鉄道(岩手県)、ひたちなか鉄道(茨城県)を応援するキップ。

 ひたちなかは8月に、三陸は9月に訪れたときのことを思い出しました。

 次は、ほんのり濡れている煎餅・い鉄揚げです。

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 いすみ鉄道をご指南してくれた・たかしさん推薦の1品・・・甘じょぱさと、軽い口当たりが、絶妙でやめられません。パッケージも幸せの黄です!

 可愛いポリ袋に入れてくれます。

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 間違っても、ゴミ袋なんて呼べません。

 そして、いすみ鉄道のキャラクター・ムーミングッズ。

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 沿線の菜の花、こんなに多いんですね。

 もちろん、小物お土産も、このような鉄道絵柄の袋に入れてくれます。

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 オールスター出演ですね。

 絵葉書も、四季を映していて見とれちゃいます。

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 菜の花だけではない、いすみ鉄道・1年間の魅力がよくわかりました。

 そして、最後に・・・。後程くわしく登場します!

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 さあ、菜の花の黄と海の青を兼ね備えた電車がやってきました。

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 大原駅から外房線で南下します。()

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2012年5月14日 (月)

幸せの黄と青・早春の房総半島斜め横断 小湊キハ200形&いすみキハ52系(その11) 大原駅にて

 走ってきた鉄路をふりかえりながら、小休止しているキハ52系・・・

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 駅にはキハ52系が登場する横断幕が掲げられ、地域に愛され・みんなで盛り立てていこうとする一体感を感じました。

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 TVでの紹介の際にはフォークソング列車なる歌声喫茶in鉄道もあり、単なる移動手段を超えた鉄道のありかたが嬉しかったです。

 そして、ホームに目を向けると、折り返しの急行を待つ皆さんでいっぱいでした。

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 楽しんでくださいね!

 さあ、ホームをでましょう。

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 改札口も、どこかフレンドリーな感じです。

 ・・・などしているうちに、折り返しの時間になりました。

 職員の方にお願いして、ホームに入らせてもらい、見送ります。

 出発の準備は整いました。

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 信号はありますが、ホームからの安全確認・出発案内・見送りをされていました。手作りのいすみ鉄道ですね。

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 行ってらっしゃーい。また乗りに来まーす!
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 さあ、房総半島・斜め横断の旅(黄色)から、今度は房総半島ぐるり海風景(青色)です。()

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2012年5月13日 (日)

幸せの黄と青・早春の房総半島斜め横断 小湊キハ200形&いすみキハ52系(その10) 斜め横断・終着の大原駅に到着です!

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 5月第2日曜日・・・世界中のお母さん、ありがとうです

 

 ぶらり旅TV紹介された いすみ鉄道 その翌日422日記事の続きです。

 夏もまじか。春をふりかえましょう。

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 ムーミン谷の駅・国吉駅を出発したキハ52系は、菜の花の土手を進みます。

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 森、畑、沼、民家、立ちのぼる煙、そしてこの風景の一端を担う真っ直ぐな鉄路・・・この何気ない風景はどこか懐かしいですね。

 そんな風景の中、車内では皆さんが皆さんなりの旅を楽しまれていました。

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 車窓を楽しむ方、車掌さんとの会話を楽しむ方、キハ52の車内を懐かしそうに見つめる方・・・沿線の菜の花だけでなく、たくさんの笑顔が咲いた車内です。

 そして、列車は小さな駅へ、

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 上総東駅です。

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 少し朽ちた感じの駅名看板が、素朴なホームに映えます。

 行き違いのためにしばし停車。

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 後で気が付いたのですがミラーから足が生えていました(足の方失礼します)。

 車両横のサボ・行先表示板も、昔のものに差し替えられていました!

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 嬉しい演出ですね。

 向こうからは、菜の花色の列車が現れたのです。

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 さあ、ラストスパート!

