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2012年3月

2012年3月31日 (土)

2011年度の終わりに・・・お疲れさまでした、青森県・十和田観光電鉄線

 年度末の平日を終え、ホット一息つけた土曜日の朝。

しかし2011年度最後の今日331日、2011年度最後のお別れがあります。

東北・青森県で89年前の大正11年から地域の交通の要として活躍してきた鉄道路線が廃止になるのです。

 その名は十和田観光電鉄線。

 

 311日の影響が経営環境に影響を及ぼしての結果ということらしいのですが・・・残念な限りです。

 自衛隊の航空基地とて有名な三沢市から、十和田湖・奥入瀬への東側入り口に位置している十和田市までの14.7km26から27分で結んでいました。

 

 今年1月、寝台特急・日本海にサヨナラした帰りに会ってこようとしたのですが、豪雪での日本海運休で、会えずじまいでした。

 2009年初夏、ブログを始めるなんて思ってもいなかった頃に訪問し、数枚撮影していた写真を、思い出として、このブログに残します。2枚目、改札口手前からホームを望んだ1枚は、お気に入りです。木造りの大きなガラスドアがしきりになった奥に、タイル張りの流しと改札のある風景。89年(当時87年)の歴史を感じたのでした。電車は、東京の方にはおなじみの東急電鉄をもとにしたもの(7200形)です。

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 なお、国土交通省東北運輸局のHPでは、東北の地方鉄道応援サイトを開設しています(東北ローカル線の再生)。真っ先に抜けることになった十和田観光電鉄線の雄姿を見ることができます。

http://www.tohokunoeki100.jp/localline/second/index.html

 

 さまざまなお別れをした20123月が過ぎようとしています。

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2012年3月30日 (金)

幸せの黄と青・早春の房総半島斜め横断 小湊キハ200形&いすみキハ52系(その2) 小湊鉄道・五井駅でキハ200形です

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 都内を出発して1時間ちょっとのところなのに、小湊鉄道・五井駅ホームに降り立つと、なぜか時間がゆったり進んでいる感じがするんです。

 2年ぶりでしたが、変わらなく・望んでいた風景が、この身をつつんでくれました。

 街の皆さんに大切にされている小湊鉄道。ホームの端っこでお花が見守っています。

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 通勤路線でもあり約15分ごとに列車がくる左の内房線を眺めつつ、我が道を行く感じでキハ200形が車庫にたたずんでいました。

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 振り返ると、右側の引き込み線の線路に、貨車がポツリと・・・

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 車庫のキハ200形たちが様子見しているようです。

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 さあ、停車中のキハ200形。手差しの行先表示板がたまりません!

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 昔の気動車らしい入り口のステップ。

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 小湊鉄道の名板が、ひっそりと、でも誇らしげです。

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 車内はロングシート。発車までだいぶん時間があるのに、乗客がチラホラ。なぜかみんな前を向いていましたね。

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 沿線案内も手作り風でイイなあ。

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 皆さんがみている車両前方へ。前面ガラスから先を見ると、今が2012年であることを忘れます。

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 見慣れないものがありました。よく見ると・・・クサビが2個。サイドブレーキ代わりなのでしょうか。残念ながら、どのように使うかはわかりません。

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 発車時間が近くなりました。キハ200形の雄姿を見ましょう・・・

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 反対方向からです。

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 車内に戻ると、椅子に張り紙が・・・サイクルトレインと書いてあります。そうこうしているうちにドアがしまり出発です。

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 どこか懐かしい小湊鉄道の旅が始まりました。(続)

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2012年3月29日 (木)

急行・きたぐにへのサヨナラ紀行(16)・・雪の世界(2)・森と水の磐越西線

 だいぶん、寄り道をしました。228(15)からの続きです。

春らくしなってきたこの頃、名残り雪といった感じで、2012年の去りゆく雪景色をお届けします。

阿賀野川沿いの景観は、月並みな言葉ですが 息をのむような荘厳さがありました。

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 新津駅から東へ向かう磐越西線は、森と水とロマンの鉄道の名(映画・僕達急行でも名前が出てきました!)にふさわしい日出谷駅-豊実駅-徳沢駅という新潟県と福島県の県境に差し掛かりました。

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 県境を越えたか越えなかったあたりでは、日差しが川面に反射して、雪の合間のまぶしさを演出しています。

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 川沿いすれすれをシェルターで進む磐越西線です。

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 福島県初めての駅・徳沢駅では、下りの新津駅行きとすれ違いです。雪に覆われどこがホームだからわかりません。

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 進行方向左側に移った阿賀野川は、少し渓谷状の様相をみせています。

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 さらにしばらく行くと、上野沢駅付近で河口堰が現れました。

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 その後、川を離れて盆地の雪景色の中を進みます。雪の上には、キハ110系の影が登場しました!

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 福島県最西端部の街・野沢の駅です。

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 次の荻野駅の手前ではダムも出現です。

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 今度は、幅広に変化した阿賀野川に数字が浮かんでいます。これは・・・

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 ボートの練習場でした。

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 山都駅を発車し、レトロで有名な一の戸川橋梁を超えると、しばらくして まとまった家並みが見えてきました。いよいよ喜多方です。

 日本海側からの気候・地形の移り変わりを実感した山越えでした。(続)

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2012年3月28日 (水)

ちょっぴり大阪水風景&駅グルメ(その1) まずは東海道新幹線・車窓を楽しみます

 先週、大阪に行く機会があり、お昼と夕方の紹介を考えたのですが・・・その前に、300系のぞみ早朝新幹線からの好きな車窓風景を少々。(撮りきれないところあったので、他日のもので一部補完しました)

 

 進行方向(以下同じです)右側。大崎駅付近の新都市風景。

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 左に湘南新宿ライン&臨海線、右から山手線。大胆に横切るとき、視界が開けて多数の鉄路が登場します。鉄路ファンにとり、たまりません!

 

 右側。多摩川を渡る風景。

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 東京都から神奈川県に入る瞬間。ここから駅弁を食べる人が多いという噂もあります。左側河川敷のゴルフ練習場はいつ見ても早朝から満杯です。晴れの日なんか、気持ちイイでしょうね。

 

 右側。武蔵小杉駅付近。

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 最近立ち並びだした高層マンション群が圧巻。迫ってきます。人気の東急・東横線駅以外に湘南新宿ライナー・横須賀線の駅開業で建設が加速されたようです。

 

 右側。円筒形の新横浜プリンスホテル。

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 目立つし、印象に残るこの円筒形。開業当時は斬新で話題になったのを覚えてます。

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 右側。相模鉄道と交差する付近。

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 新横浜出発後、林・畑・住宅のなかを通ってきて、急に視界が開けるところです。左上から右下に向かって横切る相模鉄道の電車がまるまる8or10両見えることもあります。壮観です。この日は見えなかったですね。

 

 右側。相模川を渡る前後の富士山遠望。

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 右側。斜面の住宅密集地越しの富士山。

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 富士山が見えなくても、平塚市北部の斜面に広がる住宅地のこの光景は目を引きます。この後はトンネル続きになります。

  右側。小田原駅越えて早川。

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 小田原城下ををトンネルで抜けると早川の先に箱根外輪山が遠望できます。1枚目写真右下には箱根登山鉄道も見えます。

 左側。青い相模湾を遠望。。

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 海に近いところを走行しますがほとんどがトンネル。合間合間に見える相模湾が新鮮です。2枚目の根府川鉄橋は新幹線あってこそ見える景色です。東京-大阪間2時間33-36分中で特に見入っちゃう一瞬なのです。

 

 東海道新幹線は、熱海駅の手前に差し掛かっています。(続)

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2012年3月27日 (火)

幸せの黄と青・早春の房総半島斜め横断 小湊キハ200系&いすみキハ52系(その1) 始発の五井駅へ

 幸せの青:青空、青い海。

幸せの黄:菜の花、いすみ鉄道200

幸せの青と黄:普通列車209系(2000番台)、特急列車E257系(500番台)

 

青と黄。スウェーデンの国旗のようなカラーリングは、千葉県房総半島のイメージカラーでもあります。春分の日、お墓参り前の駆け足訪問で、その青と黄の世界でがんばっている2つの気動車に会いに行きました。

 

 内房線の始発・千葉駅で総武線快速(写真右)から、青と黄ラインの209系に乗り換えます。

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 午前6時半を過ぎたあたりの車内は、空席が目立ちます。通勤車両の横に長いシートを改造して、ボックス型のシートにしていて、旅行にも向くようにしていますね。

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 作っているのは、おおっ、老舗の東急車両製造。JR東日本に吸収されることが決まった会社です。

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 さあ、出発です。内房線・外房線 入り混じるだけあってポイントもいっぱい!

