幸せの黄と青・早春の房総半島斜め横断 小湊キハ200系&いすみキハ52系(その1) 始発の五井駅へ

　幸せの青：青空、青い海。

幸せの黄：菜の花、いすみ鉄道200形

幸せの青と黄：普通列車209系（2000番台）、特急列車E257系（500番台）

青と黄。スウェーデンの国旗のようなカラーリングは、千葉県房総半島のイメージカラーでもあります。春分の日、お墓参り前の駆け足訪問で、その青と黄の世界でがんばっている2つの気動車に会いに行きました。

　内房線の始発・千葉駅で総武線快速(写真右)から、青と黄ラインの209系に乗り換えます。

　午前6時半を過ぎたあたりの車内は、空席が目立ちます。通勤車両の横に長いシートを改造して、ボックス型のシートにしていて、旅行にも向くようにしていますね。

　作っているのは、おおっ、老舗の東急車両製造。JR東日本に吸収されることが決まった会社です。

　さあ、出発です。内房線・外房線　入り混じるだけあってポイントもいっぱい！

　発車してすぐ、上りの青と黄ライン列車とすれ違いです。

　隣を走っているのは、京成電鉄の普通電車ですね。こちらは全身・燃える赤。

　右側に、東京駅からきた京葉線が現れました。

　内房線と外房線の分岐駅、京葉線との合流駅・蘇我駅です。海側には京浜工業地帯を代表するJFEスチール（旧川崎製鉄）の製鉄所がひかえます。

　蘇我駅を発車すると、また多数のポイントがあります。これから進む内房線と分かれるべく外房線の鉄路が左側に曲がっていきます。

　すれちがいで京葉線の電車・233系が東京駅へ向かいます。

　海側（進行方向右側）では住宅地の奥に煙突が見えます。煙をあげていますね。京葉工業地帯を感じさせる風景です。

　千葉駅から約25分。房総半島斜め横断の入り口・五井駅に到着です。

　とまっています、とまっています。架線のない鉄路に小湊鉄道・キハ200形です。養老渓谷への基点でもあります。

　さあ、乗り換えです。なんとなく、普段聞きなれない音、グルゴログルゴロ・・・ディーゼル音が耳にささやいてきました。（続）