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 菜の花に彩られられた花道をカーブします。すると・・・

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 水を張った田と菜の花たちが、車窓一杯に広がります。

 程なく、左手から別の鉄路が寄り添ってきました。

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 JR外房線です。そして、また少し離れて・・・

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 キハ52系、今の活躍場の東端・大原駅に到着しました。(続)

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2012年5月12日 (土)

Mステ アーティスト別BEST3・・阪急電車・主題曲のaikoさんだ + ピンクの空

 510日・日中の雨・・・の降る前に東京を離れ、戻ってきたときには澄み切った夕暮れの空。空色もあれば曇り色もあって、でもその微妙な境にピンクがかった空(雲)を見つけました。

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 泣いたお空が 泣き止んで

 ご機嫌戻った夕暮れ たそがれ

 なあんだ、泣いたり笑ったりする僕らと一緒

お空も泣きたくなるんだね

ひとしきり泣いたら泣き止んで

「えっ、何かあった?」って、泣いたことを忘れているような このオトボケ

そうか このピンク色はオトボケの印だったんだ

でもお願い 泣くときはほどほどに

オトボケ空さん じゃあまたね

 

 

 約一週間前のMステで、視聴者投票によるアーティストのBEST3とういう特集がありました。

 自分とどんぴしゃな2組を記録します。

aikoさん]

3位 花火

2位 ボーイフレンド

そして

1位 カブトムシ

Aikoさんの作品を聴くと、まず頭をよぎるのが「なんかどの曲も同じように聴こえる」なのです。

でも、逆にそれが心地よくて、どの曲を聴いても、安心して聴けちゃうので、いつの間にかはまっちゃうのでした。

そして心ときめくのがその詩。

特に、1位・カブトムシのサビ。「甘い匂いに誘われた私はカブトムシ」・・昆虫を超えた愛らしいパートナーに見えてきます。

 映画・阪急電車の主題歌に、このようなaikoさんを起用したのはド・ストライクだったと思います。

 

[ミスチル]

3位 Sign

2位 名もなき詩

そして

1位 Tomorrow never knows

 特に2位「名もなき詩」は、和久井映見さんが軽度の知的障害(イデオ・サヴァン症候群、最近では中居正広さんataru)を演じたドラマ・ピュアの主題歌でした。オブジェ創りに天才的な才能をみせる、それこそピュアな姿に心洗われ、純粋なことの素晴らしさ・反面この社会で普通に生活することへのハードルを目の当たりしたのです。

 桜井さんの歌声が、そんな和久井さんやまわりの人々を力強くも優しく包んでくれました。歌とドラマと相互作用の共振MAXなんですね。

 1位は、純粋に作品への共感MAXでした。サビの「果てしない闇の向こうに・・・誰も知ることのない明日に」は、歌い上げから、つぶやきに変わっていく歌唱に引き込まれてやまないのでした。

ちなみに、イノセント・ワールドで有名になる前の「クロスロード」も超好きです。

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2012年5月11日 (金)

鉄骨構造美の極み・東京タワー再び(その5)・・鉄骨+リベット と 鋼管+溶接のスカイツリー

 足もとまで来ました。

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 映画・3丁目の方のAlways世界のようですね(スピルバーグ監督のAlwaysも好きです!)。

 足もとをみると、当時の最高技術であったといわれる・丸い頭をもったリベットで接合されていったさまが、蘇るようです。

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 鉄骨にぽちぽち見える丸い粒、800度超の高温に熱せられたて真っ赤になった鉄のピン・リベットを上へ上へと延びていく鉄骨に打ち込むなんて、尊像を超えます。

 組みあがった鉄骨。



 そして、強い日差しを受けても朽ちることのない鉄骨たち。

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 鉄骨の品質や表面の塗装技術にも、改めて敬服しました。

 遠くから見えるその美しさ、構造の繊細美、に加え・・・

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 この踏ん張り・・・

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 自立という言葉には、力強さ・きがいが備わっている必要あることを実感した429日でした。

 

一方、GW後半の快晴日・55日のスカイツリー。

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 いつの間にか、川(?)の整備も出来上がり、その足元は、澄み切った青い空のもと絶好の憩いの場になっていました。

