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2010年12月

2010年12月31日 (金)

谷中七福神めぐり と 2010年 大みそか 日暮れ前のスカイツリー

新年を迎える準備が整った都内の社寺。喧騒の前の静かなたたずまいに触れると、心がやすまります。墓を掃除し、お花を供えて、こちらも整いました。

翌朝、新年になるとを初詣と並んで賑わいを見せるのが、あちこちの「七福神巡り」。特に「谷中七福神」は谷中・根津・千駄木という俗称「谷根千」ブームの中、多くの方で賑わいます。ご朱印を1枚の和紙作り台紙にいただきながら、巡っていきます。七福神巡りはある意味、初詣パック徒歩小旅行。人生が旅のように、人間にとって 旅とは切っても切れない縁があることを改めて感じてしまう次第です。

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2010年締めは、16:27撮影の夕暮れスカイツリーです。東京を見守る、鎮守様のような存在に見えてきたというと大げさでしょうか。(スカイツリー⑥)

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おまけ、夕暮れの日暮里・諏訪神社の森の間に浮かび上がる富士山です。

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2010年12月29日 (水)

2010年のお気に入りMOVIE その5 そして 2010年振り返り

時代劇が多かった2010年の邦画。その1本で、抜群の存在感を感じたのが「花のあと」の北川景子でした。悪役をやらせたら天下一品の中村亀治郎に向って、心に秘めた相手を奪われた思いを胸に剣をとるラスト近く、1人立ち向かうその気高さにはシビレました。

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2010年、これから観に行く相棒Ⅱを踏まえ、もう一度見たいな! と いう 5作品を劇場観賞作品リストから選びました。③のマチェーテは18禁作品です。B級映画の極め付けとだけ添えておくことにします。

            12   相棒Ⅱ               (シネマサンシャイン)

         ②バーレスク             (ルーブル)

          Battle Ship Yamato         (イクスピアリ)

      11  ③マチェーテ             (新宿バルト9)

   10   エクスペンタブルズ         (上野東急2)

   ⑤七瀬ふたたび            (シアターN渋谷)

  8   ルンバ               (シャンテシネ)

          アイスバーグ            (シャンテシネ)

      7   ソルト               (上野東急)

          トイストーリー3          (上野東急)

インセプション           (丸ピカ1)

    アイアンマン2           (スカラ座)

      6   告白                (日劇2)

         ④Railways              (イクスピアリ)

      5   のだめカンタービレ最終楽章     (日劇)

      4   第9地区              (シネマロサ)

          名探偵コナン天空のロストシップ   (日経ホール)

          花のあと              (丸の内TOEI)

      3   NINE              (丸ピカ1)

          時をかける少女           (新宿ピカデリー)

          ゴールデンスランバー        (日劇2)

      2   交渉人 The Movie        (丸の内TOEI)

 インビクタス            (丸ピカ1)

      1   ソフィーの復讐           (新宿ピカデリー)

          ヤマト復活編            (池袋HUMAX)

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2010年12月28日 (火)

2010年のお気に入りMOVIE その4

今年の邦画はバラエティに富んでいました。

その対極同士にある2作品、

RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語」と「告白」です。

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RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語」

舞台になった一畑電鉄車両のことも、主人公を年齢相応かつ巧いな~と思わせた中井貴一も、ちょっと横に置いて、何が印象に残ったかというと、

 この主人公を採用した電鉄社長役の橋爪功のとっても暖かいまなざし。

 母役の奈良岡朋子が主人公の運転する列車に初めて かつ 唯一回きり乗車をときの母親としての満ち足りた表情。

 読めていたラストシーンですが、最終的にそんな夫(主人公)を受け入れた高島礼子の「しょうがないわね、まったく」っといいたげな微笑み。

 松任谷由美の「ダンスのように抱き寄せたい」をバックに映し出される宍道湖北側の風景。

心がさみしくなったら、ほっこり温まりに行きたくなる作品です。

「告白」

松たか子の淡々とした表情が衝撃的な展開に現実味を与えている、いわずもがなの作品です。原作読まないで観てきました。こちらも、一番大切なものを傷つけるラストが読めてしまいましたが、そうくるか と想像ついた瞬間に、思わず「やっちゃった」と小さく声を漏らしてしまいました。す、す、凄い。