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 発車してすぐ、上りの青と黄ライン列車とすれ違いです。

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 隣を走っているのは、京成電鉄の普通電車ですね。こちらは全身・燃える赤。

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 右側に、東京駅からきた京葉線が現れました。

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 内房線と外房線の分岐駅、京葉線との合流駅・蘇我駅です。海側には京浜工業地帯を代表するJFEスチール(旧川崎製鉄)の製鉄所がひかえます。

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 蘇我駅を発車すると、また多数のポイントがあります。これから進む内房線と分かれるべく外房線の鉄路が左側に曲がっていきます。

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 すれちがいで京葉線の電車・233系が東京駅へ向かいます。

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 海側(進行方向右側)では住宅地の奥に煙突が見えます。煙をあげていますね。京葉工業地帯を感じさせる風景です。

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 千葉駅から約25分。房総半島斜め横断の入り口・五井駅に到着です。

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 とまっています、とまっています。架線のない鉄路に小湊鉄道・キハ200形です。養老渓谷への基点でもあります。

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 さあ、乗り換えです。なんとなく、普段聞きなれない音、グルゴログルゴロ・・・ディーゼル音が耳にささやいてきました。(続)

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2012年3月26日 (月)

ありがとうございます森田監督 僕達急行A列車で行こう・・ラストエールが届きましたよ!

 待っていましたー。

 324日土曜日の公開初日、A列車ならぬO列車(大江戸線)で観に行ってきました。

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 1220日に天に召された森田監督、味のある・忘れられない・多彩な作品たちを日本映画に残してくれました。

 1226日に記事にした作品群とはこれまた違う、楽しい作品・・・僕達急行です。JRなどでは、急行がほとんどなくなり、特急(特別急行)になっていますが、タイトルに「急行」を使うところなど普段着感覚、のようなもの感覚をイメージさせてくれる嬉しさを、いきなり届けてくれますね。

 

 新宿御苑そばのシネコン・バルト9。

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 ありました、ありました・・・隣のマリリンにもちょっと惹かれましたが。

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 話変わりますが、タイタニックも3Dやるんですねー。アバターのJキャメロンだから、これは○でしょうか。

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 エレベーターホールから9階の受付に行きます。

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 エレーベーターをおりると人・人・人。それも女子ばかり。

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 ちょうど、人気アニメ・タイガー&バニーの着ぐるみが登場しているところでした。

 ラッキー、と女子に混ざってパチリ。

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 前売り券を指定券に変えて、13階に。バルト9からのこの景色。このシネコンお勧めです!

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 そして、上映開始です。

 群馬県から栃木県にまたがる第3セクター鉄道から始まり、平清盛・松山さんと、篤姫で活躍した瑛太さん、数々の鉄道風景・車両の中で、このNHK大河ドラマコンビがイイ味だしています。森田監督に引き出されたかなあ、なんて感じも。

 小雪さんや木村カエラさんと幸せになられた実生活とは異なる、女子との縁は・・・という設定です。

 知っている鉄路風景出てくるし、擬音使い、なにげなく画面に登場してくる無関係な人たちなど森田ワールドにニヤリです!

最初の頃、鉄道オタクの部屋で、東北本線尾久駅あたり風景を見ながら鉄道の何が好きかを述べるシーン。ここに、鉄道ファンの多様性・奥深さをこめてくれるあたり、嬉しかったなあ。特に、瑛太さんの口から川崎重工の名前がでてくるとは・・・話くぁりますが、E5系・はやぶさ作っているんですよね

ピエール瀧さんを加えて3人で鉄道模型HOゲージを時間忘れて見つめるシーン、結構ファンな貫地屋しほりさん(この方もNHK大河の龍馬伝で印象深い)と、松山さんが九州・筑肥線の小さな駅で・・・それを運んでくれるのが、幸せの黄色・1両のキハ125系。しかし、それでは終わらない森田ワールド。貫地谷さんを起用したのがよくわかります。ホント監督らしい感じです。

 

スクリーンに最後に現れたもの・・・劇場内が明るくなるまで誰も席をたたなったです。

 

ありがとうございます森田監督。映画に現れたシーン近くでもっているものを記録にします。

[キハが2012.3.11 14:46に見た風景]

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[鉄道ファンの部屋に行く尾久駅沿い]

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[松山さんが部屋探しする日暮里]

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JR九州 松山さん貫地谷さんシーンとは違いますがチラと登場した黄色電車]

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[そして瑛太が「融資してくれーっ」て叫びこだまする海芝浦]

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[キャッチボールする背景の京浜急行・六郷川橋梁]

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 映画館の外は、いつもの新宿なのでした。

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2012年3月25日 (日)

ありがとう6 お別れ週間のラスト(3/3) 寝台急行きたぐにの原型 最後の国鉄色・583系

 東京駅地下京葉線ホーム4番線・・・間に合った!

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 126日から221日にかけて記事にした世界初の電車寝台・急行きたぐにの原型車両です。最後の一編成が、特定週末に、秋田県付近からの東京ディズニーリゾートへ向かうの企画団体列車で運行されていました。その名は、わくわくドリーム号。

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 それもこの3月の特定週末で終了。舞浜駅に7:30頃到着後、東京駅まで回送されてくるという情報を聞きつけ、お別れに行ったのです。

 東京スカイツリーの記念乗車券購入が予定通りの時間にできて、間に合いました。よかった。

 初めて乗車した寝台車が583系の「はくつる」。青森-東京間でした。その時の嬉しかった・楽しかった時間を、「hakutsuru583」としてココログのURLに残しています。

 そして、とうきょうスカイツリー駅誕生のこの日、旅立ちまでの短い時間に・・・

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 見送りの時間になりました。

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 そして、最後部1号車・・・

 ・・・なぜか、シャッターが切れませんでした。単純にオートフォーカスの具合だったと思うのですが。

 その1号車の姿は自分のこころに・・・

 お疲れさま。そして、ありがとう583系。涙雨に覆われた東京、午前8時頃のことでした。

 

 

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2012年3月24日 (土)

ありがとう6 お別れ週間のラストへ向かって(オマケ) 東上野・ビルから顔だす銀座線 と 韓国ランチ

 上野を出発する前に、好きな上野の風景を2つお届けします。

 

 ちょっと驚く写真です。

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 ビルから、銀座線の黄色い01系が顔をだしました。

 パッと見には驚くこの光景、銀座線車庫への引き込み線なんです。

 この場所、道路から見ると普通の踏切です。

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 それがあるときには・・・

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 ね、普通の踏切です。それでも、地下鉄が地上地面を走ること自体、珍しいことですね。

 近くで見てみましょう。

 踏切の左側に車庫があります。

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 柵越しで見ると、ビルの奥に車庫が見えます。

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 道路から見ると・・・

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 おお、遮断機がおりてきました。

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 でてきましたヨ、01系。そして・・・

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 銀座線の本線(地下)に吸い込まれていきました。

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 線路入口の柵がおりて、いつもの風景に戻ったのでした。

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 なかなか珍しく、楽しい風景でした!