 そして、川辺のフェンスには・・・

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 万が一落ちた人を救助するための浮き輪も完備してあります。写真右端です。

 そして構造。スカイツリーは鉄骨でなく、水道管のような丸い断面をもつ鋼管でなりたつのでした。

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 しかも、ただの直線状ではなく、写真右側に見えるようなゆるーい弧を描いています。

 加えて、計算つくされた幾何学美。

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 東京タワーから53年を経て生まれたこの技術の極みに、429日とは異なった感動を覚えました。

 細かく見ると、太い鋼管に細い鋼管が溶接され、昔化学で勉強した分子構造の腕のようです。

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 とくに、足元・・・

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 柱になっている1本の交換に、小骨のように細い鋼管が溶接されていました。

 現在最高峰の溶接技術・・・

 53年前の東京タワーも当時最高峰の接合技術・・・

 最高峰という技術の冠は、時代が変わっても受け継がれています。

 完成品を眺め撮影できる幸せ・・・2つの塔に携わった皆さんに、改めて感謝でいっぱいの55日でした。(ツリーへ続きます)

 追記:ロードオブザリングの2作目・二つの塔も大好きです

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2012年5月10日 (木)

鉄骨構造美の極み・東京タワー再び(その4)・・新緑と青空がお似合ネ!

 52日記事でタワー内で6日まで開催されていた鉄道模型展を先行しました。

 時間を少し巻き戻して・・・東京都からの路線バスで降り立ったところ周辺からの見惚れたタワー姿です(すぐ惚れちゃうんですが)。

 晴天の429日午前、バス停・・・

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 停留所標識のガラスにはは東京タワーがプリントされているかのよう。

 順番逆で、降りてすぐ振り返るとコチラの順方向です!

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 緑の中には、タワー色と同じ白のツツジがチョッピリ。

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 少し引いてみると、その豊富な緑に、都心にいることを忘れそうです。

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 タワーを包むキラメキをイメージすると・・・

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 スカイツリーと同じような、反射鏡もありました!

 ちょっとクネったタワーがかわゆいですね。

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 太い鉄骨に斜めの補強鉄骨が入る幾何学模様・・・スカイツリーと異なった構造美を少し遠望記念撮影します。

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 さあ、タワーに近づきましょう。

GW晴天のもういち日・5日は、少し近づくことができるようになったスカイツリーへ行きましたので、見た目の構造差もぜひ。(続)

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2012年5月 9日 (水)

台東区・御徒町駅(2/2)・・・親しみと懐かしさと

429日にミルクスタンドを紹介した御徒町です。

GW終わりましたが、アメ横をはじめ、なかなかの賑わいでした。

JR東日本が誇る最新型通勤電車・E233系で駅に降り立ちます。

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 目の前では、徳大寺(通称:開運摩利支天)さんが、今日もアメ横を見守っています。

 ちなみに、ホームから上野駅側は、鉄路も緩やかにカーブしていて、お気に入りです!

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 改装され新しい顔を見せる駅構内は、人・人・人。

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 それでも、駅全体のたたずまいは、どこか懐かしさを感じます。

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 御徒町駅を上野方面に進む京浜東北線は、アメ横のすぐ上を走ります。

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 アメ横のシンボルを記念に。

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 そして、摩利支天さんにお参りします。

 境内からは、電車も。鐘つき堂と電車・・・少し不思議な感覚でした。

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 御徒町をくぐる春日通りに戻ります。

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 オヤ、青空に何かが飛んでいます。

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 パンダだー、空飛ぶパンダ!青空の中からこんにちはしてくれます。

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 老舗・松坂屋デパートのアドバルーンでした。

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 二人で空中遊泳。どんなお話をしているのでしょうか。。

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 パンダだけではありません。

松坂屋のガラス窓に、

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 そして緑の間から、眩いばかりのお日様も、こんにちはしてくれます。

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 初夏の訪れを予感した休日でした。

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2012年5月 8日 (火)

クロスファイア と ホワイトアウト

GW終盤、本棚を整理するため捨てることにした書籍の内、特に思い出深い2冊を記録に残します。

 

