復旧への祈りを込めて-阿武隈急行線-
宮城県柴田町にある東北本線・槻木駅から福島駅まで、阿武隈川沿いを南下する路線です。東北本線ルートの候補にも昔なっていて、一部が国鉄時代の丸森線でした。HPで確認すると、部分復旧しており、阿武隈急行関係者の精いっぱいのご尽力に頭がさがります。しかし、線中央部の角田駅-梁川駅、保原駅-瀬上駅 が復旧の見込み立っていないとのことです。宮城県南部・福島県とういうと違う問題に集中していますが、ニュースにでていない地元の貴重な交通手段にも、甚大な被害あることを改めて認識し、できる活動をせねば と改めて心しました。
3年ほど前の鉄道記念日、槻木駅から福島駅まで乗車しました。
分岐駅の槻木駅は、ごくごくよくある町の駅です。JRホームの先っぽに、この第3セクターのホームがあります。8100系電車・2両編成の先端には記念のテッピーが飾られています。鉄路と帽子をイメージしてカワユイ。8100系との相性もばっちり。槻木駅を発車した8100系は、市街地のち田園地帯を南下します。乗客はちょっぴり。
途中、角田駅を通り、阿武隈川に並走して走ります。深い渓谷ではないものの、ゆったりと流れるその存在感は路線名にふさわしいのです。ほどなく、列車交換する梁川駅へ。1本過ごして、のどかな風景の中に身を置きました。
ホームをながれる秋風が心地よかったですね。梁川駅からは福島市内に向けう乗客で、徐々に車両はにぎやかになってきました。途中 保原駅では名産の桃をかたどった駅名票がイイ感じ。
そして槻木駅を出発し約2時間半、街並みにビルが見えてくると終着の福島駅なのでした。第3セクターとして十分に活躍している阿武隈急行、地元の方のために復旧を願ってやみません。
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