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2010年12月25日 (土)

12月25日 ライトアップしたスカイツリー

クリスマスの24,25日、工事中のスカイツリーが夜の装いを身にまといました。工事用照明を利用したライトアップです。下から見ると、華やかさはありません。しかし、TVで空中からの撮影を見たら、一千万円の東京夜景の中で、その存在感は抜群です。といっても、元祖東京タワーに敬意を表して控え目なところが、これまたイイ。聖なる夜にピッタリなのでした。(写真昼間は1223日)(スカイツリー⑤)

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2010年12月24日 (金)

70&80年代 フェバリット・ソングス その3

アイドルポップス、ディスコサウンドと続き、次は洋楽ポップスの予定でしたが、今日はクリスマス・イブ。だったらこの人しかいないでしょう、って山下達郎ではありません。達郎の大々ファンですが、ここはTBS「クリスマスの約束」を今晩もプレゼントしてくれるオフコース・小田和正、「秋の気配」です。

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小田さん、還暦を超えてもなお、「YesNo」で君を抱いていいの好きになっていいの・・・などと歌ってしまう、尊敬しつつも信じられない存在です。

好きな曲がたくさんある中で、この「秋の気配」、いち時期 浜田省吾「片思い」、松山千春「旅立ち」と並んでせつない歌の代表曲として、日曜夜のラジオ番組・全日空ミュージュックスカイホリデーで選ばれていました。

クラシックギターの音色から始まり、トライアングルが締めるイントロから、もうせつなさバージョン全開です。「あれは貴女のすきな場所」から始まり「こんなことは今までなかった、僕があなたから離れていく」、そうなんです(また川平調になってしまいましたが)男性が女性を振るという、珍しい詩の世界があります。せつなさを超越して自分の彼女に対する気持ちを客観視しているのです。浜省とは違う淡々とした小田和正のやや高音な歌声がそんな詩に臨場感を与えています。

個人的にはこのアンサーソングが聞きたいですね。詞はともかく、歌ってくれるなら、今晩のクリスマスの約束にも出演する松たか子あたりかなあ。

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2010年12月23日 (木)

12月23日 日の出とスカイツリー + アルファ

天皇誕生日を祝うように、澄み切った青空が広がっています。冬至翌日、日の出が限りなくスカイツリーに近づいて、どこかLoveLove状態みたい~というのは、言い過ぎでしょうか。(スカイツリー④)

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+アルファの今回は、社宅のベランダからの鉄道写真を少々。
Dsc01961日暮里・舎人ライナー

Dsc01966東北新幹線と京成本線

Dsc01967常磐線

この他、東北本線と並走する山手線、京浜東北線も見えます。   

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2010年12月21日 (火)

70&80年代 フェバリット・ソングス その2

ディスコサウンドのマイNo.1、バナナラマの「アイ・ハード・ア・ルーマー(I Heard a Rumour 1987年」。

バナナラマといえば、今は演歌歌手で有名な長山洋子カバーのヴィーナスを一番にあげる人が多いですね。でも真髄は、これ。マイケル・フォーチュナティのこれまた有名な「ギブ・ミー・アップ」のまねとか言われても構いません。このサウンドの圧倒的な存在感の前では、そんなこと忘れてしまいます。六本木のレキシントンクイーン、芋洗坂途中にあったウィズで開催したダンパがとっても懐かしいです。

You Tubeで「I Heard a Rumour」とすれば、80年代がほらそこに。

マハラジャ前に卒業してしまいましたが、マハラジャのお立ち台で大繁盛と耳にして安心したのでした。

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2010年12月20日 (月)

2010年のお気に入りMOVIE その3

行ってきました、バーレスク。アギちゃん、最高。

 

