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2011年1月

2011年1月31日 (月)

第一○号 普通・キハ58&28

 1/22 17:30 富山駅2番線ホームに彼らはやってきました。高岡色の2両編成です。発車まで約30分、70-80年代世話になった鉄道ファンが別れを惜しむ猶予を与えられます。

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 土日11回の登場。3月には定期運航から退くことが決まっています。油臭い香り、本物の網棚、パノラミックウィンドウの運転席、40年近い軌跡が今も続いている実感にあふれる時間。19:11に越中八尾駅に向かって出発、富山駅に戻ってきます。

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 関係者の皆さんに感謝するとともに、Rail Magazine のキハ58特集最後の一文を掲載します。「これまでの彼らの日本全国津々浦々での活躍、日本を支えてきた実績に相ふさわしい産業・文化遺産としての評価と扱いを蒸気機関車に劣ることなく受けてほしいと願う」

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2011年1月30日 (日)

第九号 快速・リゾートビューふるさと

第一号 急行・能登(特急・白山編成)、第二号 快速・マリンライナー、第三号 特急・はまかぜ(キハ181)、第四号 快速・リゾートみのり、第五号 快速・リゾートしらかみ&特急・あけぼのゴロントシート、第六号 急行・きたぐに(モハネ583)、第七号 特急・はやとの風、第八号 しんぺい、ときて 今回の第九号は、快速・リゾートビューふるさとです。

 長野駅を9:03発車、信越線 篠ノ井線を南下して姨捨駅,

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松本駅停車、大糸線を北上して穂高駅,信濃大町駅,白馬駅,

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終着の南小谷駅に13:29入ります。通常より1時間以上時間がかかる理由は、この列車が観光列車のためです。姨捨駅で10分程度、穂高駅で30分程度、信濃大町駅で40分程度停車します。穂高駅では穂高神社への案内があったり、信濃大町駅では昼食に構内の立ち食いそば店で生そばの「極上」を味わう時間まであります。

 JR九州の観光列車同様、女性アテンダントが記念写真撮影や、車内販売・おしゃべりのお伴をしてくれます。姨捨駅で記念に1枚。

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 また、この列車で折り返し、そのまま長野駅に戻る方がたくさんいらしました。列車を移動手段だけにしない。そんなJRの新しい取組が始まっています。

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2011年1月25日 (火)

第9回 大糸線②-アルプス東側を縦断する山あり谷あり山岳線-後半 JR西日本部

 北アルプスの懐に入り、鹿島槍、青木湖、佐野坂、五竜とうみ、白馬47、八方、白馬咲花、岩岳、栂池、白馬乗鞍、白馬コルチナといったスキー場の沿線を過ぎ、電化区間・JR東日本部の終着駅 南小谷。

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 ここからは、姫川沿い渓谷の豪雪地帯を日本海側まで鉄路が続きます。昨年のさよなら運転で姿を消したキハ52に代わり、最新のキハ120の単行運転です。キハ120は、運手席右横のスペースがあり、乗客少なく迷惑かからないので、進行方向かぶりつきでした。雪よけワイパーを避けたタイミングで、数枚写真も撮れた次第です。

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 北小谷駅から小滝駅の間は、雪に埋もれた鉄橋あり、渓谷をくりぬいたシェルターをくぐったり、北アルプス北端の厳しい地形を走る大糸線の見せ場でもあります。

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 35キロを約1時間かけて走破したキハ120が、糸魚川駅に到着しました。海沿いの町、糸魚川では豪雪が嘘のようです。北陸本線メインの駅の片隅に、大糸線ホームがありました。北陸本線を進むと、やがて親不知駅。海の断崖沿いをトンネルでくぐっていくのでした。

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2011年1月24日 (月)

第9回 大糸線①-アルプス東側を縦断する山あり谷あり山岳線-前半 JR東日本部

 篠ノ井線を南下し松本から北上します。本州を代表する山岳路線・大糸線です。まずは、JR東日本所有の電化区間、松本から南小谷まで。

 松本を出発した列車は、北アルプスの手前、穏やかな安曇野を進みます。そんな安曇野の中心が碌山美術館、大王わさび田で有名な穂高駅。

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この先の険しさを感じさせない穏やかな平地の中にあります。

 大糸線の中心となるのが信濃大町駅。

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 ここから北アルプスが迫ってきます。お出迎えは仁科三湖。木崎湖が迫ってきますが、バックの山々が見えずちょっと残念。

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途中、雪に埋もれた簗場駅、そして分水嶺・佐野坂にあるスキー場がすぐ隣に出現しました。