[クロスファイア]

念力放火能力を持つ少女の、その能力が故の切ない生きざまを、臨場感あふれる表現で描き上げた宮部みゆきサンの作品です。

 カッパノベルズで発行された中編集・鳩笛草の中の一編・燔祭のその後として描かれていますが、超能力者とそれを排除しようとする組織の、まさに息詰まる戦いは、いろいろな意味での復讐心がその背景にあるため、逆に読んでいくうちにたまらなく切なくなりました。

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 大傑作・ガメラ2を監督した金子修介さんが2000年に手掛けて映画化されました。当時売出し中だった矢田亜希子さんが初主演することもあり、速攻観に行った想い出があります。少女の純真さ、運命に翻弄されるさまは、映像になってなおこみ上げてくるものがありました。映画から原作へ、という読者も多かったらしいですね。加えて、後から知ったのですが、雨上がりの宮迫さんやメンズノンノ・モデルだた谷原さんも出演していたみたいで、今度機会があったら役者ぶりを確かめたいですね。

[ホワイトアウト]

 冬山を舞台にした緊迫感MAXの山岳アクション小説です。このミステリーがすごい!で1996年の日本1位になるくらいなので、皆さん同じように共感されたんだなあーと、真保裕一さんのこの作品が1位になったことを嬉しく思った記憶があります。

テロリストに占拠され下流の街を人質する舞台になった新潟・奥只見ダムに旅行で行っていたこともあり、臨場感満点で読んだものです。

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 織田雄二さんを主役に、フジテレビが大々的なPRをして2000年に映画公開されました。そのスケールの大きさ、ダイハードへのオマージュとされるシーンなど、話題にはなりました。この作品も速攻観にいったのですが、小説から得られるイマジネイションがあまりにも膨らみすぎたためか、少し物足りなかった記憶があります。逆に、よく言われる原作の難しさを改めて実感したのでした。

恐ろしくもあり、ハラハラしながら、突き進んで、深い感慨に浸させてくれた2冊(3冊)に感謝です

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2012年5月 7日 (月)

ちょっぴり大阪(兵庫)(その8) 東宝映画・阪急電車の世界へ(延長で4/4)

 小林駅に魅了され、1回延長になりました!

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 そろそろ、小林駅とお別れする時間になりました。

 早速 西口から入場し・・・

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 ようと思ったら、こちらは 券売機がありません。私鉄はSUICAが使えないんですよね。

 そうです、「キチンと正面から帰りましょう」、と促されているんですね。楽しようとしました。イカンイカン。

 などと考えつつ歩道橋をあるいていると・・・

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 空には、自衛隊のヘリコプターならぬ普通の飛行機が・・・

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 低空なこと・・・そうです、。伊丹空港が近いことを思い出しました。

 梅田駅までの切符を買って・・・

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 西宮北口駅行きのホームで電車を見送り・・・

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 降りたホームに戻ると・・・

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 宝塚駅行きがやってきました。

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 車内はご覧のとおり、

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 皆さん「静かに」乗車されていました(阪急の全線通じて、南果歩さん&宮本信子さん+芦田愛菜ちゃんエピソードでのような騒がしさは無かったですヨ)。 

 さあ、出発進行!

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 緑の丘陵に向かい、緩やかなのぼりとカーブを進むと、逆瀬川駅です。

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 宮本信子さんと芦田愛菜ちゃんが犬を連れて乗ったこの駅の先には、橋と小さいアップダウンが見えます。

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 橋から見た進行方向左側。小林駅と違い、ターミナル的なビルが目立ちました。

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 そして、直線区間ですれ違うと・・・

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 車窓左(西)に緑の丘が近づき・・・

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 中谷美紀さんが、ウェディングドレス姿で反対側のホームから乗車してきた宝塚南口駅です。

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 そして、川を渡るその先左手に、宝塚大劇場の建物が見えてきました。

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 川の東側はひらけ、西側は丘陵が迫っていて、宝塚市の地形なんですね。

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 今津線は、高架線の状態で丘陵地帯に広がる住宅地を前に左へカーブを始めました。

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 直線になると、目の前にポッカリ口を開けた建物が見えます。

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 右手に電車の姿が現れると・・・

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 終点の宝塚駅です。

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 とってもシンプルな行き止まりですね。

 映画のラストと同じように、宝塚駅ホームに降り立ったのです。

 降りて思ったこと・・・また、映画を観たくなりました。

 そう思わせてくれた今津線の3000形電車、運転手さん、車掌さん、ありがとうございました!