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ショーアップされたダンスを見せるエンタテインメント・クラブ“バーレスク”のスターとして華開いて行く女性を、そのパワフルな歌声で見事に演じ切ったクリスティーナ・アギレラにスタンディング・オベーションです。

ストーリーがどうとか、下世話とか酷評している人もいますが、わからない人にはイインです(とサッカーの川平調になってしまいましたが)、ミュージカルではなくショーなのですから。という訳で、ショーに興味のない人はお引きとり願いましょう。

日本のバーレスクというと今ではストリップのイメージしかないのが寂しいです。そこはやっぱりアメリカ。明るい。たとえば楽屋の雰囲気。日本のとは違いますね。違うといえば、アメリカはゲイの国だと改めて認識させられました。アギちゃんはいいけどゲイは要りません。チラリズムのセクシーさと、ド迫力のレビュー、絶対絶対 小屋(劇場)でみる作品です。

インビクタスと・・・迷っちゃう今年の1本に出会ってしまいました。

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2010年12月19日 (日)

583系 きたぐに

世界唯一の電車寝台として脚光を浴びた交直両用特急電車国鉄583系は、現在 急行・きたぐにとして、大阪-新潟間の夜行ダイヤを支えています。

来週、高校生の息子が部活で乗車しにいくことになった記念に、20085月に乗車したときの記憶をアップします。

外装色は、国鉄時代の青帯ではありません。下の写真が友人から寄贈してもらった国鉄色の583系写真です。磐越西線・あいづライナーの臨時運用でのヒトコマです。1968年から走り続けている583系、雨風にさらされ汚れた顔をしていますが、国鉄色青帯の雄姿は今も変わりません。

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車内の様子。普通車、B寝台車、そしてその晩お世話になった下段です。

上段との高さがあまりないため、体を起して座ることはできませんが、幅は広く106cmです。上中段は70cm。そして何よりも下段のいい点は、窓丸ごとひとつ独り占めできることです。寝台の構造上 中段、上段は、窓にかかることができずのぞき窓のような小窓があるだけです。下段窓よりの上部には少し隙間があって、そこで身を起して、流れていく大阪の夜景に身をゆだねました。

翌朝、長岡駅でお別れです。

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2010年12月18日 (土)

70&80年代 フェバリット・ソングス その1

携帯プレーヤーが大容量化され、オキニを沢山入れ込んでいます。70年代80年代、アイドルポップスから始まって海外ポップス、ディスコサウンド 何度も聴き入ってしまう作品がそこにあります。

第1回目は、南沙織「哀愁のページ」

天地真理、小柳ルミ子 とあわせ3人娘など称されていましたが、アイドル性よりもアーティスト性の高さを感じました。

まさに、それを象徴するのが1972年作品の「哀愁のページ」です。オルゴール調のイントロから、南沙織の英語での語りかけ、この年代にはやったハミング、もう南ワールドに突入です。

「秋の風が吹いて船をたたむころ」 夏の喧騒が嘘のような海岸にたたずんでいます、  「そんな幸せにも別れがくるのね」 夏の恋が終わっちゃったんだね、  「あやまちなんて誰にもあるわ」 そうだそうだ、  「あなたのことも思い出」 その潔さがイイ、  ・・・「さよならするたびに大人になっていく恋人たち」 その通り!自分の経験をもとに一般化したんだね。うんうん納得。

この歌詞が、筒美京平のクラシック音楽を感じさせる(くらいの)メロディをたずさえて、あたかも 南沙織が "ほら そこで"歌っているように聴こえてくるのです。フルートやチェロ、トライアングル(たぶん)の音色が秋の穏やかさを印象付けます。

忘れられない1曲です。

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2010年12月17日 (金)

12月17日 日の出とスカイツリー

澄み切った青空が美しい12月17日朝。出社前に、撮りに行ってしまいました。前回11日から6日しか経っていませんが、太陽がスカイツリーに近づいている(より南)様子がわかります。今回は、日暮里駅前の高層マンションを構図に入れた1枚も。