 

 お昼は、ちょっとディープといわれる東上野のコリアタウン(といっても食堂、食材売店がほとんどです)で、安くてストレートに韓国を感じるランチはどうでしょうか。

 好きなお店、ソウルです!

 上野駅東側少し御徒町駅寄りに、焼き肉・定食などなどこじんまりと集まっています。

 ソウルも、そんな一角にあります。

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 写真左手・裏路地の感じが、新大久保のような洗練されたコリアタウンと異なるため、ちょいとデープと言われちゃうのわかります。

 お店の中から外を見ると・・・んーシンプル。

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 選んだのは、キムチチゲです。

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 おかずもたっぷり、熱々チゲは辛さも上々で、ホット・ホットです。

 ご飯にぴったり。

 これで700円。いやーお財布には辛くありませんね。

お店の外で写真を撮っていると、お店のオモニが出てきました。

お店といっしょに写してPRもよろしくって。

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 この笑顔がデザート代わりですね。

 寄り道をしました。京浜東北線はお別れの駅に向かっています。

 

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2012年3月23日 (金)

ありがとう6 お別れ週間のラストへ向かって(2/3) 上野駅で乗り換え

 日本初の地下鉄開通区間である銀座線・浅草駅から上野駅までは、ほんの3駅、時間にして5分ちょっとです。

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 ちっちゃめの銀座線車内。土曜日早朝のせいか、空席もありました。珍しい!

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 あっという間に、上野駅に到着。

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 レトロな中に、幸せの黄色がいっぱいあります。さあ乗り換えましょう。

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 改札をでて、案内に従い、地上のJR上野駅に向かいます。

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 エスカレータをあがると・・・

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 ドーム状の上野駅大通路に出ます。

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 春です、パンダが出迎えてくれました!

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 さあ、改札に向かいましょう。

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 上野駅で好きな存在・・・この案内表示です。屋根の鉄骨構造に乗っかった屋根がテントっぽい感じで、この案内表示はまるで道にあるみたい。

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 さあ、ホームへ。東京駅方面の3,4番線です。

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 京浜東北線がきました。お別れの場所に向かいます。(続)

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2012年3月22日 (木)

ありがとう6 お別れ週間のラストへ向かって(1/3) 銀座線・浅草駅まで

 317日朝、大きい粒の雨が祝福するとうきょうスカイツリー駅を発車し、浅草駅にむかいます。

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 浅草駅まで、たった一つ。すぐに隅田川が見えてきました。

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 橋の上にポイントがある浅草駅。隅田川のすぐ横に位置しているため、ここしか交換場所がないんですね。

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 そして浅草駅のホームが見えてきます。200系特急・りょうもう と 会津田島駅まで直通する6050系の快速電車が出迎えてくれました!

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 浅草駅・・・終着の表示がターミナル駅の証です。

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 行先案内板には、しっかりととうきょうスカイツリーの名が表示されています。スカイツリー一色ですね。少年サッカーのポスターにも、スカイツリー登場!

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 改札の外から振り返ると、同じように行先案内板を撮影している方がいらっしゃいました。考えることは同じようです。

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 これから、エスカレーターをおりて、東京メトロ・銀座線にむかいます。老舗の松屋デパートは朝早くまだシャッターを下ろしたままでした。

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 ここからは、乗り換え案内もかねてです。

 銀座線の入り口。案内表示がしっかりしているので、初めての人も迷わずいけますね。

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 地下を通って、銀座線です。

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 浅草駅終点の銀座線01系がやってきました。日本最初の地下鉄線部分を走ってきたんですね。

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 行き止まりを見つめる01系。濃いブルーとスカイブルーと号車表示の組み合わせ、なんか好きなんです!

 とは言いつつ、本命のさよならに間に合わないとイケません。この電車で、上野駅にむかうことにします。(続)

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2012年3月21日 (水)

ありがとう5 美味しくさようなら 新幹線300系

 今回のJRダイヤ改正で一番注目されたのが、新幹線300系の引退です。

 デビュー当時、新大阪駅-東京駅間をノンストップで走り抜けた、今では考えられない大胆な運行ダイヤでした。そのノンストップ時に1回だけ乗車しましたが、乗客はスーツもしくはスーツを脱いだシャツにネクタイ姿のビジネスマンばかりだった記憶あります。

「出張は日帰りがいい」などPRして、逆に「そんなこと言っているのは誰だ!」などと、お怒りの意見を耳にしたこともあります。

 

残念ながら316日の東京駅・最後の出発シーンは、夜のTVニュースにて。

 自身最後の乗車は、昨年 ひかり として運行していた300系に相生駅からの乗車でした。

 自由席の1号車。その時は新大阪・京都・名古屋を出発しても、50%程度しか席が埋まらない状況。一方、満員の700系。このラストシーンとは正反対の光景だったのです。

 そんな300系。

 新幹線N700系車中の記念飲食物でお別れをしたのです。

 先週の新大阪駅行き往路。少し早いランチは、引退記念のメンチカツサンド。

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 万世のカツサンドに負けない美味しさ。パッケージで力一杯走行している300系を見ながらパクリ。

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 柔らかい食パンに、甘じょっぱいフルーティーなソースを身にまとった分厚いメンチカツと、みずみずしさを保ったままの千切りキャベツ。加えて、持参したコーヒーと合うこと合うこと。

 うんまっ!

 折角なので食す前に、記念写真を少々。2枚目は、左奥に貨物列車の機関車です。

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 そうそう、新大阪駅では、新幹線パネル展を開催していました。

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 改めて新幹線の偉業に浸りました。

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 さて、夕食は引退記念の幕の内弁当です。

 しかし、これを購入するには決心が必要だったのです。なぜかというと、ネギ焼きの やまもと が駅構内にあるではないですかー。十三のあのお店、大阪駅近くにも店をだしていましたが、新幹線の駅舎内までとは。恐るべき やまもと。ネギ焼きの香ばしい匂いを感じつつ、手に取ったのはこのお弁当でした。

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 買っちゃえば気持ちは既に幕の内です。切り替えはや!(どなたかのブログで拝見したタイトルになっちゃいました)

そして、その幕の内の中身は・・・ジャーン!

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 鮭、卵焼き、俵型ゴマかけ白飯、の黄金の3点セットがしっかりキープされています。これで、合格点。

 さらに、フィギュアスケートでよく解説される加点があるではないですか。それは、卵焼きの刻印。

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 この内容は、300系デビュー当時を再現しているということです。味は、煮物以外 関東向き、ビールのおつまみ的な印象で、しっかりとしたものでした。鮭のしょっぱさはご飯が進みます。

 

 さて、食事を終えたところで、ちょうど名古屋駅に到着しました。急に思いついて途中下車しました。

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 ありました、ありました。

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 ホーム上の乗車位置表示です。

 既にはがされていますが、300の数字が残っているではないですか。

 新幹線の車両形式により、ドアの位置が少しずつ違うのです。

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 最後に、唯一撮影していた300系写真を。ありがとう300系、お疲れさま300系、そして・・・さようなら。

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2012年3月20日 (火)

ありがとう4 少し先ですが・・上野東急 上野最後のロードショー館が閉館します マーガレット・サッチャー鑑賞

 鉄道関係でないお別れもあります。

 上野の街で最後まで踏ん張ってきた上野東急が、まさに その幕を閉じるのです。

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 上野公園下の再開発で、東宝系の上野宝塚、松竹系の上野松竹が閉館してから、久しく単独でがんばっていた上野東急。不忍池沿いの歓楽街で、娯楽の一端を担ってくれていました。1995年ナスターシャキンスキー、チャリーシーン主演のアクション映画・ターミナル・ベロシティ鑑賞が最初の出会いでした。