 この映画で一番印象に残ったセリフ、門戸厄神駅で南果歩さんにたずねられて戸田恵梨香さんが思いを話すシーン「この電車に恩返ししたくなった」・・・がチラッとよぎりました。

 

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 ホーム対面に、梅田行き急行電車がやってきました。乗り継ぎも、バッチリですね。

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 宝塚散策は、また。さあ帰りましょう。宝塚線もどこかでアップします。雲雀丘花屋敷など面白い駅名ありました。(ひとまず終です)

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2012年5月 6日 (日)

ちょっぴり大阪(兵庫)(その7) 東宝映画・阪急電車の世界へ(3/3)

 ウェディングドレス姿の中谷美紀さんの気概には及びませんが、菖蒲湯に浸かり、さっぱりしたところで再会しました。

 ご覧になった方、ホッコリされましたでしょうか。

 

 エピソード一つ一つに込められた思い、そして紡いでゆく阪急・今津線、aikoさんの普段着な歌唱・・・ポケットにしまって、ひょいと取り出したくなる・・・原作者・有川さんの世界に浸るだけにとどまらず、繰り返してみちゃう一作でした(ちなみにロードショー中に2回行きました)。

 さて、エピソードの中でも登場し、気になった駅・それが小林駅です。

 住宅地との隙間にある狭いホームに降り・・・

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 宝塚駅方面に向かう電車を見送り・・・

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 線路際の瀟洒な家々に目を向け・・・

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 駅名票の横を通って進むと・・・

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 "あの"階段・ベンチがあらわれました。中谷美紀さんが少女を勇気づけた会話が、そして中谷美紀さんと戸田恵梨香さんの「人生の機微」やりとりが、聞こえてくるようです。

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 ひと気のないこの階段をあがっていくと・・・

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 山側に出る自動改札だけの出口があって、跨線橋反対側を見ると・・・

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 新緑の小山を背景にして宝塚駅発の電車がやってきました。

 屋根にある パンタグラフと冷房機を記念に。

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 跨線橋を渡り反対ホームから今来た西宮北口駅側を見ると・・・

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 ホームの先にもう一つの橋がありました。

 そうこうしていると、ちょうど次の電車がやってきたので記念に。

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 改札口をでて、振り返ると・・・

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 それこそ「阪急電車」小林駅です。普通なら阪急電鉄 小林駅のところですが。

 そして駅前、花壇が手作り風でイイ感じでした。地元の皆さんに育まれているんですね。

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 赤いポストや標語看板、駐輪場や住居表示まで(映画では看板住居表示は緑のボードになっていましたが)・・・

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 住宅地駅前にふさわしいフルセットが完備されていますね。

 みんなの町の駅を強く感じました。中谷美紀さんが新しいスタートをきるにふさわしい駅なことを、ほんの数分滞在しただけなのに、確かめちゃった次第です。

 駅の左側にある歩道橋を渡りましょう。

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 ホームに面した反対側には、梅田駅から乗ってきた、南側の景色が広がります。

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 歩道橋の先はちょっと複雑な面白い通路になっていました。

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 先に進むと、通路の石垣からはお花が顔をだしていました。

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 さらに進むと、ホームに降りてまず目についた、そして 役名「少女」が通る石段です

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 その先には緑の丘陵が広がっていました。そよぐ風にあたり、緑の匂いに包まれながらチョッピリ映画の余韻にひたったのです。

(続(終わりの予定でしたがもう1回))

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2012年5月 5日 (土)

