2010年のお気に入りMOVIE その4
今年の邦画はバラエティに富んでいました。
その対極同士にある2作品、
「RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語」と「告白」です。
「RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語」
舞台になった一畑電鉄車両のことも、主人公を年齢相応かつ巧いな~と思わせた中井貴一も、ちょっと横に置いて、何が印象に残ったかというと、
① この主人公を採用した電鉄社長役の橋爪功のとっても暖かいまなざし。
② 母役の奈良岡朋子が主人公の運転する列車に初めて かつ 唯一回きり乗車をときの母親としての満ち足りた表情。
③ 読めていたラストシーンですが、最終的にそんな夫(主人公)を受け入れた高島礼子の「しょうがないわね、まったく」っといいたげな微笑み。
④ 松任谷由美の「ダンスのように抱き寄せたい」をバックに映し出される宍道湖北側の風景。
心がさみしくなったら、ほっこり温まりに行きたくなる作品です。
「告白」
松たか子の淡々とした表情が衝撃的な展開に現実味を与えている、いわずもがなの作品です。原作読まないで観てきました。こちらも、一番大切なものを傷つけるラストが読めてしまいましたが、そうくるか と想像ついた瞬間に、思わず「やっちゃった」と小さく声を漏らしてしまいました。す、す、凄い。
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