寝台特急・日本海 転じて急行・きたぐにへのサヨナラ紀行(8)・・春はまだ先・のと鉄道(2/2)

 2月4日、のと鉄道続きです。

　能登鹿島駅は、七尾湾のすぐ隣にありました。海からの風が冷たそうです。

　終着・穴水の町が海越しに見えてきました。

　直前では、鉄路に雪があります。

　トンネルを抜けると・・・。

　穴水駅が見えてきました！

　能登半島・鉄道の終着駅を実感します。

　朝市で輪島に向かうバスが駅から発車しました。瀟洒な駅ですね。

　ホームに戻ります。先端に近づくと、昔の珠洲市方面鉄路がまだ続いているような錯覚にとらわれました。

　そのホームの反対側では・・・

　リゾートトレインのはしりとして一世を風靡した（チト大袈裟ですが）、のと恋路号が動態保存されています！

　恋路を止められているのでしょうか。

　この時はまだ、寝台特急・日本海に乗車できるワクワク感を胸に、とんぼ返りするのです。

　帰りの列車からは、あっという間に日の落ちた七尾湾が静かに見送ってくれたような気がしました。（続）