ちょっぴり大阪(兵庫)(その6) 東宝映画・阪急電車の世界へ(2/3)

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 なめらかな曲線を描く坂の鉄路を、時速100キロくらいの高速でくだると、山の手側に電車の車庫が現れてきました。

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 そして、7000系が減速を始め、車内放送と、車庫と本線の切り替えを担うポイントの登場が、五感で西宮北口駅への到着を知らせてくれます。

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 下車、そして見送ります。

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 広いコンコース、そして山の手側、映画にもチラと出演した階段横のエスカレータを下りた先に、その阪急・今津線はありました。

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 ホームの先端(海側)は行き止まりになって。昔は、この西宮北口駅を横切るように、最南端の今津駅まで一気通貫していたそうですね。

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 ホームには藤棚のような緑も。

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 阪急電車は、これから進む今津線の鉄路を見つめていました。

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 映画の後半部と同じ、西宮北口駅から終点の宝塚駅を目指します。

 準備ができて、出発進行!

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 発車して程なく、門戸厄神駅ホームが見えてきました。昔、舞台を見に行ったりして少しオキニだった南果歩さんが公開中SPEC主演の戸田恵梨香さんと出会うエピソードで出てきました。

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 すぐに発車すると、住宅地の間をまっすぐに伸びる今津線鉄路が目の前に現れます。

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 そして、甲東園駅。

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 緑豊かで広々とした関西学院大学のキャンパスを映画で初めて観ました。あの女子高生が憧れるのも納得です。その女子高生と、大学生カップル・・・ある時は勇気づけ、ある時は切なく、ある時は微笑ましく・・・不思議な偶然をつづった有川さん一流のエピソード達のひとつにも現れました!

 続く仁川駅と間では、緑と緩やかなカーブが増えてきます。

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 仁川駅手前では、小さい橋がお出迎えです。

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 仁川駅北端からは、前面に六甲?の丘陵地帯が見えてきました。

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 少しのぼってきたようです。

 東側の住宅地がやや下に見えるようになり、目の前の直線鉄路もチットだけ上を向いています。

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 そして、今回途中下車する駅・小林(「おばやし」って読むんですね)が見えてきました。 (2枚目は、1枚目の写真を撮った時を車掌から撮ったものです)

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 主役の中谷美紀さん、そして先ほどの少女・・・人生の思いきりや、素敵な出会い、そして勇気、それらを暖かく包んでいたこの駅の存在はとても大きかったです。この目で、耳で、肌で、鼻で、確かめたかったのです。(続)

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2012年5月 4日 (金)

ちょっぴり大阪(兵庫)(その5) 東宝映画・阪急電車の世界へ(1/3)

 約1年前の52日、映画・阪急電車を取り上げました。

 こどもの日の5日に地上波で放送されることを知り、昨日までの記事以降ちょうど最近乗りに行けたので、その雰囲気だけでも届けられれば嬉しいなあと、「一周3時間のお散歩」を追加します。

 

 スタートは、梅田駅です。

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 初めて行った頃は、「なんで大阪駅でないんだろう」って不思議でったものです。北から阪急・市営地下鉄・JR・阪神で、駅名は梅田・梅田・大阪・梅田・・・オセロゲームだったら大阪が裏返って梅田になっちゃう状況です。

 それでも、南海・なんば駅と並ぶ地上でのこの行き止まりスタイル・・・東京にも東急・渋谷駅、西武・池袋駅などありますが、神戸線・京都線・宝塚線と3線乗り入れるスケールの大きさがイイですね。

 これから行くルートは・・・

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 空色の神戸線・西宮北口駅 乗り換え 今津線を北上し、宝塚駅からオレンジの宝塚線で梅田に戻ろうというものです。

 さあ、9号線へ。植物たちの先に、阪急カラーの神戸線特急が停車していました。

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 そうそう、何気なく使っちゃいましたが、ここでは番線でなく号線と呼んでいます。駅構内では「ただいま9号線に・・」なんてアナウンスが流れるので、すぐ染まっちゃいます。