 

 音響・スクリーンの大きさから有楽町、日比谷の劇場がほとんどですが、予告編が短く、さほど混まないので(閉館の引き金ですね)、年2-3本ほど鑑賞していました。

 

 最近では、

 ・親子関係の修復をロボット格闘技の迫力で脚色した、リアルスティール

 ・シルベスター年を忘れてアクションぐいぐいな、エクスペンタブルズ

 ・アンジェリーナジョリーのアクションが小気味よい、ソルト

 ・地球・大天災の把握力がすさまじかった、2012

 などです。

 

 上野駅不忍口を出て右側に京成本線上野駅看板が見えます。

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 地下1階にある上野駅を突っ切った反対側に、上野東急はあります。駅からとても近い便利な場所です。

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 318日、おそらく上野東急での最後の鑑賞となる作品、マーガレット・サッチャー(鉄の女の涙)です。

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 1階の「2」ではシャーロックホームズ。3階へエレベーターであがります。上位階にはサウナがあり、夜になろといろいろな客層が乗っていましたね。

 

 マーガレット・サッチャーの日曜日初回上映は12:45から。10分ほど前に到着すると、ちょうど劇場シャッターが開くところでした。

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 前日の17日に公開始まったばかりなのに、客はまばら。アカデミー賞・主演女優賞を獲得した作品です。有楽町や新宿ではきっと満席でしょうね。

 

 スクリーンと客席を記念に。

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 ちなみに、上映直前の入りは、50人程度。客席数200くらいですから、1/4。閉館やむなしを改めて実感した瞬間です。

 

 さて作品は・・・公開間もなくネタばれになるといけないので少しだけ。

①字幕をあの戸田奈津子さんが翻訳しているのです。これを観て、この作品がいかに注目され・映画界的に重要なものかよくわかりました。

②メリル・ストリープのアカデミー賞主演女優賞は、うなづけます。メイキャップ賞、ウンウン・・・。

③原題The Iron Ladyを、鉄の女 でなく 鉄の女の涙 と訳した邦題はNice

 

 スマステの月いちゴローをご覧になった方、稲垣さんのこの映画へのコメントは、ある意味まとを得ていましたよ。

 

 折角なので、男性トイレからの風景と、ロビーの様子をパチリ。

 上野東急さん、お疲れ様でした、そして ありがとう。

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 ・・・お別れ紹介するものは、残り2つになりました。

 

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2012年3月19日 (月)

ありがとう3&華麗なる転身 東武伊勢崎線・業平橋駅→東京スカイツリーライン・とうきょうスカイツリー駅へ(3/3)

 317日朝、改称をお祝いする鮮やかなお花。鉄道信号最大手の日本信号さんからでしたね。センス感じるアレンジですね。

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 その一方、工事中の駅舎内では、業平橋駅の名前も痕跡のように残っています。

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 さて、記念乗車券を購入するべく改札を抜けると・・・

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 まだ6時頃というのに、この人・人・人。9時間前と同じような光景の中にいます。

 雨が強くなり、スカイツリーは、霧に覆われ始めました。

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 工事中Solamachiと駅の間を少々。

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 さあ、そろそろ順番が近づいてきました。

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 もう直ぐです。

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 並ぶこと40分、記念乗車券とストラップです!

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 改札外の写真を数枚収めホームに戻ります。

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 ホーム浅草寄り。業平橋の駅名票が取り外された先に、浅草駅からやってきた東京スカイツリーラインの通勤電車です

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 業平橋の駅名票が取り外された先に、整備の進むTokyo Solamachi西端が望めます。

 同じ位置での昨晩写真との対比を。

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 外枠だけになった駅名票越しに、東武電鉄主力の通気車両・10000系です。

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 霧が深くなってきました。そびえ立つスカイツリーも、幻想のようです。

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 撮影する方たちに注意を促す警備員さん達。朝早くから、お疲れ様です。

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 すると、次にスペーシアがやってくるではないですか。

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 66日のカウントダウンステッカーが、車体前面に見えます!

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 これから約2か月。この駅は、どう生まれるのでしょうか。

など思いを巡らせるうち、とうきょうスカイツリー駅を出発する時間になりました。

思わず口ずさんだのは、森田芳光監督・おいしい結婚の主題歌・ASKAの「はじまりはいつも雨」。雨もまたいいではないですか

 17日朝、これから もうひとつのお別れをしに、まず浅草へ向かいます。それは・・・(続)

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2012年3月18日 (日)

ありがとう3&華麗なる転身 東武伊勢崎線・業平橋駅→東京スカイツリーライン・とうきょうスカイツリー駅へ(2/3)

昨日記事の続きです。

改札へ向かう前に、業平橋駅の曳舟駅側ホーム先端へ。車庫には特急スペーシアが一日の活躍を終えて休んでいました。ボディーにあたる水音と声。どうやらスペーシアはシャワーを浴びているようです。

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 ちょうどその時、浅草に戻ってきた特急りょうもうが。Nice!記念に1枚です。

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 ホームを戻ると、おおっ、スカイツリーの商業タウンTOKYO Solamachiのサインが見えました!522日に向けてできてきてますね。

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 後4時間の仮住まい的駅名票やボードをみて・・・

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 エスカレーターを降りると・・・

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 右手にはSolamaachiへの通路がほぼ出来上がっていました。

 工事中の駅内では、手すりもまだ固定されていません。なかなか見られないですね。

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 改札の手前では、522日までのカウントダウン表示です。

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 そして改札の外に出ると・・・

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 人・人・人。記念切符発売は明日なのに、もしやもうこんなに人が来ているんでしょうか。

 係員の方に伺ってみると、昔あった厚紙による硬券の入場券を販売しているとのこと。チェック不足でした。早速並びます。

 結果として1時間20分ほど並びました。その待ち時間にSolamachiの風景を少々。

 まずはフェンスの隙間から。

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 お客様を迎えるエントランスは、ほぼ完成ですね。

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 行列とのコラボも。

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 案内図の業平橋駅表記もあと数時間です。

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 いよいよ順番が来ました。購入する案内所もスカイツリーのスライドが映し出され、なかなか雰囲気あります。

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 買い求めた入場券、車内補充券です。車内で購入するキップである補充券を用意するなんて東武さんやりますね!

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 過ぎること8時間。317日早朝、駅名改称の初日訪問 そして 記念乗車券を購入すべく、東京スカイツリー駅に戻ってきました。

 この間に記念乗車券を購入し、ホームへ。

 昨日撮影した業平橋の駅名票はとり外され、外枠だけがその面影を残しているのです。

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 そして、マスコミ取材終わった7時過ぎ、新しい駅名票に向けカメラを構えました(続)。

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2012年3月17日 (土)

ありがとう3&華麗なる転身 東武伊勢崎線・業平橋駅→東京スカイツリーライン・とうきょうスカイツリー駅へ(1/3)

2011227日に「予想しなかった未来」、1030日「続・予想しなかった未来」で記事にした業平橋駅・最後の日316日夜に行ってきました。

乗車する浅草駅では、すっかり新駅の雰囲気になっていました。

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 2階改札口へ向かう階段も、新しい装いでした。

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 案内も出ています。

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 さあ行きましょう! 浅草駅をでて、次の駅が業平橋駅。

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 駅の周りも整備されつつあります。

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 訪問者たくさんいる中、特急スペーシアとパチリ。

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 そのスペーシア。今度から停車します。現在は各駅停車しか停車しない業平橋駅ですが、既にその準備は出来つつあります。

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 上を見上げると、スカイツリーの雄姿が幻想的に存在します。

 そして、この後、改札口へ降りると・・・エエッ。(続)

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2012年3月16日 (金)

ありがとう2 THE LAST RUNNING 寝台特急・日本海in大阪

昨日のロマンスカーに続き、今日316日にさよならをむかえる列車・・・往年の名車・ブルートレインということもあって、盛り上がりでは本命なのでしょうね。

 

 乗れなかった記事を1-2月にかけて連載しました。もう会えないかなーって思っていたところ、今週 大阪の方へ行く機会ができ、ギリギリなんとかお見送りできたのです!いつものカメラは持っていけなかったけど・・・会えてウレピー!

