鉄道橋脚の凄さ・日暮里舎人ライナー・・・スカイツリーだけでは無い基盤技術
スカイツリーの構造に感心した次の日、何気なく街を歩くと、さりげなく凄い構造物が目に泊まりました。
JR山手線・西日暮里駅そばの日暮里・舎人ライナー 西日暮里駅付近の門型橋脚です。
片側3車線と幅広い尾久橋通りをまたぐように、その上にはライナー線路と歩道とがずっしりとのっかています。なんと力強い梁なのでしょうか。歩道から1枚。
「ライナーは俺がささえている」と誇らしげにも見えます。方向を変え先ほどと反対側から見るとこのような感じ。右奥がJR西日暮里駅です。
橋脚をよく見ると、製作・設置時の銘板があるではないですか。戦艦・武蔵を建造した重工業メーカーの作品でした。
普段何気なく乗ってしまう公共交通機関。注目されるは車両。しかし、それを支えているのは数々の構造物。思わず感謝の気持ちが湧いた日曜日朝なのでした。
ちなみに、このあたりは 世界につながる京成本線、不運の常磐線もライナーと交差します。
古い橋梁もガンバッテいますので、その雄姿を数枚。
まずは、京成本線。鉄筋コンクリートの丸型柱3本で支えています。
緑色の橋がレトロな感じを与えてくれます。ちょうど快速がやってきました。
下から見ると、リベット(丸いピン)のオンパレードでした。日本の高度成長・歴史を支えてきた古参橋梁ですね。お疲れ様!
| 固定リンク | 0
「街角&旅風景・スカイツリー&タワー(Dairy Scenes)」カテゴリの記事
- シンガポールの休日㉙・・・マリーナを望むバスタイム^.^/(2019.03.11)
- シンガポールの休日㉘・・・工事中なれどラッフルズ!(2019.03.10)
- シンガポールの休日㉗・・・チフリーラウンジでアフタヌーンティ^.^/(2019.03.09)
- シンガポールの休日㉖・・・ベイサンズへ(後編)(2019.03.08)
- シンガポールの休日㉖・・・ベイサンズへ(前編)(2019.03.07)
コメント
西日暮里の方には、数回しか行ったことないんですが、行った時は
道を間違えてしまいました・・・橋をくぐり抜けてから、方向音痴に
なってしまったのです~^^;
西日暮里は、自分的には、ゴチャゴチャした町という印象があります。
投稿: サダ | 2011年10月31日 (月) 14時30分
トルコの第二ボスポラス大橋を造った企業が、造ったのですね!サスガデス。第3大橋も日本が受注できると良いですが…。
投稿: まるみ | 2011年10月31日 (月) 14時50分
☆サダさん、コメントをありがとうございます。
はい、ゴチャゴチャ感が十分すぎるほどありましたね。
先週掲載した日暮里はスペースがありわかりやすいのですが、そこから700mに西日暮里は、上を通る路線が多く、橋の下にあるような街でした。山手線内側は静かな住宅地でその差も驚きです!不思議ちゃんの街なんですね。
投稿: キハ58 | 2011年10月31日 (月) 23時09分
☆まるみさん、コメントをありがとうございます。
知りませんでした、そうなんですね。IHIの構造物技術の高さは凄いです。
第3大橋も受注できるといいのですが、円高のレベルが凄くて苦戦しそうですね。海外調達するにしても、日本でのコストも多分にあるでしょうから。
世界のどこかで日本製品情報みつかったら、教えてくださいね。
投稿: キハ58 | 2011年10月31日 (月) 23時14分
リベット打ちのの頃って知らないのですが、
リベットって
鍛冶屋さんが炭を熾して、リベットを真っ赤になるまで熱して、
それを職人さん達がハンマーでたたいて打っていく。
スゴイ技術ですよね。何年もつのでしょうか?
投稿: カシスキャット | 2011年11月 2日 (水) 11時45分
☆カシス☆キャットさん、コメントをありがとうございます。
本当に何年もつのでしょうね。実際に打っているところをみたことないのですが、
溶接などに比べ、本当に強固なイメージがあります。
投稿: キハ58 | 2011年11月 2日 (水) 21時51分