『阪急電車』 東京でも知名度あがる・か・な・あ
有川浩のベストセラーが映画化されました。
阪急今津線を介して交差する人々を、いろいろな世代の 特に女性側から描いた作品です。観終わった後の気分は、春のように暖かであり、澄んだ空気・鮮やかな青空のように爽やかでした。
有川浩ならではの日常生活を切り取って仕掛けたエピソードの数々がこの作品の柱であることはもちろんです。
加えて、
①『南くんの恋人』『ビーチボーイズ』『ちゅらさん』『おひさま』といったTVドラマや『おっぱいバレー(2011.1.19)』『いま会いに行きます(近々紹介)』などの映画脚本を手掛けた岡田恵和による映像化ならではの話のつなげ方、
②チョコレート色ボディの阪急3000系+ロケ、
③JINで活躍の「ありんす」中谷美紀を筆頭に、昔は大々オキニで舞台観にいったり・写真集も買ったMrs.渡辺謙の南果歩、何を演じさせてもうまい宮本信子、三菱UFJ銀行CMのイメージ強い戸田恵梨香、旬な子役・芦田愛菜などなどバラエティに富んだ出演者たち、そして・・・
④AikoのAikoらしい主題歌、
皆が皆 素晴らしいんです。唯一、関東の人間から見ると高級路線のイメージだった阪急電鉄(電車)に、違和感あたえた賑やか過ぎるひと迷惑なおばちゃんたちの存在を、チョット横に置いてですが。
苦しいとき、寂しいとき、疲れたとき、落ち込んだときに、ヒョイッとポケットから取り出して観たくなってしまうような、携帯のストラップのような愛らしさをもっています。4月29日から上映が始まったばかりです。暑~く、むしむしした梅雨になるまえに、この作品を観て、備えましょう。効きますよ、キット。
(おまけ:会社の先輩に関西学院大出身の方がいました。こんな素敵なキャンパスなんだって、見てびっくりした次第です。この大学を志望しているepisode4の女子高生があこがれるのに相応しい存在でした。"敬礼" 5月2日 日劇2 にて)
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