 梅田駅の発車瞬間を味わいたくて、最後部に乗車しました。

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 この電車の製造メーカーはアルナ工機。東武鉄道・スペーシアなども製造してきた今はなき会社です。

 長―いつり革や木造り風の内装もgoodですね。

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 さあ、時間が来て、阪急7000系がゆるやかなカーブのホームを通り過ぎていきます。

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 そして、鉄路は駅舎を離れました。

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 カーブが続くと橋・・・絵にかいたような鉄道風景が続きます。

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 すぐに次の中津駅ホーム。通過すると逆カーブに入ります。

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 そして淀川鉄橋。琵琶湖から流れる川が大阪湾にながれる手前で川幅の広いこと。

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 そして渡りきった先、神戸線・宝塚線・京都線の分岐駅・十三(じゅうそう)です。鉄路の交差が感慨深く、見惚れちゃいました!

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 あのネギ焼き本店のある十三の駅を発車すると、いよいよ鉄路は神戸線の2本だけになります。

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 緑の中を時速100キロ程度で風のように疾走する7000系・・・軽快ですね。

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 また川を渡り、高架に入り・・・

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 また川を渡り、高架に入り・・・

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 その高架をくだると、とてもセクシーなカーブ鉄路が現れました。

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 なぜか、ヒッチコックの映画・白い恐怖でのシュプールが頭を一瞬よぎります。

 乗り換えの西宮北口駅が近づいてきました。(続)

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2012年5月 3日 (木)

ちょっぴり大阪水風景&駅グルメへ(その4) 淀屋橋・ネギ焼、そして阪急電車へ続きます

 GW後半戦、西行き東海道新幹線も混んでいるでしょうね。

 415日記事の続きです。

 

 大阪訪問時、市営地下鉄・御堂筋線で降りた駅が淀屋橋でした。

 ちょうどお昼頃、ぶらりとしたのですが、土佐堀川と街風景が調和して、曇天を吹き飛ばすような水風景です。

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 橋の上から御堂筋を北側見ると、いかにもの大通り・・・

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 ところが、西を見ると・・・

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 中之島・四ツ橋筋のビル群が、そして東を見ると・・・

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 右に北浜のビル群が、左に最近よく名前の出る大阪市役所が緑に包まれて、都会のオアシスといった感じですね。

 写真右側、橋のたものとには、川に面した舟座敷をおもちの割烹料理屋さんが、イイ雰囲気を醸していました。

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 市役所に近づくと、緑やお花が迎えてくれます。

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 上から平面的に見た地図もわかりやすいですね。

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 市役所と通りを挟んだ反対側には日本銀行のレトロなビル・・・も、そうなのですが、その前にあるポストが一際目を引きました。地球らしきものを支え上げている人たち・・・皆で支えねばです。

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 時間は過ぎて、夜。

 前回、新幹線300系引退記念弁当に負けて、新大阪駅での夕食にならなかったネギ焼きへまい進です。

 新幹線のコンコース内に大阪の味・有名店が出店している一角があります。

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 お目当ての、十三・ネギ焼きのやまもとさんです。ネギたちのイラストが可愛い!

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 右手にカウンターがあり、そこで熱々をいただけます。

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 醤油を薄っすらまとったネギたっぷりの生地の中には、食感が楽しめる牛スジと小さくカットされたこんにゃく。和風お好み焼きは、どこかサッパリとした味わいがあるんですよね。店の雰囲気は十三本店にはかなわないけど、味は同じです!