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2010年12月15日 (水)

2008年12月 五能線とゴロントシート 

最近の冬の記憶です。

リゾートしらかみ・橅編成で弘前から秋田まで、秋田からは寝台特急あけぼの・ゴロントシートで上野まで。

冬の五能線は、日本海の厳しさを十分感じさせてくれます。20数年前の初回訪問は夏だったので、印象が全然違いました。夕日の美しさも天下一品。リゾートしらかみは、JRはやりのリゾート列車のはしりだけあって、乗り心地よかったです。日本海の荒波を堪能しながらコンパートメントで盛り上がっているお年寄りの皆さんの笑顔も印象的でした。これも、しらかみがあってのことですね(写真では通路からの様子だけですが)。

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ゴロントシートは、B寝台車そのものです。浴衣やシーツ、まくらが無いです。でも、特急料金だけで乗れるのですから、文句無し。おやすみなさい、です。

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2010年12月13日 (月)

2010年のお気に入りMOVIE その2 

2010年映画の振り返り、第ニ弾。

大好きな作家・筒井康隆の趣の違う2作品です。ひとつはリメイク、もうひとつは何度かTVドラマ化されたものの初の映画化です。

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[時をかける少女]

1980年代 大大大好きな大林監督が、原田知世を世に送り出した名作のリメイクです。この時は尾道3部作の2作目として登場しました。学芸会のような芝居と揶揄されましたが、そこに愛おしさを感じたのでした。加えて、尾道・竹原の美しい風景がこのファンタジーにマッチしていること。ロケ地巡りはもちろんのこと、尾道映画祭というのがあって 大林監督に会いに行ってしまったものです。

リメイクは、主演・仲里依紗、舞台は東京。今回は、原田知世演じた芳山和子の娘がタイムトラベルするという設定です。ゆえ、完全なリメイクではありません。続編ということでしょうか。主題歌も松任谷由美から、いきものがかりに変わっています。ですから、前作との比較は野暮というもので、元気娘・仲の奮闘をちょっとハラハラしながら感じる作品に仕上がっています。万人受けするものでは無いと思いますが、楽しめました。

[七瀬ふたたび]

芦名星という清楚な女優を迎えて、原作にそって映画化されました。おまけに、ショコタンの「プロローグ」という短編もついています。お金がないせいか特撮はチャチイですが、芦名星が、七瀬のこころの葛藤をその清楚な美しさを最大限に生かして、演じきっているところに感動してしまいました。ショコタンの短編もなかなかで、この人の才能を「ギガ」感じた次第です。原作好きな方には、お勧めできる作品でした。

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2010年12月12日 (日)

10月11日 高さ478mのスカイツリー

快晴だった10月11日のスカイツリーです。(スカイツリー③)

定点からみると、太陽の昇る位置がまだ北寄りです。

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高さ478mまで伸びてきました。(現在は511mです)

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有名な十間橋の逆さツリーなど、押し上げ街角ツリーです。

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2010年12月11日 (土)

12月11日 日の出とスカイツリー

12月11日 たまった仕事を片づけようと早起きしていたら、どこかのビルから光が反射されてきました。 「日の出だ」 小休止して、定点観測です。

今日も元気にそびえております、スカイツリーが。あかつきのスカイツリーといったところでしょうか。見とれてしまいました。いつ空に発射してもおかしくないような姿です。昔サンダーバードで見た火星探査ロケットを思い出してしまいました。

ロケットつながりで、厳しい状態になっている金星探査機・あかつきの無事を祈りつつ、ネットであかつきを調べていたら、意味の書かれているところがあり見てみると、なんと「あかつきは夜深い時刻」の意なのですね。空が白み始める時刻とばっかり思っていましたが。

勉強になりました。

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2010年12月10日 (金)

豊橋駅 飯田線 秘境駅弁当

豊橋での通過列車待ちで購入できました、はやりの秘境駅です。

名物のいなりが入ってるの嬉しかったです。パッケージGOODです。渡らずの鉄橋がメインとは、通が作った駅弁ですね。伊東駅名物のいなり寿司も食べたくなってしまいました。