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 天気の具合から北アルプスの雄姿はお預けになりました。気持ちを切り替え、スキーの聖地・白馬駅を過ぎると、姫川の谷沿いに進みます。やがて電化区間かつJR東日本終りの南小谷駅に到着。ここから大雪と深い谷の非電化区間・JR西日本部と大糸線の別の一面が登場します。

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2011年1月23日 (日)

第8回 篠ノ井線-現存するもう一つの日本三大車窓-姨捨駅

 九州・肥薩線の矢岳越えを初鑑賞してから早2週間。3月に定期運行からリタイアする高山本線のキハ58&28にも会いたいし、姨捨の車窓も特急しなの越しだし、ということでこれに最新ハイブリッド車両・リゾートふるさとを組み合わせ、ほぼ1日で回ってしまう計画をたてたのです。時は1/226:30上野発・あさま501号→長野駅から篠ノ井線・普通→姨捨駅から篠ノ井線,大糸線・リゾートふるさと →南小谷駅から大糸線・普通→糸魚川駅から北陸本線・普通→入善駅から北陸本線・はくたか→富山駅から高山本線・キハ58(キハ58&28)”→越中八尾駅,おわら風の盆で有名な町,キハ58の終点。

 まずは、篠ノ井線。姨捨駅に尽きます。この篠ノ井線の敷設工事をされた皆さんに感謝し、普通列車のみのスイッチバック駅・姨捨を満喫させていただきました。その雄大さ、ロケーションの素晴らしを言葉であらわすのは、難しいです。これぞ、写真の出番です。

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2011年1月19日 (水)

お気に入りMOVIE -2009年公開 その3-

 「This is it」「カティンの森」「スラクドッグ」「チェイサー」ときて、くすくす楽しめる邦画を2作品です。

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 「ジェネラルルージュの凱旋」

 チームバチスタの続編で、阿部ちゃんと竹内結子のコンビがいい味出しています。医療ミステリーというジャンルでなく、コメディ・ミステリーの舞台が病院だったという感じの作品。オチがやっぱりなー阿部ちゃん、というのも、読めちゃうでなく「ヨシヨシ」と暖かく見守れるのです。DVDでも観ましたが、ミステリー置いといて2度見ても面白いです。

 

 「おっぱいバレー」

 綾瀬はるかの魅力が炸裂です。女性を意識する学生のグローイングアップ的ムービーで、今回登場する男の子たちの成長を・・・などおもっていると、イエイエどうして 男の子はたいして成長しないんです。無邪気さよ永久に、っと言った具合です。仲村トオルの一言「ナイスおっぱい」、これがシチュエーションといい最高です。おまけですが、キップ売り場では「OPV1枚ください」とか言っていたそうです。この題名を口にするのが恥ずかしいんですと。

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2011年1月17日 (月)

お気に入りMOVIE -2009年公開 その2-

This is it」「カティンの森」に続く2作品は、2009年胸にガツンと響いた人間ドラマ2編です。

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 「スラムドッグ$ミリオネア」

 インド外交官の『ぼくと1ルピーの神様』を「トレインスポッテイング」「ザビーチ」のDボイルが映像化し、アカデミー作品賞まで獲得した作品。インド・ムンバイのスラムに住む子供が、ひたむきに生きようとする姿を、こえだめにわざと落ちるような笑いと、人身売買からどう抜け出すかといったサスペンスと、緩急織り交ぜてグイグイ引き込ませます。クライマックス、日本でもみのもんたで有名なクイズミリオネアに登場し、みのもんた張りの司会者との駆け引きも見ごたえ十分。スラムというとドキュメンタリー風の同情を引かせようとする内容になりそうですが、生きる力をこういう形のエンターティメントに仕上げた関係者に拍手です。

 「チェイサー」

 鬼畜を超えた殺人鬼の非業と、それを逃れようとする悲しきヒロイン、事件を追う元刑事を、ドキュメンタリータッチのドラマで見せるクライムサスペンスと呼ばれるジャンルのとんでもない韓国映画です。R15指定でもあります。早いうちに犯人はわかってしまうのですが、そこからエグイ。後味の悪さも天下一品。実際に起こった事件なんて、ああ恐ろしい。ちなみに、その衝撃度から私の2009No.1作品です。

 

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2011年1月16日 (日)