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 焼きそばまで頼む時間がなく、ここは売店で大阪別の味・大阪寿司を購入です。

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 リーズナブルな価格だけでなく、作っているのが、ポ-トデリカさんと並ぶ関西の駅・コンビニお弁当界の雄・シノブフーズさんでした。

 

 ところで、お昼も新大阪駅1階で、この時も大阪の味・串カツを楽しみました。

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 ただし、驚いたことが一つ。

 串カツって、野菜や魚もあるイメージがありました。出てきたものは写真の通り。みんな同じ形してるなあ・形合わせるの大変だろうなあ・・・と思ったら、すべて トン串かつだったのです!しかし柔らかでポンポン食べられたので○。

 

 おなか一杯になった大阪でした。

 ところで、これで記事終わりにしようかと思ったら、今週 映画・阪急電車にでてきた路線に乗る機会があり、また今度の土曜日にフジTV系列で映画放送されることもあり、このまま大阪(兵庫?)続けることにしました。阪急・今津線 雰囲気ありましたヨ。(続)

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2012年5月 2日 (水)

鉄骨構造美の極み・東京タワー再び(その3)・・1番ゲージの鉄道模型展です

 まず、56日まで行われている鉄道模型展「究極」と形容詞がつくのも納得の原信太郎氏コレクション展です。

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 今秋に横浜みなとみらい21の横浜三井ビルに開館する原鉄道模型博物館の一端を知ることができる展示会でもります。

 なんといっても珍しいのは、絵画鉄道模型の数々1番ゲージとよばれる最大級1/32の模型なんです。

 たとえば、オリエントエクスプレス。この精巧さには、参りました!

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 サロン、ダイニングだけでなく、厨房まで!調理の音が聞こえてくるようです。

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 会場内は、国毎に展示車両が区分けされている親切さ、わかりやすさに包まれています。たとえばスイス・・・

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 ドイツの機関車(頑丈さいっぱい!)、天窓の付いた電車・・・

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 アメリカの大陸横断特急(ちょっとヤングマンを思い出しちゃいます)・・・

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 フランスの機関車(スッキリしたデザインがらしいですねー)・・・

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 日本の機関車(貴婦人C57です)・・・

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 皆さん、じっくりご覧になっていました。

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 隣のエリアでは、鉄道模型が走っています。

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 大きいいだけに、迫力満点です。

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 貨物列車も、実物のようでした。

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 引き込み線やポイントも、普通の鉄道模型より、かなり実物に近い感じです。

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 鉄道資料以外でも、帽子、プレートなど、写真でしか見たことのない実物を見ることができました。嬉しいなあ。

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 最後に、原さんと、ブリキ電車・・・このブリキの電車・1両が、原さんの思いを静かに語ってくれるのでした。ありがとうございます、原さん。

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 さあ、懐かしさの後は、青空と緑のに包まれたタワーの姿が待っています。(続)

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2012年5月 1日 (火)

鉄骨構造美の極み・東京タワー再び(その2)・・路線バスがGWの都心を行く

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 [東98]は、東京駅八重洲南口を発車すると、まず はとバスの行列とご対面です。浅草・スカイツリーへ、渋谷ヒカリエへ・・・都心観光を一手に引き受け、大活躍です。

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 JRに沿って南下すると、左手に交通会館ビルの円形レストラン、正面に東京国際フォーラムです。

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 交差点を右折します。いつもはイベントで賑わうフォーラムも、今日は静かな時間を過ごせているようですね。

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 西向きに進むと、右手に三菱地所の美術館が見えます。レンガ造りがイイですね。

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 左折して、国道1号線を南下します。皇居がチラっと見えました。

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 通称・日比谷通りも、通行量は信じられない少ないですね。

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 銀座四丁目を突きっている晴海通りを直進し、日比谷公園の隣を進みます。

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 内幸町を右折します。右折直前では、ビルの陰にタワーがチラッと顔をだしました。

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 右折して西向きになると、立法の府・国会議事堂が目の前です。

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 すぐ左折すると、経産省前というバス停でした。1人乗車されましたが、通りにひと気はほとんど無かったです。

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 バスは現在 国道1号線を南下中です。クレーンに紛れてタワーが隠れていますね。

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 南下していくと、三田にあるNECのタワービル、さらに近づくと増上寺が姿を現しました。

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 増上寺の手前を右折し、緑に包まれた中をタワーに向かいます。新緑が鮮やかですね。

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 約20分の都心遊覧を終え、バスを降り、見送ります。そして現れたのは・・・いよいよです。ワクワク・・・(続)

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