 

 大阪駅は乗車位置が電光掲示板方式になっているので、まずは次の停車えきでもある新大阪駅で乗車位置表示を記念に。

 新大阪駅は、316日のクロスポイントでもあります。新幹線300系の引退も控えているからです。

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 あるわあるわ。場所を変えると、日本海、きたぐに、そしてトワイライトの並びが。いやー、たまらないです。

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 所変わって、大阪駅。北陸方面の発車ホームの売店前になにやら写真が・・・

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 日本海の雄姿です。

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 電光掲示板にも、日本海の表示が現れました。

 そして10番ホーム、ものすごい数の人人、カメラを構えた人人です。

 とうとう、17:40過ぎ・・・

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 なんとか先頭に回り、ヘッドマークを記念に。

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 機関車EF81と客車の連結部分もパチリ。

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 その後、見送りをする、新大阪駅へ移動しました。

 先ほども書きましたが、新幹線300系と同じ316日に引退。きたぐにも同じ。新大阪駅にこれほど運命的なものを感じたことはありません(ちょっと大げさ?ですね!)。

 新大阪駅では、反対側のホームから・・・。

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 大勢のファンに見送られて、青森駅へと旅立ちました。

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 ありがとう日本海・・・気が付いたら、小さく手を振っていました。

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2012年3月15日 (木)

ありがとう THE LAST RUNNING小田急ロマンスカー10000形、20000形

 明日316日、いろいろな車両がさよならの時をむかえます。

 311日記事の新橋での復興市のあと、お別れをしに行ったのが、小田急ロマンスカーでした。

 ロマンスシートの発祥、小田急ロマンスカー。箱根へ、沼津へ、御殿場へ、厚木へ・・・何度お世話になったことでしょう。

 お別れの場所は、新宿駅を発車して最初に出会う踏切です。

 

 20000

 「あさぎり」という名前でJR東海の沼津駅まで走っています。途中の新松田駅からはJR御殿場線なのです。

 沼津駅からひとっ走り、写真左の新宿駅まで帰ってきたヒトコマです。ホワイトをベースにしオーシャンブルー配した外観は爽やかそのもの。(ちなみに、この道の地下深くに都営地下鉄・大江戸線が走っています)

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 普段着のロマンスカー。「お帰り!」って声をかけたくなりませんか。

 今度は踏切に近づいて、間近に。

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 ブルーリボン賞も獲得した2階建て車両には、ラストランの記念ステッカーが。

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 そして・・・

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 おや、奥には・・・

 

 10000

 小田急60周年記念に登場した10000形は、高床式と呼ばれるハイデッカー車両で、ホワイトをベースとした控えめの赤を配していて。自分にとりロマンスカーの象徴でした。

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 折り返しで箱根湯本駅へ向かう10000形を見送ります。

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 ステッカーは撮影できませんでしたが、車体の10002が輝いていました。

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 行ってらっしゃい!

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 最後に、1枚。

10000形と20000形が、挨拶しあい、お互いをねぎらっているようにも見えた瞬間です。

ありがとう、お疲れ様!

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(昨日記事の追記)

電車で帽の中身写真を落としていました。追加で掲載します。

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そして

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・・・失礼しました!

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2012年3月14日 (水)

ホワイトデーお返し&3月のお土産たち

 お菓子選びが楽しいこの時期。

 今年選んだのは、

その1.目黒・OGGIのチョコラスク(ラスク ショコラテ)

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 最近のラスクといえばハラダが有名ですが、チョコレートのOGGIが創り出した一品も素敵なお菓子でした。チョコのコーティングの厚いこと厚いこと。どんな食感なんでしょう。食べた感想が聞きくなっちゃいました。

 

その2.鎌倉・半月のさくさく棒

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 油で揚げていないかりんとうです。ほんのり甘く、サクサクした食感がかりんとうのイメージを変えます。やめられない、止まらない、そんな かりんとうです。紫芋、くりやきいも、八丁ピーナッツの3つの味が、どれから食べるか迷っちゃう一品です。

 

 さて、お土産編。

 鉄道博物館へ行った同僚からもらいました。ウレピー!

3.食べたことのない 食堂車のビーフカレー(復刻版)。

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このパッケージを見ただけで、たまりません。食べ終えた後も、箱はとっておいて中に違うレトルトを入れちゃおうと思いました。味まで変わりそう!

 

 

4.電車で帽 銚子電鉄が発売しているぬれせんべい。

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せんべいはもちろんですが、箱が駅員さんの帽子になるんです。組立てると・・・

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かなり立派な帽子になります。嬉しくて、かぶっちゃいました。夜中に はしゃいじゃったのです!

 

 そうそう、宮崎でも少々。

5.宮崎といえば、地どり と マンゴー。そのマンゴーが・・・

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しんちゃんのストラップになりました。マンゴーをかぶったしんちゃんもですが、腰かけている箱が楽しいですね。

 

6.最後は、日向夏みかんの砂糖漬け。

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日向夏の爽やかな香りが、口いっぱいにひろがりました。雨の宮崎でしたが、青空にまばゆい日差しを感じたのです。

 

 ごちそうさまでした!

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2012年3月13日 (火)

クリストファークロスな夜・・六本木 Myストライク・ミュージックングス その4 アルバム「南から来た男」

 クリストファークロス・・・映画ミスターアーサーの主題歌「ニューヨーク・シティ・セレナーデ」で日本でも有名なアーティストです。

 初アルバムだったのに、1980年度グラミー賞でアルバム・オブ・ザ・イヤー に輝いた、ものすごいアーティストでもあります。そのアルバムが「南から来た男」。

  310日夜、六本木ミッドタウンのBillboard Tokyo で開催されたライブの興奮を引きづりながら帰宅しました。

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 朝からの雨があがった東京・六本木ミッドタウン。。

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 ここが、震災での人命救助・各種捜索・生活支援に活躍した自衛隊の属する防衛庁(省)の跡地であったなど、かけらも残っていません。

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 この中のガレリアというところにBillboardはあります。

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 エスカレーターで4階に上がると・・・

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 夢の時間への入り口が待っているのでした。(ちょっと写っちゃった方ゴメンンサイ)

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 ステージバックに広がる赤坂の夜景としばし別れるべく、映画館張りの緞帳がしまっていく。

 さあ、待ちに待った時間の到来。

 どこからともなく湧き上がる拍手。客席左側から、5人の仲間を引き連れて、クリストファーが登場した。

 キーボード、キーボード&クラリネット&テナーサックス、ドラムス、パーカッション、ベースギター、と仲間の面々を紹介する。

 そしてリードギター&ボーカルのクリストファー。グレー系のスーツ姿にギターをたすぎがけ、なんとなく外国人ながしのようにも見えて微笑ましい。

 なにから始めるんだろう・・・すると聞き覚えある曲が。

1 ALL RIGHT / オール・ライト

 セカンドアルバムのヒット曲。弾けるようなアップテンポの曲調に、クリストファーのハイトーンボイスがかぶさって、カラット爽やかなシーブリーズにライブハウス自身が包まれる。既にたまらなく贅沢な空間に身を置いていた。自然とリズムに乗り手拍子する会場のみんな。素晴らしいオープニング。

2 THE LIGHT IS ON / ライト・イズ・オン

 「南から来た男」の7曲目だ。グラミーをとった「セイリング」と全米2位をとった「風立ちぬ」の間に挟まれたこの曲。先の2曲の正反対なところをつなぐ、リズム感あふれる本当にライトな1曲。しかし、ただ軽いだけではないクリストファーのしっかりしたボーカルが、あるときは流すように、あるときは歌い上げるように、まさにマジック!