Sma Sta 泣ける歌ベスト20 そして 70&80年代 フェバリット・ソングス その5 & 6

昨晩のスマステ。竹内結子と草彅剛を迎え、小林克也のDJで発表された邦楽版です。

20

竹内まりや

元気を出して

19

徳永英明

レイニブルー

18

森高千里

渡良瀬橋

17

今井美樹

Piece of my wish

16

チューリップ

心の旅

15

久保田利伸

Missing

14

藤井フミヤ

True Love

13

かぐや姫

神田川

12

沢田知可子

会いたい

11

村下孝蔵

初恋

10

槇原敬之

もう恋なんてしない

9

杏里

オリビアを聞きながら

8

海援隊

贈る言葉

7

イルカ

なごり雪

6

BEGIN

恋しくて

5

My Little Lover

Hello Again

4

岡村考子

夢をあきらめないで

3

オフコース

さよなら

竹内

言葉にできない

2

尾崎豊

I Love You

1

プリンセス・プリンセス

なるほどねぇ。順位:竹内 は、オフコースといえばということで竹内結子一押しが追加されました。ウンウン、納得。さて、ここに出てこない泣ける歌(歌手)、特にヒット曲でないものがたくさんあるのですが、2曲を挙げておかねばと、Movieやめて急遽記した次第です。 この2曲、くしくも作曲は同じ林哲司。この2曲以外にも中森明菜の北ウィング、杉山清貴のふたりの夏物語,きみのハートはマリンブルー、上田正樹の悲しい色やねん、杏里の悲しみが止まらない、竹内まりやのセプテンバーなど、好きで何度も聞いてしまう曲たちの作曲者なんです。

1曲目、松崎しげるの「愛のメロディ」。

年を追うごとに肌の黒さに磨きがかかり、松崎こげるとも呼ばれるこのお方、1978年甲子園入場曲にも選ばれ余りにも有名な愛のメモリー  西武ライオンズの応援歌 が代表曲です。しかし、イエイエどうして、他にも聞きごたえある曲がたくさんあります。その中の1曲が「愛のメロディ」。フルートの音色で、朝もやの湖にたたずんでいるような錯覚を覚えるイントロから、松崎しげるが穏やかな歌声で囁きかけるのです。「夢にまでみた貴女のことを」ひとときも離れたくない、頭の中・レム催眠ででて来ちゃうくらい想っているんですね。「今思い出したの(中略)風のささやき、鳥のさえずり(中略)小さなできごとよ」恋焦がれているってこういう感じなんですよね、という詩が、朝もやがそよ風でゆったり流れるようなメロディに乗って心にしみこんでくるのです。写真は、5曲目に収録されているベスト盤。

 2曲目、松原みきの「真夜中のドア(Stay with me)」。

  Yes my love to youと女性コーラスの歌声に始まり、ドラムの利いた跳ねるようなイントロから「私は私、あなたはあなたと夕べ言っていたそんな気もするわ」と始まり、この出だしを2番でうけつぎ「恋と愛とは違うものだよと夕べ言ってたそんな気もするわ」と展開します。Stay with meなんですけれど、そんな気もしちゃう位にからっとした男女関係の2人なのでした。愛と恋とは違うなどと哲学的な思考を気もしちゃうなどさらっと言ってしまう仲。『愛でも恋でもいい、そんな単語だけの関係を超えた二人(小生考え)』なのです。テンポある曲にのせて展開するのですが、ラストのサビ前 最近いわれるCメロまえのテナーサックスのカッコ好いこと、最後のサビからは詩にかぶさるようなリードギターが余韻を引っ張る引っ張る。アナログなサウンドがてんこ盛りな1曲でもあります。

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2011年1月15日 (土)

お気に入りMOVIE -2009年公開 その1-

まるまる一年前以上たった2009年は、アバターによる3Dブーム始まりの年でした。「2012」Rエメリッヒの集大成的パニック作品、時代設定を変えて若返り新たなファンをつかんだ「スタートレック」、どうなるかと心配しましたが緊迫感あった「ターミネーター4」など洋画大作、「20世紀少年3(完結)」「沈まぬ太陽」「アマルフィ」など邦画大作群と、大がかりな作品が目立った2009年。国宝ならぬ地球宝にまでのぼりつめた職人・Cイーストウッドがまたしてもやってくれた「グラントリノ」でジンワリ&ため息をついてしまった2009年。

そんな中で、気に入ってしまった作品を6編ほど記録に残します。 

まずは、思わず声がでてしまいそうだった2つ。一つは声援、もう一つは嗚咽と対照的なものです。

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2009年、天に召されたMジャクソンが大スクリーンによみがえった「This is it」。メイキングビデオの予定が、本編になってしまうなんて誰が予想したでしょうか。ステージはもちろんのこと、Hボガードがチラっと出てくるのも映画ファンには嬉しいところです。生スリラーも迫力あったし、Beat it あたりでは、マイケル!っと声が出そうでした。映画DVDの初購入もこの作品です。

