2011年の瀬に・・一人でも多くの方に映画体験してほしい・サラの鍵 そして2012年への光
タチアナ・ド・ロネのベストセラー小説の映画化です。29日に出会いました。
「過去の悲しみと痛みを未来の光に変える感動作」・・・パンフレットの紹介文が自分の印象とまったく同じだったので、そのまま記載させていただきました。
ポーランドなどに比べあまり知られていないパリのユダヤ人迫害事件。翻弄された少女サラの運命。サラの事実を追いかけて人生に目覚めていくアメリカ人女性ジャーナリストの姿。それらが抑制された語り口・それを時に淡々と時に熱く演じるキャストたち、心がとけこんでしまうような風景美の数々で綴られていくのです。
少しネタばれになるのですが、悲しみ苦悩を乗り越え見出される未来への光・希望は新しい命、何も知らない純粋で無垢な命に継がれ/託されるのです。この瞬間、感動という心のおだやかな躍動で全身が包まれました。
少女サラが収容所を脱出して走っていく麦畑、大人サラが初めて海に出会ったノルマンディの海岸、この2つの映像は2日たった今でも忘れられません。
また、ジル・パケ・プレネール監督が原作になかった大人のサラを物語に加えたことは素晴らしいです。今後の監督作品が楽しみになりました。
ライフ・イズ・ビューティフルと2本立てなんて、実現したら嬉しいですね!
余談ですが、主演・ジャーナリスト役のクリスチャン・スコット・トーマスが、ミッション・インポッシブルの第1作に出演していたことも、この時期 不思議な巡り合わせを感じました。
東京は京橋のテアトル銀座で1月中上映される予定です。
ところ変わって、今の日本の年末を。
京浜東北線からのアメ横を少しです(29,30日の組み写真)。
雲に行く手を阻まれていましたが、
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