2つの”September”、アース・ウインド・アンド・ファイアー & 竹内まりや
9月1日・・・カレンダーが1日変わっただけなのに、8月31日と9月1日の間には、物凄い季節の差を感じてます。夏の気温を引きずってクルービズも9月30日までなのに、感覚は完全に”秋”サイドに入り込みました。9月が台風をも呼び込んでいるかのようです。
そんな9月、まさに夏から秋の9月にバトンタッチするような雰囲気の2曲があります。折しも、曲名は同じ”September(セプテンバー)”。 (写真は、Amazonのアソシエイトプログラムを利用しています)
アース・ウインド・アンド・ファイアー
モーリス・ホワイトの落ち着き感じる声と、フィリップ・ベイリーのファルセットボイス、軽快なリズム。往年のディスコ・ソングのKingと呼ぶにふさわしい、超有名なグループの1曲です。宇宙のファンタジー 発表の翌年1978年の作品。ビジュアルからの印象とは違い、明るく・いわゆる乗りの良さが聴きどころです。ギターの軽いリズムから、トランペットへ移るイントロからわくわくさせられます。歌詞は、いきなり”Do you remember ---”。夏からの季節の移り変わりを象徴するようなフレーズです。さびで、フィリップ・ベイリーのファルセットボイスが炸裂しています。
この曲を有名にしたのが、読売巨人軍の阿部捕手でしょう。東京ドームでバッターボックスに入る際にバックに流れます。気持ちを載らせるのに良い選曲だなあ。「最高です!」
竹内まりや
“からし色のシャツ追いながら・・“ ”街は色づいたクレヨンが涙まで染めて走る・・” そして”涙が木の葉になる”のラスト。秋を思いっきり感じされてくれる松本隆さんの詩が、たまらない1曲です。
“夏の日差しが弱まるように心に影が差した”。
季節感と心の移り変わりを見事に表現したこのフレーズが、大好きです。
加えて、林哲也さんのアコーステックで、ポップな曲が、この暗くなりそうな詩と絶妙にマッチングしているのです。
アースのSeptemberから遅れること1年。1979年の作品なのも、感慨深いですね。
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