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2010年12月13日 (月)

2010年のお気に入りMOVIE その2 

2010年映画の振り返り、第ニ弾。

大好きな作家・筒井康隆の趣の違う2作品です。ひとつはリメイク、もうひとつは何度かTVドラマ化されたものの初の映画化です。

Dsc01929

[時をかける少女]

1980年代 大大大好きな大林監督が、原田知世を世に送り出した名作のリメイクです。この時は尾道3部作の2作目として登場しました。学芸会のような芝居と揶揄されましたが、そこに愛おしさを感じたのでした。加えて、尾道・竹原の美しい風景がこのファンタジーにマッチしていること。ロケ地巡りはもちろんのこと、尾道映画祭というのがあって 大林監督に会いに行ってしまったものです。

リメイクは、主演・仲里依紗、舞台は東京。今回は、原田知世演じた芳山和子の娘がタイムトラベルするという設定です。ゆえ、完全なリメイクではありません。続編ということでしょうか。主題歌も松任谷由美から、いきものがかりに変わっています。ですから、前作との比較は野暮というもので、元気娘・仲の奮闘をちょっとハラハラしながら感じる作品に仕上がっています。万人受けするものでは無いと思いますが、楽しめました。

[七瀬ふたたび]

芦名星という清楚な女優を迎えて、原作にそって映画化されました。おまけに、ショコタンの「プロローグ」という短編もついています。お金がないせいか特撮はチャチイですが、芦名星が、七瀬のこころの葛藤をその清楚な美しさを最大限に生かして、演じきっているところに感動してしまいました。ショコタンの短編もなかなかで、この人の才能を「ギガ」感じた次第です。原作好きな方には、お勧めできる作品でした。

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