幸せの黄と青・早春の房総半島斜め横断 小湊キハ200形&いすみキハ52系(その5) いすみ鉄道・キハ52系へ向けて出発進行

 4月12日記事の続きです。

　小湊鉄道といすみ鉄道の接続駅・上総中野駅です。今回下車しなかったのですが、2年前の春に訪れた際には駅舎の前で可愛らしく咲いている菜の花が印象的でした。まさに絵になる風景です！

　ホームには少し変わった色いの自動販売機が目につきました。でも、数時間後「あはは～ん」と納得したのです。詳細は後程。

　今乗ってきた小湊鉄道の鉄路と、いすみ鉄道の鉄路は、微妙な位置関係でつながっていません。

　早速、黄色いいすみ200形に乗り込みます。小湊鉄道からの乗り換え客で車内は大混雑。逆に、動きが取れないので車両最後部から過ぎ去る風景を堪能しましょう。

　すぐに発車。

　乗車した車両は、フローレンのマーク付きです。ムーミン谷を走るいすみ鉄道らしい！

　車内には、沿線案内があるし、ユラユラとスナフキンの絵馬が乗客の願いと列車の安全を見守ってくてれていました。

　後方車窓に目を向けると、小湊200形と黄色いスタッフジャンパーの職員の方が見送ってくれています。

　サイドミラー越しの警報機も絵になりますね。

　ほどなく、水を満たし準備を始めた田風景が広がります。日本らしい春に出会えました！

　山を下り・・・

　菜の花に出迎えられ・・・

　川を渡って・・・

　山里の駅を過ぎると・・・

　梅の花小窓が開いて、大吉のおみくじ箱が楽しい東総元駅に着きました。

　そしてまた春間もない森の風景の中を走る　いすみ鉄道です。多彩な緑の色合いが、新緑まえの春らしさを感じさせてくれます。

　民家が多くなり・・・

　代掻き始まった田の間を抜け・・・

　素朴な橋を渡ると・・・

　菜の花を合図にしたかのように、1本だった鉄路が４つに分かれるのでした。

　キハ52系に出会う駅、大多喜に到着しました。さあ、いよいよです・・・。(続)