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 嗚咽は「カティンの森」。旧ソ連が行った行為を淡々と映像化している、そのドキュメンタリー的なところが、この悲劇をド直球で胸に突き刺してきます。内容は割愛。ウィキペディアで詳しくこの事件を説明しています。思わず目をそむけてしまったシーンもありました。前年に「イースタンプロミス」というロシアマフィアに関する作品がありましたけれど、その恐ろしさが同時に浮かび上がりました。巨匠と呼ばれるAワイダが、この事件で亡くなった実父への思いをありったけ、同時にきわめて穏やかに映像化したことを踏まえて観ると、なにか親戚でおきたような そんな不思議な感覚に包まれます。衝撃的です。

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2011年1月12日 (水)

70&80年代 フェバリット・ソングス その4-愛は夢の中に カーペンターズ

南沙織、バナナラマ、オフコース(小田和正)、ときて いよいよ洋楽ポップスの登場です。カレン・カーペンターの透きとおる伸びやかな歌声が忘れられない名曲たちの中で最も忘れられないのが1972年「I Won't Last A Day Without You(愛は夢の中に)」です。

今や死語になりつつある深夜放送を聞きながらこたつに入って勉強してた頃、なぜかホッと一息つけた甘みの少ないカフェオレのようなイメージの曲です。リチャード作曲のピアノによるイントロ、賛美歌にも聞こえるようなコーラスからカレンの甘い声で囁き歌いかけます。本国ではチャート今一だったのですが、日本ではヒットした記憶があります。私がそうなように、日本人の音感には特に心地よく響いたのかもしれません。You Tubeで今でも蘇るのがうれしいかぎりで、先ほど また見に行ってしまいました。こういう言い方がふさわしいかわかりませんが、この曲とイエスタディワンスモアは、セレトニンが増やせる曲です。

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2011年1月11日 (火)

第7回 肥薩線③-日本三大車窓だけじゃない・山岳鉄道の魅力満載-いざ山線へ

肥薩線の吉松-人吉間は、八代-人吉間の川線に対し、山線と呼ばれています。スイッチバックが2か所、ループ線、日本三大車窓の矢岳越えとフルラインナップなのです。

吉松駅を発車した「しんぺい」は、勾配に向かいエンジン全開で登っていきます。やがて、最初の停車駅・真幸駅に到着します。

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「まさき」と読みますが、漢字の並びから「真の幸せ」を意味する駅として、人気があります。悲しい歴史をもつホーム上の鐘も、いまや観光ポイントになっています。

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私も1回だけ鳴らしました。1回はちょっとだけ幸せになるそうです。ほとんどの観光客が3回とこの上ない幸せを求めていて、1回しか鳴らさなかった私は「それでいいんですか」風な目線で見られておりました。駅では、地元の有志の方が物産を並べ、観光雰囲気を盛り上げています。10分ほど停車後、いよいよ最初のスイッチバックに入ります。

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スイッチバックの折り返し後の登りではホーム上の有志の方に手を振って、ごあいさつ。ありがとうございました。

エンジン音全開で勾配をのぼるキハ47、矢岳第2トンネルを過ぎると、いよいよ旧国鉄が定めた日本三大車窓のひとつ「矢岳越え」です。矢岳越えまでこずとも、トンネルの合間からみごとな遠望が開けていましたけれど、その頂点は名にたがわず矢岳越えでした。

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霧島連峰をバックしした姿が、現存するもう一つの三大車窓である信濃平メインの篠ノ井線・姨捨とは違うところです。狩勝峠も観てみたかったと思いました。ほどなく、最高地点の矢岳駅。ここも木造駅舎です。

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観光鈍行「しんぺい」は下りはじめ、やがてループ線内にスイッチバックをもつ大畑駅を眼下にみることができました。親切にも、説明看板までありました。

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釜石線・陸中大橋駅のヘアピンカーブと違い、確かにループ線自身はわかりにくいですね。

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大畑駅で最後のスイッチバックを終えると、下り下って日本こちらも三大急流・球磨川を渡って終点の人吉です。

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ここから、川線の人吉-八代間を経て、肥薩線の旅も終りです。

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ちなみに、私はというと、この後 博多からのぞみ52号に乗り、21:33に東京駅へ到着しました。

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この日、博多発6:00のリレーつばめから始まり、15時間33分の乗車でした。おしまい。

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2011年1月10日 (月)