5曲目でアコースティックギターに持ち帰ると・・・

6 SAILING/セイリング

 グラミーをとった、スローナンバー。クリストファーが丁寧に歌い上げる。そのハイトーンボイスが耳から胸にあっという間にしみこむ。ライブハウスがその声に乗って、穏やかな海に漕ぎ出したようにも感じる。

9 SPINING/スピニング

 キーボードの女性とのデュエット的なコラボが始まる。「南から来た男」の中で唯一のボサノバ的曲調。

二人のボーカルの混じり合いが絶妙で、控えめな楽器たちが、そっと歌唱を支えていた。

11 ニューヨーク・シティ・セレナーデ

 そしてクライマックスに・・・クリストファー自身が曲紹介で日本でだけ付けられた邦題「ニューヨーク・シティ・セレナーデ」を口にする。驚いた!でも、ありがとう。言わずもがなの1曲。心地よさはピークに。そして・・・。

12 RIDE LIKE THE WIND / 風立ちぬ

 音が音を追っているようなテンポ、チェイサーブルなナンバーでライブ全体の盛り上がりはピークに。

ライブレストラン形式のお店なのだが、ステージ袖の客席では立ち上がって踊りだす人もでてきた。気持ちはとってもわかる。手拍子が強くなっている気がした、でも仕方ない、止まらないんだ。

そして来た終演。バンドのみんなと手を大きく上にあげ、お別れを伝える。60歳とは思えないパフォーマンスを見せてくれたクリストファー。

13 SAY YOU'LL BE MINE / セイ・ユール・ビー・マイン

 アンコールはただ1曲。「南から来た男」の1曲目。アップテンポと乗りの良さは抜群。みんな歌いだした・・・いや違う、クリスオファーに歌されているんだ。歌いたくなっちゃているんだ。最後の最後にこの曲をもってくるなんて、ずるい!

 

 やがて、緞帳が開いて、ニューヨーク・シティ・セレナーデの夜景が広がる。贅沢な余韻に包まれながら、会場を後にする。3月11日を前にした六本木・防衛庁跡地を包む夜風は優しかった。

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2012年3月12日 (月)

2012年3月11日14時46分 北に向かう鉄路

 皆さんは、この時間をどうむかえられましたか。

 自分は、山手線、京浜東北線、東北本線、高崎線、常磐線(ただし、広野-亘理間は不通)、京成本線、東北・秋田・山形新幹線、上越・長野新幹線を見渡せる日暮里駅北口跨線橋で1446分をむかえたのです。

 FM東京・山下達郎さんのサンデーソングブックで、希望という名の光が流れる中、北に向かう鉄路たちを見つめていました。

 40分頃、E5系はやぶさ車両を使った・はやて号が・・・

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 右端下部は、成田空港からの京成本線・スカイライナーが・・・

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 少し内側に、常磐線の最新の特急電車・E657系の白いボディと走り抜ける通勤電車・E231系が・・・

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 右端上部には、成田空港に向かうスカイライナーが・・・

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 そして、達郎さんが、ラジオから黙とうを告げたのです。

 その時、目の前には・・・

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 東北新幹線・maxやまびこと山形新幹線・つばさ。そして、その連結の絆があったのです。

 そこに、高崎線のE231系が寄り添うようにすれ違います。

 撮り終えた後、少し遅れて黙とうしました。

 

 青空を見上げると、お日様も彼らを見つめていたのです。

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 話はさかのぼって、11時過ぎ。

 場所は、JR山手線新橋駅。

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 サラリーマン・インタビューで有名な新橋駅SL広場前で開催されているのは・・・

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 三陸鉄道の復興市です。

SLC11の前には、三陸鉄道(通称・さんてつ)の36(さんりく)形のペーパモデルが。

SL広場から三陸鉄道行きの大きなキップがアクセントです。

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 マスコットキャラクターのさんてつくんも遠路来てくれました。

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 展示もあります。

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 もちろん復興市も盛況でした。イカやホタテ焼きの香ばしいにおいが会場を包んでいたのです。

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 それぞれの311日・・・気持ちを切り替え、これから今週無くなってしまうあるものへ向かったのです。

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2012年3月11日 (日)

ひまわりsanのつぶやき・・岩手県田老にて

昨年夏のことです・・・。

「そろそろ、起きてください・・・」

誰かが声をかけてきた。

確かに明るい感じがする。

そろそろ起きなきゃいけないかなあ。

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 声をかけてくれたのは、お日様さんだった。

まぶしさに薄目を開け、軽くご挨拶。

少しずつゆっくりと目をあけた。

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 ここって原っぱなのかなあ。

 そうでもないかなあ。

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 誰かのおうちのお庭かなあ。

 あっ、お家があった。

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 そうか、僕たちは街の中にいたんだ。

 でも、寂しい感じ。

 街なのに、お日様さんが声をかけてくれるまで、誰も声をかけてくれなかったなあ。

 どうしたんだろう・・・。

 そうか、わかった・・・これから街ができるんだね。

 にぎやかな声が聞こえてくるんだね

 どんな街になるんだろう。

 どんな声が聞こえるんだろう。

 ガタガタ・・・あっ、機械の音がしてきた。

 楽しみだなあ。

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 それまで、お日様さんとお話ししながら待ってよーと。

 夏の終わり、心に2枚のスケッチが刻まれました。(おしまい)

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2012年3月10日 (土)

東京から一番近い被災地・・浦安市のヒトコマ

 39日のお昼。冬の終わりのぐずついたお天気が続いています。

 今ではあまり取り上げられない浦安ですが、少しずつ、元の姿を取り戻しつつあります。

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 震災当時は、地面から飛び出したエレベーターとしてたびたびマスコミに登場していましたが、ご覧のとおりアスファルトのスロープで段差をなくし、使えるようになっています。

 街の通りも、アスファルトの継ぎはぎですが、それなりに亀裂や段差が埋められているのです。

 しかし、路肩のブロックなどは、あっち向いたりこっち向いたりして、当時の名残りのようです。

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 ただし、大規模に発生した液状化は簡単には修復できないですね。

 晴れの日には気づきませんが、少し雨が降ると、通行に支障あるような大きな水たまりが発生します。

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 震災の碑はありません。しかし、雨が作り出す無数の水たまりが、この整備された新しい街を襲った液状化の恐ろしさを決して忘れさせないのです。

 

 7月に撮影した写真も少し。

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 この写真のところはは9日のTVにもでてきました。7月から8ヶ月経っていますが変わっていませんでした。

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 でも、ディズニーランドは元気です!・・・浦安でした。

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2012年3月 9日 (金)

夢だった特急あまぎの色で復活 185系あまぎ号

上州踊り子号は、34日に復活運転した(正確には上州踊り子号上りで3日片道運行しました)本家・特急あまぎ号に受け継がれたのです。

今回も乗車はできませんでしたが、この目にとどめたくて、朝の東京駅へ行ってきました。

東京駅の通路設置運行表示に、ありました・ありました 伊豆急下田行き特急です。

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 早速10番線ホームへ向くと・・・たくさんの人・人。駅員さんがロープを準備し、撮影者への安全対策を講じています。後方へと移動する際に、E2系あさま号と、行先案内を組み合わせて1枚パチリ。

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 乗客と撮影者へのアナウンスが終わり750分ちょっと。あまぎ号です!

