公開映画myベスト10回顧・その8 1987年 ホイチョイプロの”あの”ヒット作にハマった年
1977年から本格的に小屋に足を運び、早30数年。ぴあの雑誌版も廃刊になった今、記録を残している1984年から2009年に向けた回顧をしています。
自分自身懐かしみつつ、お立ち寄りくださった方の旧作DVD鑑賞などされる際のご参考なれば嬉しいです。
1987年の当時My10-6位です。ホイチョイは次回紹介です。
10位 ブラックウィドー
9位 漂流教室(大林監督、南果歩がたまらなく可愛い)
8位 ゴーストハンターズ(J.カーペンター監督、マネキンのK.キャトラル主演)
7位 フェリスはある朝突然に(J.ヒューズ監督、M.ブロデリック主演)
6位 エンゼルハート
では、10位と6位を。
10位 富豪の独身男と次々に結婚し、巨額の富を築く悪魔のような女性と、捜査局女性職員の対決を描いたサスペンス作品です。ストーリーというより、監督が「郵便配達は二度・・」のボブ・ラフェルソン、悪女役のテレサ・ラッセル、捜査局職員がデブラ・ウィンガーだったこと、この二大女優のせめぎ合いが、何より印象に残っています。
テレサ・ラッセルは、その色気が独身男を落とすに十二分でしたね。その怪しい美貌は、甘い甘い薬のような存在なのです。わかっていても・・・という気にさせてしまう。現在、50歳超になっていますが、最近の写真を見るに至っても、ブルーアイズを始めその存在感は変わりません。熟女好きオードリーの春日さんなんかハマっちゃうでしょうね。きっと。
もう一人、対照的なのが、愛と青春の旅立ちでブレークしたデブラ・ウィンガー。夜霧のマンハッタンというロバートレッド・フォードと共演した作品でも検事役をこなしました。そえもののような美しさではなく、張り詰めた中で一層引き立つ、そうサスペンスが似合う美しさをそなえた女優でしたね。
6位 ひどい事件に立ち向かう探偵が対面する驚きの展開は、今で言うシックスセンスやユージュアルサスペクツのような作品に、受け継がれています。いろいろな出来事に対し、何かあるのではという不安感を観客に与える演出も見事でした。
監督は、あのアラン・パーカー。ミッドナイト・エクスプレスという、緊迫感300%のサスペンス名作を演出して、頭からその名が離れなくなったのでした。
ただしこの作品、暗い。暗すぎるんです。気持ちが落ち込んでいる時には、観てはいけない作品。そうそう、主人公の探偵は若きミッキー・ローク、依頼人はロバート・デニーロです。これだけでも、何かありそうな感じがしますよね。
| 固定リンク | 0
「お気に入りMovie」カテゴリの記事
- 『アバター ウェイ・オブ・ウォーター』(2022.12.18)
- 『ウルトラセブン』55周年記念4k上映(2022.10.04)
- 『アキラとあきら』(2022.09.24)
- ブレット・トレイン(2022.09.06)
- 大巨獣ガッパ(2022.08.09)
コメント