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2010年12月 8日 (水)

根岸 子規庵

12月5日、只見線帰りに下車した日暮里駅で見つけた「日暮里・谷中散歩マップ」。

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良く見てみると、子規庵があるではないですか。

しかも今日は、坂の上の雲 第2部が始まる日。早速、午後に行ってきました。

社宅から歩くこと約15分、不釣り合いなラブホ街のはずれに、その質素なたたずまいに出会いました。

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入館料500円を払い、中に入ると、人人人。記帳を見ると、日本中からいらしているようです。

ドラマのセットで見た光景と、同じ室内がそこにありました。館内は写真撮影不可なので、パンフを添付。

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野球の写真イメージがあったのですが、飾られている子規の病床写真では、少し違っていました。苦しそうだけど、精いっぱい生きようとしている姿がそこに。

子規が見たであろうガラス戸越しの庭のヘチマが、子規が執筆につかった机が、時を超えて胸に響きます。

また、別棟には子規が病んだ脊椎カリエスのことも展示ありました。

庭には訪れた方々の残した俳句が展示してあり、ありきたりな言葉ですが、肉体は滅んでも心の中に生き続けている正岡子規の存在を実感しました。

子規庵を後にすると、そこはラブホ街。別の意味の生の営みがあるんでしょうね。なんとも不思議な時間を体験した12月5日午後でした。 

ちなみに、このあたりは前田公のお屋敷だったとのことです。

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