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 皆さんお行儀よく、しっかり記念撮影できました。手作りの「あまぎ」ヘッドマークが復活感満点です! 

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品を感じさせるも、身近な優等列車を思わせるカラーリング。しかも、あまぎ。JR関係者の皆さん、ありがとうございました。

 

 ホームの人込みを抜けだし、次の有楽町駅へ向かいます。

 走行しているあまぎ号を、見送りたかったのです。

 有楽町駅山手線外回りホーム東京駅寄りは、すでに一杯でした。カーブ走行姿はあきらめ、直線部でその姿を待ちます。

 誰かが、小さく「きた!」っと囁いた瞬間、一斉にシャッター音が響きます。

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 ちょうど新幹線700系との競走シーンになったのです。

 そして見送り。行ってらっしゃい!

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 帰り際、神田駅付近を見ると、上野駅-東京駅間の高架工事が着々と進んでいました。これが完成すると、首都圏のJRは大幅に変身するのでしょうね。ちなみに下段は東北新幹線です。

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 おまけをもう一つ。山手線内回り上野駅手前の大カーブです。E231系の編成が見えるこの場所、なんか好きなんです、直結工事が済んだら、もう少しスッキリするんでしょうね。

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 ふと時計を見ました。特急あまぎは、定刻通り横浜駅を過ぎた頃でしょうか。終着まで2時間20分だなあ。(終)

 

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2012年3月 8日 (木)

夢だった特急あまぎの色で復活 上州踊り子号 会いに行きます(3/3) 感動の対面です!

 まったく個人的な感傷で恐縮なのですが、20123311時過ぎ、その姿にとうとう対面できたのです。

 じゃーん!

 最近見ないカラーリングと思いませんか。

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 手作り風ヘッドマークがレトロさUPしていました。

 型式は185系なれど、この色合い・・・満足です。オレンジとグリーンの湘南色よりも似合っていんではないでしょうか。

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 ちなみに湘南色はこちらです。

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 さて、あまぎ色、んー157系を彷彿とさせます。ちょっとウットリですね。

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 時間が来ました。今回乗車できませんでしたが、伊豆急下田駅へ向かう上州踊り子号を見送りました。ガンバレー!

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 お見送りの後、池袋駅ナカで人気のお店を一軒。

 野菜を食べるカレーのCAMPさんです。

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 夕方や夜には、「最後尾」の案内が出ている通り行列ができるのです。

 ココイチやC&Cよりはお高めです。折角すいているのですが、今日は上州踊り子号と同じでお見送りします。

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 終わりにもう1枚。

 撮影中にマフラーを落としていたのです。でも、遺失物センターを訪れると届いているではないですか。届けてくれた駅員さんありがとうございます。

 ということで、遺失物センターの前で、再会したお気に入りのブラックウォッチ柄マフラーとパチリ。

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 オッといけない。東武が写っていません。失礼しました。でも、東武デパートで、はまぐり買ったから許してね。

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 さて、今回のあまぎ色記事は続きがあります。それは・・・。

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2012年3月 7日 (水)

夢だった特急あまぎの色で復活 上州踊り子号 会いに行きます(2/3) 池袋駅です

 青さ広がる高―い空が広がっている池袋駅・メトロポリタン口です。

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 デッキからは、新宿の高層ビル群も遠望できました。

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 買い物終えて駅に戻ると・・・おおっ、掲示板に上州踊り子の表示が出てくるようになりました。

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 ホームに降りると、上州踊り子号の乗車位置表示もあります。

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 そんな池袋駅のホームからは、いろいろなものが見えました。

 東口にある西武デパート1階には、秩父へ行く西武特急・レッドアローです。こちらもclassicと銘打って初代5000系!でした。

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 隣の貨物線には・・・

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 可愛い保守機関車です。タンクやスラリー(水と粉まざったもの)用ポンプ、送り機に配電盤などあり、一種のコンクリ液でも作るのでしょうか。いろいろなものがコンパクトに配置されていて、メカ的に楽しいですね。

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 少し見上げると、お日様がまぶしい土曜日を感じました。

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 さあ、ホームでも上州踊り子の表示が最上段になっています。いよいよです・・・。)

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2012年3月 6日 (火)

夢だった特急あまぎの色で復活 上州踊り子号 会いに行きます(1/3) 山手線移動で踏切発見!

 雛祭りの33日、1日しかも片道だけ運転の列車がありました。

 群馬県の高崎駅から静岡県の伊豆急下田駅まで運転される「上州踊り子号」です。

 どうして夢だったのか・・・小さいころ伊豆の温泉へ行くときに、いつも指定券がとれず、結局乗れずじまいだったからです。もちろん日付的なこともあったでしょうが、みどりの窓口10時発売の3時間くらい前から並んで7番目くらいの順番だったのに、前後の人がブルートレインの寝台をとれているにもかかわらず自分だけ指定席が取れないこともあったくらい。悔しかった思い出が、今となってはこうやって写真を撮りに行きたくさせるエネルギーになっている自分を感じています。

 

 さて、今回の写真は、撮りに行くために池袋駅まで乗車する山手線から始まります。

 山手線内回りは、北へ向けて走り、京浜東北線との分岐駅・田端駅に近づきます。交差する線路のポイントがそれを感じさせてくれます。

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 田端駅を出発すると、ここから本当の山手線に入ります。

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 品川駅-東京駅間は東海道本線、東京駅-田端駅間は東北本線に属すからです。

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 東北新幹線の高架、京浜東北線とお別れして反時計回り西向きへ向かう山手線です。三角形の頂点のような位置に密集する家々。景色良さそうですね。

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 駒込駅に向かっての次の写真、山手線で現在唯一の「第二中里踏切」です。複線の間にちっちゃく「踏切」の案内板がたっていました。

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 安全性や利便性を考えると踏切はない方がいいかもしれません。でも鉄道が道路と交わる踏切・・・信号同様に秩序や安全を学ぶ手段であるような気もしています。警報音とか、明かりの点滅とか、かすかな振動とか、五感を刺激する「装置」ですから。

・・・などと考えているうちに、駒込駅です。六義園や染井霊園への下車駅で有名ですが、ここはなんといっても芥川製菓です。写真左上に本社が見えます。

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 数々の有名チョコレートを有名なブランドなどOEM生産しています。日本で3番目にチョコレートを作った会社でもあるようです。

 次は、巣鴨駅。新宿湘南ライナーのE231系が走り抜けていきました。

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 ・・・と思ったら、次の大塚駅で追いついちゃいました。

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 大塚駅を発車すると、右側に東武電車が見えて池袋駅到着です。

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 池袋駅では奥の外回りと並んで記念撮影。

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 まずは、雛祭り用のはまぐりを買いに行こうっと。(続)

 

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2012年3月 5日 (月)

プチ九州(3/3) JR宮崎空港線は、超シンプルでした

 帰路が宮崎空港からとなったことから、なんと宮崎空港線に乗車することができました。

昨日の地図で右中央に一駅区間だえ黒い線があります。それが、幹線扱いの宮崎空港線です。

まずは宮崎駅から乗車です。

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 携帯写真ブレていますが、雰囲気伝わるでしょうか。この宮崎駅。自分の知る限りでは、県庁所在地駅の中でもっともシンプルな駅ではないかと思います。メイン改札は駅ビルのような感じで、余分なスペースありませんでした。ホームも色合いと相まって関東なら京急/京成といった印象でしょうか。

南宮崎駅で日豊本線と別れ、田吉駅で日南線と別れると、あっという間に終着の宮崎空港駅です。10分ちょっとですね。

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 ホームの先端に改札があります。東急東横線・渋谷駅や南海本線・難波駅をホーム1つだけにしたような印象です。モノレールのような感じもあり。このシンプルさ好印象でした。改札から逆にみるとこんな感じです。