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2010年12月 8日 (水)

根岸 子規庵

12月5日、只見線帰りに下車した日暮里駅で見つけた「日暮里・谷中散歩マップ」。

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良く見てみると、子規庵があるではないですか。

しかも今日は、坂の上の雲 第2部が始まる日。早速、午後に行ってきました。

社宅から歩くこと約15分、不釣り合いなラブホ街のはずれに、その質素なたたずまいに出会いました。

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入館料500円を払い、中に入ると、人人人。記帳を見ると、日本中からいらしているようです。

ドラマのセットで見た光景と、同じ室内がそこにありました。館内は写真撮影不可なので、パンフを添付。

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野球の写真イメージがあったのですが、飾られている子規の病床写真では、少し違っていました。苦しそうだけど、精いっぱい生きようとしている姿がそこに。

子規が見たであろうガラス戸越しの庭のヘチマが、子規が執筆につかった机が、時を超えて胸に響きます。

また、別棟には子規が病んだ脊椎カリエスのことも展示ありました。

庭には訪れた方々の残した俳句が展示してあり、ありきたりな言葉ですが、肉体は滅んでも心の中に生き続けている正岡子規の存在を実感しました。

子規庵を後にすると、そこはラブホ街。別の意味の生の営みがあるんでしょうね。なんとも不思議な時間を体験した12月5日午後でした。 

ちなみに、このあたりは前田公のお屋敷だったとのことです。

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2010年12月 6日 (月)

ご無沙汰! 只見線② (当日)

12月5日 会津若松5:59発小出行き に乗車してきました。約25年ぶり。

一日3便の小出行き一番列車です。

キハ40の2両編成で、いよいよ出発です。車内は、小生入れて4名。ちなみに全員が小出まで乗車していました。

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西若松駅で会津鉄道とわかれ、いよいよ只見の地に向かいます。

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雲が早朝の空を埋め尽くしている会津盆地。

その盆地を見降ろしながら走ってきた列車が、盆地最後の駅・会津坂下駅で小休止です。

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ここからは、エンジンを唸らせながら山間をのぼっていきます。

エンジン音がなくなったころから車窓には只見川の姿がチラホラ。湖のように穏やかな水面が、鏡のように雲や山や森を映していました。

森の木はほとんどが木の葉を落として冬支度。来年の紅葉の美しさがなんとなく目に浮かびます。ちなみに、前回は2月、今回12月訪問でなぜか紅葉時には縁がありません。

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しばらくすると次の小休止駅、会津宮下。駅員さんが手に持っているのはタブレット。

タブレット交換かあ、ローカル線らしい風景です。まさに、只見線に乗っている、と実感。

車内に戻って、2両目の誰もいないロングシート車の窓越しに、会津宮下の駅名表示をパチリ。

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走り続けた列車は、8:02に只見線の中心駅である会津川口駅へ。

まったくの遅れなし。さすが日本の鉄道。列車行き違いもくるいなしでした。

隣がすぐ只見川で、心休まるロケーションです。そういえば、水のある風景っていいですよね。砂浜、磯、川面、湖畔、滝。

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深い山の途中にありました川面を穏やかにしている原因(?)であるダムが。

やがて、平地が続くようになったら、飯田線名物「渡らずの鉄橋」もどきも発見。

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連続した家々が見えてきたところで、列車は、只見駅に到着しました。

8:53定刻通り。会津若松から2時間56分。

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ここからいよいよ六十里越え。ほとんどがトンネルの中、瞬間的に見える景色の美しいこと。

写真の反対側に迫りくる山々の雄姿あったのですが、写真間に合わずトンネルの中へ。

そして新潟県側の大白川駅へ。いつの間にか、空は快晴です。

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  ここからは徐々に乗客も増えてきて、地元の脚・只見線の雰囲気になってきました。途中、須原では駅前に開業前のスキー場の姿も。