第7回 肥薩線②-日本三大車窓だけじゃない・山岳鉄道の魅力満載-アプローチ

新幹線を迎えることになり近代的な建築物に生まれ変わり、名前まで変えてしまった鹿児島中央駅(旧・西鹿児島駅)から、いざスタート。

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第一ランナーは、鉄道の聖地と呼ばれた吉松駅までの「はやとの風」。途中、日豊本線・隼人駅からが肥薩線です。、あずは、錦江湾越しの桜島がお迎え。地元の方は粉じんで困っている桜島も旅人にとっては美しいことこの上ないです。車内放送でもPRしています。

隼人からはいよいよ肥薩線ですが、まずは森林風景の中から望む霧島連峰がお出迎え。景色のインパクト不足を補うのが100年の歴史を謡う木造駅舎の数々。特に嘉例川駅は100年の歴史を前面にだせるほど、整備がいきとどいて見事です。車内でもワゴンサービスで地元の味をチョイ食べできます。写真にはありませんが、さつまいも餡の天然酵母パンを頂戴しました。

観光特急「はやとの風」は、嘉例川駅などに停車し、普通列車と変わらぬ所要時間で吉松駅に到着します。山岳鉄道本命の人吉まで乗車する観光鈍行「しんぺい」まで、吉松駅横のSL・C55を見学。山口線で有名な貴婦人C57の原型C55です。これから乗車する矢岳越えを力走していた雄姿が、目に浮かぶようです。ホームに戻ると「しんぺい」が入線しています。ワンマンカー用のミラーを使って、記念撮影。

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2011年1月 9日 (日)

第7回 肥薩線①-日本三大車窓だけじゃない・山岳鉄道の魅力満載-前置き

1(2010/11/20) 瀬戸大橋線、第2回(2010/11/21) 小湊・いすみ鉄道、第3(2010/11/25) 氷見線、第4(2010/12/5) 東武鬼怒川・野岩・会津鉄道、第5(2010/12/6) 只見線、第6(2010/12/15) 五能線 ときて、いよいよ肥薩線の登場です。昔の鹿児島本線転じて九州南部の1ローカル線でしたが、JR九州がデザイナーの水戸岡氏を顧問に迎え創った観光列車「はやとの風」「いさぶろう、しんぺい」を配し、100年の歴史をもつ木造駅舎の嘉例川駅など観光PRに生かし、これに現在では鉄道遺産ともいえるスイッチバックやループ線といった山岳鉄道を楽しめる路線として、ある意味 進化をとげたローカル線です。九州新幹線の全線開業、山陽新幹線乗り入れ「みずほ」「さくら」の投入などの華やかなA面の裏で、熊本・鹿児島を訪れる旅人へのエンターテイメントとして、ますます人を集めるだろう路線です。

当日 朝6:00 博多をリレーつばめで出発。

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新八代でつばめに乗り換え。

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8:33には鹿児島中央に到着しました。日本の新幹線・南端がここにあります。その先には桜島の雄姿が待っている、なんとも感慨深い風景なんです。肥薩線へここからスタートします。

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2011年1月 8日 (土)

富士山 謹んで撮らせていただきます

高いところから、失礼します。富士山殿。

飛行機から撮影した富士山です。ため息ついちゃいました。絵に描いた富士山を、上から見たらの図。後、鷹と茄子があれば言うことなしですね。

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瀬戸大橋の方は、少しくすんでいました。

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2011年1月 3日 (月)

2011年 お正月風景

縁起ものの獅子舞が、日暮里の町内をまわっていました。日本のお正月を感じます。

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お正月の散歩は、巣鴨から鬼子母神まで、都電・荒川線沿いです。

まずは、おばあちゃんの原宿として有名な巣鴨地蔵通り商店街。老若男女、バラエティーに富んだ組み合わせが、高岩寺ならではの初詣特徴ですね。

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都電に向かって歩いて行くと、猿田彦大神があります。都電の駅名にもなっている、通称・庚申塚です。ここで初詣しました。

大塚に向かい都電沿いに歩きます。のどかな風景が広がります。巣鴨新田は、いかにも停留所といった雰囲気です。

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やがて大塚。なんか味あるなあ。ということで、美味しいモナカ屋さんです。

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2キロ位歩くと、鬼子母神さんにたどり着きます。途中、雑司ヶ谷霊園や、なつかしの井戸にも会いました。皆さんにとって、良い年になりますよう。

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2011年1月 1日 (土)

2011年の夜明け

高さ539mになった建設中のスカイツリー と 初日の出の共演です。

今年は隣接して建設中のビル上部2機のクレーンが太陽を引き上げてきました。(スカイツリー⑦)

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TV中継のヘリコプターだけでなく、小型機が上空を旋回し、極冷えの大気上に一筋の軌跡を残しています。

昨年の日の出をオマケで再掲します。

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[2011年度日の出の光景]

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