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 変わって隣接する宮崎空港。

 宮崎の顔は空港だということがよくわかりました。空港ビル内部のゆったりとした造り。エレベーター周りの吹き抜けなどもプチ・ゴージャス感を与えてくれますね。

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 当日、搭乗した航空機は76人乗りジェット機で、今一番小型のタイプとのことでした。ただし、4月からは50人乗りタイプで九州-東北間の運行始まるようで、その称号は明け渡すことになりそうです。雨の九州でしたが、雲の上では少しだけ夕日が登場、お見送りしてくれたのです。

博多駅からこの宮崎空港駅まで約23時間。乗っていないJR線を目の前にして、ちょっとだけ寂しい気持ちを同乗させていました。

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2012年3月 4日 (日)

プチ九州(2/3) あっと驚くドレッシング‥日南海岸・港の駅でワンコインランチ

 翌日は一転して雨。結局、桜島が全く見えない鹿児島になっちゃいました。

 時間がたって、お昼時。宮崎県日南海岸の港でランチです。駅、道の駅、は知っています。しかし、港の駅は初めて目にしました。

 瀟洒な建物です。雨のため人が少ないように見えますが、中は満杯!

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 地図の下部、駅でいうと志布志湾に沿って走る日南線・南郷という町にある港です。鉄道の地図では海から離れていますが、実際には海に近い港町。

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 ここでは、900円くらいから盛りだくさんの各種海の幸ランチがあります。でも、今回は・・・。

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 かつおめし、500円です。大ぶりのかつお刺身7切れがのったごはんに、炒り子風ふりかけ・のり・甘醤油のアクセント。しかも出し汁付き。まずはどんぶりを食べて、2回目はお茶漬け風に。かつお版ひつまぶし と言ったところでしょうか。

 目の前には、なんと漁船。雨で海の景色が望めないだけに、漁船を見ながらのかつおは最高―でした。

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 ここで驚いたのが、ドレッシングの名前。

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 えっ! き**ま・・・(ほんとに驚いたので書いちゃいます)。

 写真を撮るときは、もろにならにように位置を回しましたが、このドレッシングだけ初めて見た位置からは、もろに その名前だけ見えたのです。

 きんかん/たまねぎの味は・・・いけない、かけて食べるものが無い・・・何か注文っと思っているとタイムアップになっちゃいました。美味しさと驚き。印象に残った、港の駅・めいつ でした。

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2012年3月 3日 (土)

プチ九州(1/3) 九州新幹線 昨年開業した博多駅-新八代駅間を乗って鹿児島中央駅へ

 ・・・といっても、写真は携帯カメラで少々です。

 雛祭りをむかえた今週、ちょこっと九州の方へ行きました。北から南への移動を新幹線使うことになり、未乗車区間に乗ることができのです。嬉しいなあ。

 まず博多駅。ターミナル駅としての存在感ばっちりです。車両に工業デザイナーの水戸岡さん起用し大成功しているだけではなく、商用施設だってこの通り。やりますね、燃えるレッドのJR九州!

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 ホームでは、博多駅始発のさくらがスタンバイしていました。

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 新大阪方面から到着したのぞみ(写真左)との乗り継ぎも、同じホームで楽チンですね。

 程なく出発。撮影できませんでしたが、新幹線車庫を望めたり、新鳥栖駅の手前が意外と山深かったりと、車窓もナカナカ。あの311日の翌日開業だったため、セレモニーがすべて中止になり寂しいスタートになったことなど、はるか昔のように感じて・・・いるともう熊本駅です。

 おお、お城が見えた。

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 写真では小さいですが、中央茶色のマンション左肩にちょこっと、あおの名城・熊本城の天守閣が望めたのです。政令指定都市を控えた熊本・阿蘇の地熱のように熱いです!

 新八代駅手前では、2011311日まで博多駅-新八代駅間で活躍していた特急・リレーつばめの線路跡を見ることができました。写真撮れなかったのは残念!

 そして、博多駅から1時間40分ちょっと。終着の鹿児島中央駅です。

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 10年以上前、初めて西鹿児島駅(今の鹿児島中央駅)に降り立ったのは、門司駅からの夜行列車でした。人類の歴史からすればほんの少しの時間なのに、なんか時代の流れを感じちゃいました。

 駅は、観覧車付の今風です。

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 一通り終えた後は、「豚食べていない」ことに気づき、繁華街・天文館通り近くで豚トロラーメンを賞味し、とろとろチャーシューの本格豚骨スープで味覚でも鹿児島を感じたのでした。

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2012年3月 2日 (金)

ドラゴン・タトゥーの女 & 麒麟の翼

 1月17日以来ご無沙汰の映画記事です。

 久々に2本劇場鑑賞してまいりました。

 タイトルデザイン・CGアートの超刺激的なところが、たまらなく魅力的な作品・・・ドラゴン・タトゥーの女です。

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 レッドツェッペリン・移民の歌のカバーと相まって、スクリーンにいきなり捉まれちゃうのです。そこからは、ブラピの出世作・セブンの監督であるデビッド・フィンチャーの世界にあるときはぞっとし、あるときなうなづき、ただただ浸るだけの158分でした。

 ドラゴン・タトゥー役のルーニー・マ-ラーが醸し出す陰複雑な世界がこの作品の決め手ではありますが、新007ダニエル・クエイグもメガネ姿の知的な編集者役がピッタリで、このコンビ、いけます。それにしてもDクエイグ様、oo7に続き 痛―い役なんですね。

 財閥一家にまつわる猟奇事件の真相に迫るお話。これは暗―い 映画小屋での鑑賞をお勧めしちゃう一品です。アチャーっていうシーンもありますので、猟奇的が苦手な方は少し注意ですね。

 

 売れっ子作家・東野さん原作の最新映画化作品・・・麒麟の翼です。

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 いろいろな意味で、親の思いを痛感する一作です。

 ストーリーもなかなかでしたが、配役がいいんですね。阿部さんの淡々とした刑事役、予告でも流れていた早々に亡くなってしまう中井さんの父親役、ひたむきで愛くるしい支えたくなっちゃう()ガッキー、心情の変化をきっちり表現していた三浦さんちのご長男、「おまえなー」って突っ込み入れたくなるくらいの劇団ひとりさん・・・賛否あるようですが、役者さんたち皆さんの活躍と日本橋あたりの風景・お店が臨場感をもたらしてくれます。。

 日本橋の真ん中・麒麟の象で起こった事件をひもとくと、そこにはあんな背景・秘密が・・・。いかにも誰にでもおこりそうな間違い・乗り切れたと思える間違いが実は・・・。現実から目をそむけて、その場を繕うとその先には・・・。容疑者Xとは、またちがった東野ワールドが楽しめました!

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2012年3月 1日 (木)

キラメク海に春の予感・江ノ電と湘南モノレール(7) 鎌倉駅に到着します

 さあ早春の3月に入りました。

 この記事も鎌倉駅に到着します。

 

 極楽寺駅を出発ます。

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 すぐに、江ノ電唯一のトンネルへ入っていきます。

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 トンネルを抜けると、鎌倉一有名な大仏さんへの下車駅・長谷駅です。

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 まだ朝早く、観光客もチラホラでした。

 行き違いを待って発車します。

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 この先、和田塚駅そして鎌倉駅まで、ほんと路地を走っているような江ノ電です。

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 和田塚駅では、有名な甘味処・無心庵の案内が見えました。徒歩10秒!見逃してしまったんで、帰路の楽しみにします。

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 高台に横須賀線・E217系が見えます。鎌倉です!

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 江ノ電は下のホームに到着します。

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 お花鉢植えが終点の合図なんですね。ところで左側の駅員さんは・・・。(続)

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