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列車は、定刻の10:13に小出駅に到着。

只見線を満喫した4時間ちょっと でした。「またくるね」、がんばってくれたキハ40に一声かけて、只見線ホームを後にしました。

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東京へは、浦佐駅から快晴の中を上越新幹線で戻ります。到着がほぼお昼なので、累計23時間の只見線訪問旅程でした(おしまい)。

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2010年12月 5日 (日)

ご無沙汰! 只見線① (の前日)

12月5日 会津若松5:59発小出行き に乗車してきました。約25年ぶりです。

4日に小出回りで日帰り訪問しようとしたのですが、あまりにも天気が悪っかたので、前泊スタイルに変更。

以下、前日分です。

家の用事終了後、12:51飯田橋駅を出発。

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新宿からは湘南新宿ラインのG車で宇都宮へ。

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車内の電光掲示板では、全線開通した東北新幹線運休のニュースが頻繁に流れていました。東京はこんなに快晴なのに。そういえば、新車両は「はやぶさ」でなくてやはり「はつかり」が良かったなあ。

宇都宮で日光線に乗り換え。開業120周年記念で、駅名表示や車両外装までレトロ明治調の日光線でした。

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約4年ぶりの日光。韓国研修社会人10名くらいを引率した以来の訪問。

ここでJRを離れ、東武日光へ移動。待ち時間を金谷ホテルカフェでチョイお茶しました。

駅前のみやげもの街では、もしツアで紹介していた「あげ湯葉まんじゅう」に行列ができていました。混雑ぶりに賞味は断念。

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東武日光からは東武6050系です。下今市で、浅草始発の会津田島駅に乗り換え。

鬼怒川温泉でほとんどの人が降りてしまい、一時的に一人ぽっちのこともありました。

終着の会津田島駅ではストーブとツリーがお出迎え。

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ここから会津鉄道のワンマンカーに乗り換え。車内はクリスマス調でいい感じでした。

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途中、再び一人ぽっちになりながら、21時前に会津若松に到着。飯田橋から8時間弱の旅程でした。

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さあ、明日はいよいよ只見線。天気の回復を祈って、おやすみなさい。

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2010年12月 4日 (土)

2010年のお気に入りMOVIE その1

そろそろ2010年もラストスパート。

映画の振り返りをしています。第一弾。

[インビクタス]

2月公開でした。Cイーストウッドって、なんでこんなに感動できる作品を次から次と作れるのでしょうか。MフリーマンやMディモンの、はまった役作りももちろんですが、何もかにもが素晴らしい。

ラグビーに政治信条に人生観に人間愛に、ん~たまらん。超ドB級映画の「マチェーテ(これも大好き)」の完全対極にある作品として、2010年印象に残った作品です。

最後の方、ラグビー競技場にジャンボジェットが、あっ と思ったあのシーン エカッタです。30年前の「ブラックサンデー」の飛行船テロの、こちらも対極にあるシーンでした。

書いているうちに思い出して、心がじわっとしてしまった12月4日 朝でした。

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2010年12月 1日 (水)

Battle Shinai ヤマト

12月1日 公開日に見てきました。イクスピアリにて。

残念ながら感動なかったです。偉そうに言えることではなく制作した皆さんの努力に感謝します。でも一応理由を。①地球が瀕死の状況表現いまいち伝わらない、②ワープの部分が雑、③古代には波動砲しかないのか、④森雪はツンデレ女性ではない、⑤スターウォーズ・スターシップツゥルーパーズ・エイリアン2のまねっこ多い、⑥上陸艇がチャチイ、⑦古代役のキムタクがいつものキムタクと同じキャラ、⑧硫酸の海で耐えるシーンとか息の詰まるハラハラ感ないがない、⑨デスラーでてこない、など。

波動エンジンの描写、地表を割って発進するシーンなど、オオッと思ったのですが、続きませんでした。

けど、実写化しようと頑張った皆さんを労って、乾杯です。(ツリーきれいでした)

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